Googleマップのルート検索は賢い!

Googleマップというと日本国内においてはゼンリンの地図を用いて提供しているので、
細かい点まで書き込まれているのが特徴ですね。
ただ見やすいかと言われるとよくわかりませんが。
僕はアルプス社(現在はYahoo! Japanが吸収)のプロアトラスになじみがあるので、
Yahoo!地図の方が見やすいように感じますけどね。
あと航空写真ではYahoo!地図のほうが広い範囲でありますしね。


そんなGoogleマップですが楽しい機能があります。
それがルート検索。
以前から電車のルート検索はできたけど、なんと車のルート検索もできるようになった。
というわけで試してみたがすごく賢い。
ここでは奈良市二条大路南一丁目3番1号から大阪市浪速区日本橋三丁目6番22号まで
のルートを検索していろいろ考えてみた。
さて、まず出てきたルートは宝来から第二阪奈に入って、
阪神高速東大阪線を通り環状線に入り、夕陽丘出口で出て、堺筋に入るというようなルート。
まぁ普通はこのルートですよね。ただ第二阪奈で800円、阪神高速で700円ではねぇ…
そこで無料区間を優先するを選んで、検索しなおす。
すると国道308号(第二阪奈ではない!!)を通って枚岡まで行って、
308号の続きである中央大通を通り、内環状線・長堀通・松屋町筋と来て、
日本橋3南から堺筋に入ってゴールと。堺筋は北側、松屋町筋は南側一方通行ですからね。
無料区間を優先するならそりゃそうかというルートではありますね。
ただしこのルートの重大な欠陥を抱えている。
国道308号の奈良~枚岡は大部分が酷道と呼ばれる道だから。
特に暗峠は坂がきつすぎて車が動かないとか。
なので暗峠区間は第二阪奈を通ってもらおうと。600円ぐらい払え。
ドラッグ・アンド・ドロップでルートを変更できるんですね。
暗峠から第二阪奈にルートをD&D、するとちゃんと第二阪奈を通ったルートで考えてくれる。
これでも奈良~生駒は国道308号のまま残ったが、これもあまりよくない。
なのでこれは阪奈道路にD&D、するとそれにあわせて考えてくれる。
これで賢い答えが出来た。
あともう1つは国道308号ではなくて国道25号か国道163号を経由するというのも賢い答えかな。
これも試してみたらうまく考えてくれました。
距離・時間も計算してくれるのでいろいろ見当できるんじゃないかなと。
もっとも暗峠と第二阪奈を同じ速度で計算してるっぽいので時間はどれぐらい参考になるかは知らんけど。
あと料金は表示してくれないからそれぐらい調べろと。


まぁ機械任せでどれぐらいよいルートが造れるかというと結構難しい。
特に高速道路以外が多いと。
しかしGoogleマップは結構的確なルートを出してきてるのじゃないかなと。
プロアトラスのルート検索機能では点線県道を出してきたりえらいことでしたが、
これはそんなこともなく、やたら複雑なルートも出してこないしすばらしいと。
ただ完璧ではないので多少の補正は必要だと思います。
けど補正も簡単にできますからね。
どうもうまいルートを考えんという人は使ってみるとよい発見があるかも。
あと印刷を選んで印刷用ページを表示すればわかりやすくルートが見れるからいいかもね。
これを印刷して持ち出すと便利かもね。