国語の授業で舞姫という小説を読んでいる。
森鴎外の小説ですね。教科書に載ってるの。
ちなみにその教科書の表紙には現代文と書いてある。
そう現代文の教科書です。
そう長い作品ではないような気がする。
青空文庫のデータを解析するに19000字程度ですね。
なので量だけ見れば割とサクサクと読めるはず…
参考までに坊っちゃんを同様に調べると104000字程度。
まぁそんなに長くはないということです。
実際教科書でも結構なページを割いてはいるものの、
二段にするほどではないということで大きめの字で書かれています。
しかし何時間読んでもわけがわからなくなってしまうのである。
いや、明らかに現代文とは思えない文体なのよね。
まぁ仮名遣いが現代仮名遣いでないというのは特に重要なことではないんですけどね。
歴史的仮名遣いでも口語なんてのは特に驚くことではないですよ。
例えば日本国憲法とか?
仮名遣いだけ気をつければ普通に読めますよね。
しかし舞姫は明らかに文語なんですね。
現代文の授業で出てくるのだから特に気にせず読める文章だろうと思ってたら、
舞姫はそうじゃなかったということ。
まさか現代文の授業で簡単には読めない文章が出てくるとはと。
というわけでこれを読んで考えようとしたわけですが、
書いてあることを理解して読んでいけないんですね。
古典の授業で出てくるような文章はそう長くないから、じっくり読んでいけばいいけど、
一応19000字もありますからね。そんな風には読めない。そりゃそうだ。
がんばって話をつかもうとしましたけど、まだまだ。
今は書き言葉と話し言葉はほぼ同じであるけれど、
そうなる前、文語と口語が違った時代があると。
しかし、どうもこの文語というのは古い時代の言葉が変わらず残ってたものだそうだ。
多分、どうもわかりにくいからと変えていったんだろうね。
そして現在に至ると。
おかげで、今は特に難しいことを考えずに文章を書いて読めると。
まぁそれに慣れてしまえば、専門家でもない人からすれば、
どうも読みにくいと思うのは当然なのかな?
まぁそんなこと言ってても単位はもらえないので、テストに向けてよく勉強しないとね。