紀伊半島をぐるっと回りたい

紀伊山地の霊場と参詣道が世界遺産に登録されたのは2004年のことだが、

それ以来、吉野・大峯・熊野三山・高野山への注目が高まっている。

高野山は前々から行きたいと思ってて、ついに去年の夏に行きましたね。(参考記事 : 空中都市高野山へ )


実は、熊野三山も行きたいなと前々から思ってたのだが、これこそまさに手が出なかった。

熊野三山というと、熊野本宮大社・熊野速玉大社・熊野那智大社 の3つの神社のことですね。

平安時代には多くの人の信仰を集めていたことが知られていて、多くの人が熊野詣を行っていた。

後白河法皇が34回も熊野詣を行ったという記録が残っているほど。とんでもないことですね。


ただ、熊野詣、簡単にできるようなもんではない。

まさか平安時代のように山の中を延々と歩いて詣でようとかそういうことではないんだけど、立地がね。

熊野本宮大社は和歌山県の田辺市、熊野速玉大社は新宮市、熊野那智大社は那智勝浦町、

ピンとくるかは知らんけど紀伊半島のさきっぽに近いのよね。

田辺市はそんなに先っぽじゃないように思えるけど、本宮大社のある旧本宮町は山深いところで。

あまりに遠すぎて日帰りは不可能で必然的に宿泊を要することになる。

特に本宮大社の立地が山深いんで。それが最大の障壁になってるように思える。


その本宮大社へのアクセス、もちろんバスなんだけど、

八木駅・五條駅と新宮駅を十津川村を横断しながら結ぶ、奈良交通の八木新宮線を使うことができる。

八木新宮線 (奈良交通)

高速道路を走らない路線バスとしては日本一長い距離を走ることで知られている。

ここ数年、奈良交通も熱心に宣伝してる気がする。来年で50年になるそうで。

他にも熊野交通が新宮駅~本宮大社前のバスを走らせてるけど、

この八木新宮線のメリットは新宮から本宮大社を経て、十津川方面へ抜けられることだよな。

十津川村もいろいろみどころがあるから、それもあわせておもしろそうなルートだ。


ただ、この八木新宮線、1日3本走ってるんだけど、距離が長いから走ってる時間がわりに集中してるのよね。

新宮駅発だと5:53・7:46・9:59、八木発が9:15・11:45・13:45となっている。

新宮発はかなり早い時間帯に集中してるが、その分周遊できる時間が長く取れるので新宮から十津川を経て五條へというルートが有利だろう。

そうそう、五條駅~十津川温泉については八木新宮線以外にあと2往復設定があるので、これも活用できる。

さらに十津川村内の移動には村営バスもあるので、わりにバスのみでも融通が利く。


それを踏まえて考えると、

1日目は、和歌山からJRで延々と那智まで行って、バスで那智山に行って、それから新宮へ行き、速玉大社にお参りして一泊。

2日目に、バスで本宮大社へ行き、それから十津川村を周遊して、五條駅から電車で帰ると。

そういうルートがいいかなと。

1日目は紀伊半島の西側を海沿いに進み、2日目は紀伊半島を横断するようなそんな感じだな。

なかなか電車やバスの乗り継ぎの都合を考えると難しい面もあるのだが、なんとかこのルートでいけそうだ。


ただ、さすがに遠いですね。かなり交通費もかさむし、その上宿泊の必要がある。

そんなんだから交通費と宿泊費で1万6千円ぐらいするようで。北陸行くのとおなじぐらいかな。

和歌山~新宮は特急を使うメリットがさほどなかったから延々普通列車にしたのだけど、それでこれだからな。

これで目的地は一応、和歌山県・奈良県ですからね。本当に熊野は遠いところで。

この夏休みはまとまった時間が取れそうだし、お金もなんとかなりそうだし、この夏休みにぜひ行きたいなと。

まだ細かい事は決めてないけど。やるなら盆あけてからかな。