日記帳だ! with Tux on Libserver

二度目の大改造!! 日記帳…か?を継承し、より柔軟でパワフルなBlogに変身しました。

RSSに対応しています。リンク・コメント・トラックバックは自由にしていただいてほぼ問題ありません。
RSS購読方法、僕のリンク・コメント・トラックバックについての考えを読むことをおすすめします。

<< 過去

未来 >>

教授がいなくなった研究室

今日で大学院でのインターンシップは終わり。

大学院の研究室での一週間は大変よい体験だった。

百聞は一見にしかずというが、まさにこの言葉がよく当てはまることだったと思う。


そんな最終日、大学院の募集要項・入学願書をもらいに工学部・工学研究科の事務に行ってきた。

そしてもらってきた募集要項をパラパラ見ていたのだが、研究室リストにあたるものをみてあれ? と思った。

あるはずの研究室の名前が書かれてなかったのよね。

どういうこっちゃと聞いてみると、最近2つほどの研究室で教授が退職されたらしい。

それに伴い、その2つの研究室がゆくゆくはなくなるようである。

そういうわけで新しく募集はしないことにしたのではないか、という見解だった。


ところで大学の研究室というのは一般的には数人の教員が寄って、教授がリーダーとなるという構成になっているのが普通である。
(参考記事 : 研究室というもの)

以前の記事にも書いたけど、かつて大学設置基準で講座制として定められていた形式なのね。

現在は設置基準から消えているので好きにやっていいのだけど、現在もこの例による大学が多いんだろうと思う。

僕がこのインターンシップでお世話になった大学もこの例によっている。

数人の教員が寄ってやっているわけだから、教授がいなくなったとしても研究室を維持することは一見可能に見える。

実際、退職した後でもその研究室は存在していて、現在も学生が在籍している。

ところが教授がいない状態が続くということはなく、新しく教授が用意できない限りはこの研究室は無くなる運命であるようである。

そうだから居なくなったはずの教授の名前で○○研究室と呼ばれ続けているんだろう。

新しい教授が来る予定があるのかないのかはわからないけど、現在のところは決まっていないようである。


たかが教授が欠けただけで研究室が維持できなくなると言うのは、今回のインターンシップの感想からすれば意外だなと思った。

というのも僕がお世話になった研究室では大きく2つの分野の研究を行っていたのだが、

この2つの分野で学生の詰め所が分かれていて、一方は准教授の1人が、一方は助教の1人が専ら指導にあたっている。

2つの分野では相互に研究成果を使いあうようなそういう関係で、1つの研究室の中に2つの研究室があるというような感想を得た。

ここで教授の立ち位置がようわからんのだが、研究室を束ねるリーダーという側面が強いように思った。

直感的には教授が抜けたところでそれぞれの研究を維持することは可能なように思えるが、実際は先ほど述べたとおり。

制度上の問題な気はするんだけど。


こういう事情を踏まえると、高専の1人の教員が1つの研究室を持つという形式は合理的だよなと思う。

寄ってたかって1つの研究室を持っているとはいえ、実際はその中で細分化されていると言うのは珍しくないことのようだし。

そうだというのに形式上は教授がいて他の教員がいて研究室があるとなっているから、教授が抜けると存続までも怪しくなると。

教員1人で1つの研究室を持つという実態に即した形式を取ればこの辺の問題はなくなるだろう。


しかしこれで消えることになる研究室の1つは注目してた研究室だったのだよね。

それだけにこの話はあまりに惜しいこと。

本当にどうすんのかね? 研究室2つもなくなると研究に従事できる学生の数もガクッと減るわけで。

このまま無くしてしまうにしてもどっかに研究室を増やさないことには先細りになるよね。


Author : Hidemaro
Date : 2012/03/30(Fri) 23:56
学問 | Comment | trackback (0)
blog comments powered by Disqus

トラックバック

トラックバックURL取得

Tools