日記帳だ! with Tux on Libserver

二度目の大改造!! 日記帳…か?を継承し、より柔軟でパワフルなBlogに変身しました。

RSSに対応しています。リンク・コメント・トラックバックは自由にしていただいてほぼ問題ありません。
RSS購読方法、僕のリンク・コメント・トラックバックについての考えを読むことをおすすめします。

JavaScriptを有効にし、Cookieを受け入れ、以下のブラウザを使うことで完全なコンテンツが楽しめます。
Mozilla Firefox 3.0(Get Firefox)・Opera 9.6・Safari 3.2・Lunascape 4/5(Gecko)・Lunascape 5(WebKit)
Internet Explorer 7/8とそれを使うIEコンポーネントブラウザ(Lunascape・Sleipnirなど)

<< 過去

未来 >>

導通してしまうから絶縁した

以前、24Vのパルス信号を作るためにFETを使った治具を作ったという話を書いた。

ファンクションジェネレータの出せないもの

FETをユニバーサル基板に貼り付ける

この治具は大活躍しているのだが、とある用途で使うには問題があることがわかった。


治具には2つのFETが付いていて、2チャンネル出力のファンクションジェネレータでそれぞれ駆動する。

今回はFETを無電圧接点として使い、それぞれ入力Aと入力Bに使った。

すると、入力Aは想定通りの入力が入ったのだが、入力Bは入力が入らない。

おかしいなぁと思って回路図を見直したり、配線を付け外ししたりして調べたところ原因がわかった。

入力Aと入力Bのマイナス側の電位に差があったからだ。


FETにはソース・ゲート・ドレインの3つの端子がある。

FETを駆動するファンクションジェネレータのGNDをソース、信号をゲートに接続する。

そして、無電圧接点入力のマイナス側をソース、プラス側をドレインに接続する。

ファンクションジェネレータの2出力のGNDは同一電位なので、2つのFETのソースの電位は同じになる。

ということは、すなわち無電圧接点のマイナス側は同一電位になるのだ。

これ、よく考えれば当たり前なんだけど、完全に見落としていた。


ただ、例えそうだったとしても、FETで駆動する入力Aと入力Bのマイナス側が同一電位ならば問題はなかった。

今まで、2つの入力を駆動するとき、その2つの信号のマイナス側の電位は同じであることが多かったので問題にならなかったわけ。

入力Aと入力Bが完全に絶縁されていれば、ファンクションジェネレータのGNDを介して同一電位になってしまうが、とりあえず問題にはならない。

同一電位になるという問題に気づいた時点では、入力Aと入力Bは絶縁されているから、問題ないはずだと考えていた。

ところが、よくよく調べてみると、他の接続の影響で入力Aと入力Bの絶縁がなくなり、マイナス側の電位に差が生じることがわかった。

というわけで思わぬ問題があったわけである。


他の接続を変更して、入力Aと入力Bが絶縁されるようにしたら、とりあえず想定通りに動くようになった。

ただ、それはそれで不本意で、なんとか当初の接続のまま、1つのファンクションジェネレータで2つの無電圧接点を駆動したい。

そこで治具にフォトカプラを組み込んで、ファンクションジェネレータと2つの無電圧接点を絶縁することにした。

ファンクションジェネレータが絶縁されれば、ファンクションジェネレータを介して導通してしまうことは避けられる。

これまた製品で使われているフォトカプラを適当にもらってきて、それを治具に組み込んで所望の動作をしそうな回路を組んだ。

これを使うことで、当初の接続で入力A、入力Bを1台のファンクションジェネレータで駆動することができたのだった。


フォトカプラの内部では光を介することでスイッチのON/OFFを伝達している。

絶縁して情報を伝達する手段としては、もっとも一般的に使われる方法なのではないだろうか。実際使いやすいしね。

製品のこことここは絶縁されているとか、そういうことを聞くことも多いけど、絶縁とあればフォトカプラの出番は多いだろう。

なぜ絶縁が大切か。そしてフォトカプラが心強いかということを実感出来た。本当に助かった。


Author : hidemaro
Date : 2017/08/23(Wed) 23:38
電気・数学・物理 | Comment | trackback (0)
blog comments powered by Disqus

トラックバック

トラックバックURL取得

Tools