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ミニカーと軽自動車の間に挟まれた超小型車

今日、こんなニュースを見た。

1~2人乗り「超小型車」、普及へ国が認定制度 (Yahoo!ニュース)

最近おかしいなと思ってたところにちょうどこのニュースが来るとは。


道路運送車両法では車両をまず軽車両・原動機付自転車・自動車に分けている。

自動車と原動機付自転車は原動機で動かす点では同じものだが、一定の条件に当てはまるものを原動機付自転車と呼んでいる。

その条件は道路車両運送法施行規則によれば、

(原動機付自転車の範囲及び種別)

第一条 道路運送車両法 (昭和二十六年法律第百八十五号。以下「法」という。)第二条第三項 の総排気量又は定格出力は、左のとおりとする。

 内燃機関を原動機とするものであつて、二輪を有するもの(側車付のものを除く。)にあつては、その総排気量は〇・一二五リツトル以下、その他のものにあつては〇・〇五〇リツトル以下

 内燃機関以外のものを原動機とするものであつて、二輪を有するもの(側車付のものを除く。)にあつては、その定格出力は一・〇〇キロワツト以下、その他のものにあつては〇・六〇キロワツト以下

 前項に規定する総排気量又は定格出力を有する原動機付自転車のうち、総排気量が〇・〇五〇リツトル以下又は定格出力が〇・六〇キロワツト以下のものを第一種原動機付自転車とし、その他のものを第二種原動機付自転車とする。 ]

実は排気量・定格出力の制限が二輪とそれ以外で違うんですね。

二輪の場合は排気量125cc以下または定格出力1.0kW以下、それ以外は排気量50cc以下または定格出力0.6kW以下となっている。

この三輪以上の原動機付自転車をミニカーと呼んでいる。

道路交通法で言う原動機付自転車は排気量50cc以下の二輪の原動機付自転車を指していて、

ミニカーも排気量50cc超のバイクも道路交通法では自動車になる。


二輪とそれ以外で定義が違うのは軽自動車も一緒ですね。

二輪自動車(側車付二輪自動車を含む。)以外の自動車及び被けん引自動車で自動車の大きさが下欄に該当するもののうち大型特殊自動車及び小型特殊自動車以外のもの(内燃機関を原動機とする自動車にあつては、その総排気量が〇・六六〇リットル以下のものに限る。)

二輪自動車(側車付二輪自動車を含む。)で自動車の大きさが下欄に該当するもののうち大型特殊自動車及び小型特殊自動車以外のもの(内燃機関を原動機とする自動車にあつては、その総排気量が〇・二五〇リットル以下のものに限る。)

二輪では排気量250cc以下が軽自動車で、それ以外では排気量660cc以下が軽自動車なんですね。

二輪とそれ以外では法律の規定もかなり差があって、二輪は検査対象外、それ以外は検査対象という違いがある。

二輪で排気量250ccを超えるとどうなるか? 二輪の小型自動車という扱いになる。こうなると車検対象になる。

ただ、二輪の小型自動車も課税されるのは軽自動車税だし、この分け方もよくわからん話だが。


さて、ここで排気量125ccの四輪車を作ったと考えてみよう。

一見、原動機付自転車になりそうだが、さっき述べたように二輪以外では排気量50ccまでが原動機付自転車。

ということはその1つ上のランクの軽自動車になる。

ただ、現在となっては軽自動車はかなり図体がでかいこともあって、検査はしないといけないし、ところによっては車庫証明も必要になる。

軽自動車税もミニカーなら2500円(標準額)だったところが一気に7200円(自家用・乗用の標準額)になる。

というわけでかなり負担が重い。


ここで検討されている超小型車はまさにこのクラスの三輪・四輪を対象にしたものですね。

排気量125cc以下・1人または2人乗りという特徴は排気量50cc超の二輪の原動機付自転車の特徴と一緒なので、

それをミニカーにも採用しようという、むしろ今までなんでそうなってなかったんだというような話のようで。

最近、こういう場合どうなるのかなぁと頭を悩ませてたんだけど、軽自動車じゃ作るメリットないなぁと思ってたところだった。

そんな中でこういう検討がなされていたのか、というのは納得のいく話だった。

この記事では自動車の区分に加えるような書き方だけど、道路運送車両法上は原動機付自転車になるんじゃないかなとは思う。


軽自動車という制度ができたときのイメージはむしろこの超小型車に近かったのかなとこのへん調べてて思った。

それが規制が緩和される中で、スバル360だとか4人乗りもできるような軽自動車が出てきて、

そうなってくると検査もいるよねという話が出てきたりして、小型自動車に近い扱いがされるようになったのかなと。

そんな中でこの話が出てきたことには、自動車を使いたいが、軽自動車でも維持するのは大変だし、かといってバイクは使いにくいというニーズが出てきたという話があるんだろう。

この記事では、

地方を中心に、人口減を背景に路線バスなどが減る地域が多い中、高齢者でも手軽に運転できる超小型車の普及に取り組むことにした。

と述べているが、郊外だと自動車ないとやってられんというところは多い。

そういうところで活用してもらおうという意図なんだと。

いまいち流行ってないミニカーのてこいれのような面もあるのだろうかなと思うけど、実際に流行るかは車次第か。


Author : Hidemaro
Date : 2012/05/27(Sun) 23:52
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