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あべのハルカスが作りたい街

今日、あべのハルカスが全面オープンとなった。

百貨店は先月にすでに完成していたが(地下2階からエスカレータで誘われし世界)、

今日はオフィス・ホテル・展望台のオープンで、美術館も展覧会の開催はまだだが、無料で公開されていたようだ。


僕自身は 天王寺・あべの のターミナルを使う人ではないけれど、

近鉄沿線に住んでいる縁であべのハルカスの名前が付けられる前、

阿部野橋ターミナルビルタワー館(正式名称は今もこれだが)と言うしかなかった頃から注目してきた。

最初は何を言ってるんだとも思ったが、その300mのビルに詰め込まれるものはなにもかも 天王寺・あべの に不足しているもので、

確かにこのビルには勝ち目がありそうだ、と認識は変わっていった。

2011年に東急不動産が後にキューズモールとなる再開発ビルの事業主になることが決まり、阿倍野再開発の完成も見えてきた頃、

ビルの愛称が あべのハルカス に決まり、新しい あべの の姿が見えてきたような気がした。

去年、百貨店部分のオープンを迎えて、そしてとうとうグランドオープンを迎えることとなった。


あべのハルカスの300mという高さは日本一の高さで、300mより高いビルをSupertallということもあるようだから、

やっと日本にも超高層ビルにふさわしいビルができたのか、と思ったけど、

今まで日本一だった 横浜ランドマークタワー は計画段階では300mだったところ、航空法との兼ね合いで296mに下げたという経緯があるようで、

一方で、あべのハルカス は当初270mの計画だったところ、航空法の制限もなくなったので、竹中工務店の勧めで300mに変更して日本一にしたという経緯があったようだ。

ハルカス:高さ300m…ビルの秘密探る 7日全面開業 (毎日新聞)

大阪でこの高さのビルが建てられるのは事実上、あべの しかないのだ。伊丹空港がなくなればその限りではないけど。

日本の建設会社にとって300mという高さそのものは決して難しいことではないのだけど、

あべのハルカスが難しかったのは駅・百貨店の機能を維持して、余地0のところにギチギチにビルを建てることだったそうだ。

そんな厳しい条件ではあったけど、無事にウィング館とも一体となったビルが完成してなにより。


あべのハルカスの名前はよく聞くようになったけど、その あべの というのはどうしてもマイナーだ。

梅田や難波・心斎橋のような商業集積があるわけでもない。

どちらかというと周辺は住宅地の印象が強いぐらい。阿倍野再開発の再開発ビルも大半は住宅だしね。

阿倍野区も天王寺区も都心では住みやすいところとして知られているほどだ。

それだけに今までは 天王寺・あべの のターミナルを使っていた人すら逃していたのだから。


もちろん 天王寺・あべの のターミナルを使う人にとってうれしいビルを目指すのは重要なのだけど、

あべのハルカスには大阪の玄関口にふさわしいビルを目指すという目標もある。

関空まで30分という立地に、良質なオフィスと高級ホテル、確かに魅力的だ。

もっとも大阪の玄関口を目指しているのは あべのハルカス だけでなく、

グランフロント大阪もそうだし、現在進行中のプロジェクトだと 難波の南海会館ビル建替や梅田の大阪神ビル・新阪急ビル建替、

このあたりも同様だし、現状では関空アクセスは南海が強いわけで、南海会館ビル建替というのは手強いライバルと思うんだけどね。

けど、いままで活用したくてもできなかった 天王寺・あべの のターミナルに、良質なオフィスと高級ホテルができるのは大きい。

特にオフィスはもうほとんど埋まってるとのことだから、これだけで あべのハルカス は成功と言っていいぐらいかもしれない。

ホテルは客室が他の高級ホテルに比べるとやや狭いようだが、眺めは抜群で、なかなか質はよいようだ。

日本最高層ビルの寝心地は? 「大阪マリオット都ホテル」大解剖 (日経トレンディネット)

ところでこれ外資系なのか? 近鉄がマリオットの名前を借りてるだけかと。


もう1つ、広域集客の要というと展望台のハルカス300かな。

宣伝のために あべのべあ は全国行脚していたようだが、知名度は上がってるのかな。

3月中は完全予約制ということで、予約してない人が行くことはないので、その点ではまだ客足は少ないのかなとも思うけど、

4月からは当日券も出るので、それで賑わいそう。

このハルカス300の入場料、大人1人1500円というのはまぁそんなもんかなと思うんだけど、

事前予約だと+500円で2000円するんだよねぇ。そこがなぁ。だから完全予約制の3月中は空いてて、実は狙い目なのかもしれない。

まぁ4月以降、当日券買おうとしてもさっぱりだとわかったら事前予約で入場しようという人も増えるのかも知れないけど。


近所に住む人から、世界中から日本にやってくる人まで、あべのハルカスのターゲットは幅広い。

研究室に 天王寺・あべの のターミナルを使っている人がいて、

その人に言わせれば「梅田や難波を抜かして大阪一のターミナルになるんだ」と、

それはさすがに無茶だと思うが、しかし梅田や難波と肩を並べられるターミナルを目指せる材料は調ったのではないだろうか。

あべのハルカスが完成したからといって 天王寺・あべの の姿がすぐに変わるわけではない。

けど、きっと、あべのハルカス はターミナルの姿を変えてくれるものだと思う。


そんな地域の人々の期待が表れていたのが今日のテープカットだろう。

あべのハルカス:赤いテープ3000メートルで結ばれた (毎日新聞)

3000mのテープで、展望台からホテルフロント、美術館、2階入口、地下1階の広場、そしてあべのハルカスの外を出て、

Hoopはともかく、キューズモール、新宿ごちそうビルまでテープを延ばして、テープカットをやったのだという。

キューズモールといえば、百貨店のオープン時、アドバルーンを上げて敵に塩を送っていたことで話題になったが、

今回も便乗する気満々でテープカットに参加して、記念撮影用の鏡を設置したのだから相変わらずである。

そこらへんは商業施設同士がいがみあってる梅田とは違うということで、

これから街を発展させていくためにはそれぞれ手を取り合っていかないといけないということよ。

あべのハルカス、オープンおめでとう! また頃を見計らって足を運んで見ようと思う。


Author : Hidemaro
Date : 2014/03/07(Fri) 23:34
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