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AMラジオ局もFMがいい

ここ数日、業務用車で移動することが多かったんだけど、

ひたすらとあるAMラジオ局の放送が垂れ流しになってたのには深い意味があったのだろうか。

運転していた人の好みなのか、チューニングされてたからそのまま聞いてたのか。ようわからんが。


AMラジオというと、技術的に簡単であるということで歴史は長く、

FMラジオに比べると低い周波数なので広範囲にわたり電波が飛ぶと思われている。

ただ、現在となってはAMだけ聞ける機器よりはFMだけ聞ける機器の方が多い。

というのもFMって使ってる周波数が高いということでアンテナ小さく出来るのよね。

だからポータブルプレイヤーにFM受信機が搭載されていることは多くて、僕も以前使っていたZEN MozaicにFMラジオ機能が付いていた。

AMは包絡線検波を使えば簡易な回路で受信機が作れるということで昔はメリットが大きかったんだろうけど、今はFMでもワンチップだもんね。

電波が広範囲に飛ぶというのも、それがすなわち聴取できるということではない。

建物が密集している地域では電波の透過性が低いことの方が問題となる。

あと飛びすぎるのも考え物で、離島や本州沿岸では外国からの混信がすさまじく、AMではラジオが成立しないなんてことも。

飛びすぎないFMの方が送信所が設置しやすく、遠くのAM送信所の電波を拾うよりは近くのFM送信所の電波を拾う方が容易なのは自明だ。

以上のような事情もあって、災害時にはNHK-FMはラジオ第1放送と同じ内容を送信して、多くの人が災害情報にありつけるように配慮している。

電波が飛べばよいというものではないのだ。ラジオは聴けてなんぼのものだ。


特に混信でAMラジオが成立しない地域は問題で、AMラジオの中継局がFMで設けられることはあって、

NHKラジオ第1放送だと鹿児島県の宇検・大和(いずれも奄美大島)、沖縄県の祖納(与那国島)・与那国・南大東、東京都の父島・母島(いずれも小笠原村)がFMによる中継局だ。

大東諸島と小笠原諸島は本当に最近までラジオ第1放送の受信すら困難で、2007年に大東諸島、2013年に小笠原諸島に中継局が設置され、

これをもってやっと日本全国でNHKラジオ第1放送が聴けるようになったという、たいへん意義深い出来事だったのだ。

もっともFMのおかげで実現できたというよりは、大東諸島も小笠原諸島も通信回線の確保の方が問題だったわけで、

地上デジタル放送のおかげでラジオが島にやってきたというのが真実なのかもしれないけどね。けどAMだけではどうにもならなかったことは事実だ。


そんなわけでこれまでもAMラジオの中継局がFMで設けられることはあったのだが、

地上デジタル放送への完全移行により空いたV-Low帯を使って都市部でもFMによるAMラジオの中継局が設けられようとしている。

V-Lowというのは地上アナログ放送のVHF1~3chに対応する部分だ。

テレビの1~12chはVHF帯によるものだが、3chと4chの間は大きく離れていて、このうち低い側の1~3chをV-Low、4~12chをV-Highと呼んでいた。

V-Lowは日本以外だとFMラジオに使われることが多く、日本にあるラジオ受信機でもアナログテレビの音声部分だけ聞くために、この周波数帯に対応したラジオは多い。

VHF帯からアナログテレビが撤退した今、V-LowはFMラジオに使うのに最適な周波数だ。

そんなこともあって、V-Lowのうち、低い側の一部をAMラジオの中継局をFMで設ける、FM補完放送に充てることになったのだった。

東京の民放AMラジオ3社は今年秋~冬にFMによる中継局として墨田中継局を設置することを決めている。

二刀流ラジオ。文化放送AM1134kHz / FM91.6MHz

墨田中継局というのはようは東京スカイツリーのことだ。都心の空から電波が降りそそぐということでビル影でも安定した受信が期待できる。

他の地域でも設置に向けて動き出している民放ラジオ局は多いようで、すでに北日本放送(富山県)、南海放送(愛媛県)、南日本放送(鹿児島県)では運用が始まっている。


ラジオの受信方法もいろいろで、民放だとradiko、NHKだと らじる★らじる でインターネット経由で聴取できるようになっている。

これも難聴の対策の1つで、電波がダメならインターネットで聴けばいいという考えだ。

当初はradikoは地域ごとに地域の放送局しか聴けなかったが、会費を払ってプレミアム会員になれば全国の放送局を聴けるようになっている。

AMラジオでは先に書いたとおり周波数が低いから電波はとにかく飛ぶ。だから受信環境はともかく、長距離受信している人はそこそこいるそう。

特に深夜帯はより昼間より高い電離層で反射するということでかなり遠く飛び、深夜の番組では異様に遠いところからのリスナーもいるんだと。

そんな経緯もあってradikoプレミアムで安定して遠くのラジオ局を聴取できるようになることを喜んでいる人も多いとか。

ここにAMラジオのFMによる中継局が加わるわけだけど、状況にもよるが受信環境改善には画期的なのではなかろうか。


ラジオ離れへの危機感というのもあるのだろうが、ここ5年ぐらいでのラジオの変貌というのはすさまじいものがあるなと思っている。

以前、このBlogでも書いたけど、僕は平日夕方に帰宅してからインターネットラジオ、主に 超!A&G+ の番組を聴いている。

夕方からインターネットラジオ

この超!A&G+をAMラジオ局の文化放送がやっているというのがまず画期的な出来事ではないのだろうかと思う。

AMラジオとはまた違った聴取傾向のあるインターネットラジオに合わせた番組をラジオ局がまじめに作っていることは画期的だ。

AMラジオ局だからといってAM向けに割りあてられている電波だけにこだわることはなく、音のコンテンツをいかに適時適所に配信するかということが肝心なんだろう。

まぁ超!A&G+は映像付きの番組もあるけどね。


Author : hidemaro
Date : 2015/06/27(Sat) 23:29
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