横断歩道から信号機を取り払うと?

今日、こんなニュースを見た。

全国の信号機半減する? 財政難で進まぬ更新 撤去も検討 (msn産経ニュース)

信号機の更新に使うお金がないから信号機減らすかという話。

このこととはそれほど関係ないように見えるけど、今日の話題は横断歩道のこと。


横断歩道のことは以前も話題にしている。(参考記事 : 黄色点滅の信号と歩行者 )

ここでは横断歩道と押しボタン式信号などで見られる黄色点滅信号の関係を考察している。

ここにも書いているが、本来、横断歩道というものは歩行者が最優先と定められている。

ただし実際には歩行者がいる場合一旦停止する車両は少ない。


現実はそうにしても法律では歩行者が最優先と定められている。

しかし僕はこの規則は以前よりおかしいと思っている。

以前、交差点の横断歩道を小学生が横断するとき、車両との接触が起きるか調べている人がいた。

このときの小学生の横断条件の設定が、小学生の50m走の平均タイムで走ってきて、そのスピードのまま横断するというものだった。

そんなことが現実にあるか、といわれるとないような気もするが、

しかしそれでも横断歩道は歩行者が最優先なので交差する車両はその横断歩道の前で一旦停止しなければならない。

車両は徐行して走行していつでも止まれるようにして走行することが期待されているのだろうが、

横断歩道を渡る人がいないと確認できたら徐行の義務がないとも定められている。

この必ずしも徐行しなくてよいということと、どんな時でも一旦停止できるようにしなければならない、というところに矛盾を感じるわけだ。


この問題を解消するためには、横断歩道のところに信号をつければよい。

これで歩行者が横断する時は車両を確実に停めることができる。

そして横断歩道に赤信号を出している時は、車両は徐行の義務がないのでスムーズに走行できる。

というわけでお互いにトラブルを防げるということでありがたいものである。


そこでさっきのニュースに戻るわけだが、信号機を撤去するとなると、横断歩道にも影響が出ることは避けられないと思う。

信号機で優先度が最も高いのは幹線道路同士の交差点だろう。信号機を置かないと車両がうまくさばけない。

しかし、郊外の主に横断歩道のために設置されたような信号機は優先度は低いと判断され、撤去される可能性がある。

もちろん横断歩道は残すことになるんだろうけど、そんな郊外の人通りもまばらな道路で果たして安全に横断できるか?

そりゃ利用が少ないから信号機を撤去するんだろうけど、どこまで利用が少ないとするかは問題である。


というか現状でも不十分な点は多い。近所の小学校の近くの幹線道路を横断するところですら信号機がない。

実は僕も小学生時代、その横断歩道を渡って通学してたんだけど、なかなか自動車止まってくれんのよ。

さすがに確認せずに横断するようなことはしなかったけど、とてもそんなことはできるような道路状況ではなかったのである。

ちなみに中学校にはちゃんと学校の前に横断歩道ありましたね。僕は使ってないけど。

けどあれはなくてもよかったような気もする。実際登下校に使ってた人は少なかったはず。

まぁ中学校の生徒の横断のためだけに作られた信号機ではないのでしょうが。


横断歩道の流動を調べて、信号機の撤去が行われればよいのですが、果たしてどうだろうか?

うちの市でも信号機の撤去が行われるかも知れないが、どうかそのあたり考えて実施して欲しいなと思う。

けどまぁ、市街地では撤去できそうな信号機なんてたいしてない気がするし、郊外でやるんかねぇ?

けど郊外はもとから少ないし。一体このアイデアはうまくいくのだろうか?