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東大阪のバス会社の挑戦

先日、東大阪のバス会社、大阪バスが天王寺駅・布施駅・長田駅~名古屋駅の路線を開業した。

名古屋特急ニュースター号 (大阪バス)

第二京阪道路・新名神高速道路を活用した高速バスで、布施駅~名古屋駅を2時間30分で運行している。


この大阪バスという会社はもともとは貸切バス会社で路線バスに参入したのは最近の話。

その最初に開業した路線バスというのが布施駅・長田駅~京都駅の京都特急ニュースター号だった。

この路線の話を聞いたとき、は? と思った。いや、東大阪と京都を往来する需要ってそんなにあるのって。

確かに東大阪と京都を往来するのはめんどくさい。

一番手軽なのは西大寺経由で近鉄で行くという方法でこれで布施から1時間20分ほど。速さを求めるなら梅田経由で新快速で55分ぐらい。

そんなわけだから近畿自動車道・第二京阪道路経由のバスを走らせれば直通で安くて速いよ、ということなのだろうが、はてそんな需要があるのか?

僕はこの路線が成功するか怪しいなと思ってたのだが、開業して1年経って利用者もついてきたようで、意外にもうまくいってるらしい。


その大阪バスの路線バス第二弾が天王寺駅・布施駅・長田駅~名古屋駅だということになる。

大阪~名古屋といえば名神ハイウェイバスだが、名神ハイウェイバスは大阪市内のターミナルはOCAT・梅田だけなので切り込む余地はあると考えたのだろう。

布施から比較的近くて穴になってる天王寺に目を付けたのはうまいなと思った。もっとも延々と一般道で布施まで行くので所要時間的には不利だけど。

経路は最初にも書いたとおり第二京阪道路・京滋バイパスから新名神高速道路・東名阪自動車道・名古屋高速というルートになってる。

布施駅~名古屋駅を2時間30分で結んでいるが、これは名神ハイウェイバスの大阪駅~名古屋駅の3時間(新名神経由)に比べて短くなっている。

もちろんスタート地点がちがうから一概に比較は出来ないんだけど、京都駅~名古屋駅の2時間25分(新名神経由)と同じぐらいと考えると確かに早い。

そう考えると天王寺駅~名古屋駅が3時間10分というのはそう遅いわけでもない。

このような差が生じる理由の第二京阪道路を使ってショートカットをはかってるとか、高速区間に途中停留所がないとかあるんだけど、

途中で開放休憩無しで走るというのも大きいのではないかと思う。

名神ハイウェイバスは名古屋~京都・大阪・神戸で10分~20分程度の開放休憩があるのだが、大阪バスのこの路線にはない。


バスの運転手は2時間~3時間ごとに休憩を取る必要がある。開放休憩はそのために行われているものである。

ある程度の距離になると欠かせないものだが、もちろん距離の短いバスならいらない。

例えば奈良~名古屋(2時間25分)や上野~梅田・新大阪(2時間10分)は休憩がない。

とはいえさすがに天王寺駅~名古屋駅の3時間10分を休憩無しで走り抜けるのは厳しい気がする。

なのに休憩無しで走るとはどういうこっちゃ。


実は布施駅で乗務員交代を行っているんですね。

すると布施駅~名古屋駅は2時間半ぐらいだから乗務員休憩無しでもなんとか走れる距離になる。

布施駅で乗務員交代するメリットはもう1つありそうで、このバス会社は東大阪の会社で、天王寺にも名古屋にも拠点がない。

かといって乗務員交代のために東大阪まで回送するのもめんどくさいし、それならちょうど会社の近くの布施駅で交代しようという考えになったんじゃないかなと。

なんで天王寺駅・名古屋駅ではバスが到着したらそのまま折り返すことになる。

この折り返しの時に休憩を取っているようで、なるほど効率のいいやり方だなと思った。

ただ、渋滞で遅れが生じると、その遅れをひきずったまま折り返すことになってしまい、収拾が付かなくなる可能性がある。

このへん昨今流行のLCCに通じるところがあるわけだけど、渋滞が予想されるときは京都線用のバスをつかって遅れを引きずらないようにしているらしい。

ただ、京都線用の車両はトイレなしなので途中で休憩を取る必要があるんですけどね。こればかりは仕方ない。


大阪バスはこれに続き6月から布施駅・天王寺駅・大阪駅・京都駅~東京駅・王子駅の東京特急ニュースター号を運行することを決めている。

東京特急ニュースター号 (大阪バス)

実は大阪バスが高速バスを走らせるまで東大阪へは関東方面のバスすらなかった。

別にOCATから乗ればええやんという話ではあるのだけど、市内から出ると言うことは意味があるんだと。

もっとも入出庫の都合という面が強そうで、天王寺行って梅田行ってと行くので所要時間的には不利なんだけどね。けど夜行バスだし別にいいでしょ。


貸切バスから路線バスへの参入というのは最近ぼちぼちあることではある。

最近ツアーバスが人気だが、貸切バス会社として貸切バスを走らせるだけでは儲からない、なら路線バスでやってみるかということだろう。

もちろんそれは易しいことではないのだけど、こうして参入する会社があるというのは喜ばしいことですね。

地元である東大阪に根ざした路線設定というのも面白い。これまで穴となってたところを見いだしてうまいことやってるなと。

地元からの注目もあるようで、東大阪市長が開業式典に出席したりしている。

高速路線バス〔名古屋特急ニュースター号〕が『大阪日日新聞』に掲載されました(4月26日付)

京都・名古屋・東京に続く路線も模索しているしているようで、どうなるか楽しみな話ではある。


Author : hidemaro
Date : 2012/04/29(Sun) 23:49
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