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あまり流行らないPLC

ふと「PLCって流行ってないねぇ」という話が話題になった。

PLC、電力線通信のことですね。2006年ごろから使用されるようになった。


PLCは実際どんな風に使うのか?

PLCアダプター (Panasonic)

家庭内のコンセントに繋ぐ機器、AV機器・据え置き型のゲーム機・デスクトップPCで使うことが想定されている。

電源を取ってくるのと一緒に壁にあるコンセントに接続すればよいので、部屋の中をLANケーブルが這い回ることがないとある。

通信速度は理論値で210Mbps、実際にはそこまでは出ないだろうが実測値で65Mbpsぐらいでているようだ。

ものによるが2台で1万円ぐらいで買えるようだ。


PLCのライバルといえば無線LANだ。

無線LANと比べたPLCの強みは電波が届かなくても電線がつながっていれば通信できる可能性があること。

また、有線であるため無線LANよりは安定して接続できることが多いようだ。

ただし、ノイズの影響を受けやすく、つながっているからといって通信できるとも限らない。

スイッチング電源のACアダプタや充電器や直流モータを含む掃除機などが影響を与えやすいそう。

そのような機器はノイズフィルタを介して接続することで影響を減らせるようだ。


とはいえ、うちでは一応、家中1つの無線LAN親機でサポートすることができてたし、

果たしてPLCでなければならない家庭というのがどれぐらいあるのか疑問である。

無線LANの強みはなんといってもノートPCや携帯型ゲーム機に標準搭載されていることである。

そして、機器も安く、無線LAN対応のルーターが3000円ぐらいで手に入り、

有線LANにしか対応していないAV機器などを接続するためのメディアコンバーターもコンパクトなものが4000円ぐらいで売っている。

無線LANも障害物への耐性など技術革新が著しい。使いやすさなども含めて考えればやはり無線LANが優位か。


PLCが導入される頃、PLC信号の漏洩電磁波により短波ラジオやアマチュア無線に影響を与えかねないということで論争になった。

PLCは2MHz~30MHzの信号を60Hzか50Hzの電源に重ねることで通信を行うわけだが、

この2MHz~30MHzというのが電波で言うと短波帯なんですね。

その昔、ブロードバンド回線の末端部の接続方法として電力線を使うという案があったのだが、結局のところ採用されなかった理由がこれ。

PLCが現在家庭内に限定しているのもこの影響を減らすため。もっともフィルタを入れない限りは配電線から電波が漏れるわけだけど。

騒いでた割にはあまり問題になってないようだが、単に流行ってないだけともいえる。

既にある電線を使うというのは簡単だけどいろいろ不便な点もあると言うことだ。


最近は無線LANが非常に幅をきかせている。

接続する機器が2台以上になるのなら無線LAN対応のルーターを用意するというのはわりによくある話だと。

それで各種の機器を接続して使えるわけだから便利だ。ノートPCはほぼ無線LAN対応だし、デスクトップPCも無線LAN対応のものはある。

モデムとルーターの接続などに欠かせないEthernetは常に使われ続けるだろうが、

それ以外のPLCなどをわざわざ選んで使う理由ってそこまでないのよね。

そうして考えてみると無線LANって画期的だったんだなって思いますね。


Author : Hidemaro
Date : 2012/06/24(Sun) 23:42
コンピュータ・インターネット | Comment | trackback (0)
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