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そもそも映画館がなかった

音楽CDのコストパフォーマンスについて、何度も聴けば割安だと主張する人に対して、

3500円で70分収録のCDをn回聞くと、3500/70n=50/n[円/分]、

一方、120分の映画を1800円で観に行くと、180/120=15円/分]、

ということで4回聴くと映画より割安だと示したわけだけど、これ見ると映画ってお得な娯楽だよなと思う。


ただ、昔は映画を見るのも一苦労だった時代があったのだ。

僕が小学生ぐらいまでは、映画館があまりに遠すぎて、なかなか見に行けなかったのだ。

もちろん電車やらで大阪市内に行けばよかったのだが、小学生の足ではなかなか難しかっただろうな。

そんな時代に映画を見ると言えば、市のホールに映画館が出張してくるときに見るぐらいだった。

今でもこのような出張映画館は一定開催されているのだが、昔ほどの需要はないだろう。


そんな状況が変わり始めたのは1998年かな?

なにぶん古い話なのでニュースを探すのも一苦労だったのだが、1998年、僕が小学2年生の頃だから、確かにそれぐらいだ。

この年に隣の市にショッピングセンターができ、映画館が併設されることとなった。

これにより、自動車で30分ぐらい行けば常設の映画館にたどり着けることとなった。

それ以後、出張映画館の主催もこの映画館の主催となったことを覚えている。


じゃあ、今、映画を見に行くのにそこの映画館に行くかと言われると、それはなんとも。

というのも、2005年以降、周辺地域にさらに大きな映画館を併設したショッピングセンターがいくつかできたから。

隣の市の映画館はスクリーン数は4つ、それでもけっこうな映画が上映できているが、

少し足を伸ばせば8スクリーンとかある映画館がいくつかある状況となった。

今となっては自動車を1時間飛ばせば何個そのような映画館があるだろうか?

そんな中でやや存在感が薄れたことは事実であるものの、

今にして思えば、気軽に足を運べる常設の映画館のはしりだったのだなと改めて感じる。


現在、日本で一番大規模な映画興行会社がイオンシネマズというのは驚くべきことかもしれない。

ワーナーマイカルシネマズとイオンシネマズの合併がきっかけではあったわけだけど、

両社はともにショッピングセンターの映画館をやってきた会社という点では共通している。

そしてその立地はことごとく郊外だ。都心立地がないわけではないけど、少ないわな。

郊外立地のショッピングセンターについてとやかくいう人もいるだろうけど、

そもそも映画館がない地域の人にとっては映画館がとても身近になったわけで、そのことの意味は大きい。

もともと市街地にあった映画館が衰退した地域もあるだろうけど、ない地域にとっては無関係な話だ。


もっと昔にたどれば、映画館はもっとたくさんあったのかもしれない。それこそニュース映画とかがあった時代のことかもしれないけど。

映像を見るだけならテレビでもいい時代になって衰退してしまったのだろう。

そんな中でここ10年そこらで映画館が盛り返してきているのは、

身近に豊富な品揃えの映画館ができたからこそなのではないかなと思うんだ。

2時間前後楽しんで1800円は決して割高ではないけど、かつてはそもそもそういう選択肢がなかったのだから選びようもなかったと。

もちろん近所で見られない映画というのもあるのは事実で、大阪まで足を運ぶことになったことはあるけど(cf. 配給会社の暗躍する映画の世界)、

映画というものの間口が広がれば、都心立地の映画館はそれはそれでできることがある。

そういうことをこの前ふと思ったのだった。

実際、近所に映画館ができないままだと映画館にいくという発想は生まれないままだったかもしれないし。


Author : Hidemaro
Date : 2014/12/27(Sat) 20:58
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