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SMSが相互に送りあえてなにがうれしい

先日、携帯電話会社同士でSMSのネットワークを相互に接続するという話があった。

ショートメッセージサービス(SMS)の事業者間接続開始について (ソフトバンクモバイル)

NTT DoCoMo・au・SoftBank Mobile・EMobileの4つのネットワークが接続される。


そもそもSMSとはなんだと聞かれてうまく答えられるだろうか。

SMSは3Gの基本機能としてあるもので、140字までの短いメッセージを送ることが出来る。

ただしこれはラテン文字などでの話で、日本語の文字は1文字が2文字に数えられるので、70文字までと紹介されることが多い。

電話番号で送りあうことができるなど、電話の付加機能という面が強い。

ヨーロッパなどでは広く使われているのだが、事情により日本ではあまり流行っていない。


理由はいくつかあるが、一番大きな理由は通信会社間のネットワークが接続されていないことだな。

このことはPDCの時代までさかのぼることになるが、PDC時代からSMSのようなサービスはあった。

ただこの頃も通信会社のグループごとに独立していた。

ちなみに、Vodafone(当時)とTU-KAは同じスカイメールを使ってた。歴史的な経緯によるところだが、ネットワークを共有していたので。

ここで通信会社を越えてE-mailを送りあえるようになったのは、各社でE-mailアドレスが割り振られるサービスが始まってからのこと。

スカイメールは1997年の開始時点からE-mailアドレスを割りあてられていた。あくまでもスカイメールだから短いし題名もなしだけどとりあえず。

その後、NTT DoCoMoでiモード、auでEZwebが始まり、E-mailを介して携帯電話同士のメールが相互にやりとりできるようになった。

3Gに移行してもその状態は続き、通信会社をまたぐときはSMSではなくSBMならMMS(S!メール)だとか、そういうのを使う必要があった。

ただ、別にそれで不便していたわけでもないし、通信会社をまたがないときもMMSを使うのが普通だから、なんとも思わん話ではあるが。


さて、SoftBank MobileでのSMSとMMSの料金設定について考えてみよう。

多くのユーザーが使っているホワイトプランではこんな設定になっている。

  • SMSは送受信ともに無料
  • MMSはソフトバンク(i.softbank.ne.jpを除く)・ディズニーモバイル相互の場合は総受信料は基本的に無料
  • それ以外のMMSの送受信時は0.21円/パケット、ただし50文字相当までの受信通知は無料

となっている。最後の50文字までの本文が無料というのはJ-Phone時代からの強みですね。

実はこれがあるのでSBMユーザーにとっては今回の相互接続のメリットは小さい。

SMSだろうがMMSだろうが短いものは元から受信料がかからなかったわけですから。

ここでSMS無料となっているのは、SBM相互で通話料・メール総受信料無料になっているものにあわせているのであって、他社宛は課金することになっている。

他事業者の携帯電話へのSMS送信料について (ソフトバンクモバイル)

送信は1通あたり3.15円ですね。Vodafone時代からSMSはこの値段だったので。

受信は他社からでも無料になっている。SMSは海外ローミングでも受信無料ですから、そういうもんなんだと。


他社の動向についても。

NTT DoCoMoではSMSの送信料は1通あたり5.25円となっている。

受信は無料なのだが、送信側にとってはかなり割高感があるな。

ただ、ニュースによれば3.15円に値下げするらしい。それで受信料は無料のまま。SBMと横並びになるわけだ。

auではSMSのことをCメールと呼んでいる。というかauはcdmaOneからCDMA2000 1Xへと何気なく移行してしまったからサービス名が昔のままなもんで。

送信は1通あたり3.15円、受信は無料というのは同じですね。

ところでauではEZ WINのE-mailは宛先によらず送受信無料となっている。

EZ WINはYahoo!ケータイだとかiモードに相当するものだから、なかなか太っ腹だなぁと。

音声端末の印象が薄いEMobileだが、3Gだから当然にSMSサービスはやっている。

送信料は1通あたり2.1円、受信は無料と少しだけ他社に比べて安い。けどそもそも音声端末の印象が薄すぎるのでなんとも。


ここいらへんの事情を見る限りはほとんどSMSが相互に接続されることについて料金上のメリットは見いだせない。

というかそもそもパケット通信料だけ払えば済むMMSの類に比べてSMSは割高感があるのも事実。

auの場合はEZ WINの契約さえしてれば、そちらを使えば全くお金がかからないので送信する度にお金がかかるSMSは不利。

さらに最近ではパケット定額制が広く使われてるのでその対象にならないSMSはかなり不利になる。

まだSBMはホワイトプランがSBM相互のSMSを無料にしているからSMS使うと損すると言うことはなかったけど、やはり他社宛は課金されるので不利。

受信が無料なのはよいが、auはそもそもE-mailの送受信が無料だし、SBMも50文字までなら無料だから短い要件なら済む。

果たしてそこで何に役立つかと言われると、電話番号でメールのやりとりができるということだと思う。

電話番号は知ってるがE-mailアドレスは知らないなんてことは時々ある。電話がつながらないが伝えたいことがある。

そんなときにSMSを使おうと言うことだと思う。ただ、かなり限られた使い道なのも事実だが。


ところでSMSは140文字までに制限されてると言ったが、140文字と言ってふと頭に思い浮かんだサービスがある。

Twitterですね。あれは140文字制限ありますからね。これはSMSの文字数制限にあわせたものらしい。

ただTwitterとSMSの大きな違いは、日本語の取扱がTwitterでは1文字は1文字、SMSでは日本語1文字は2文字として計算することになっているということ。

まぁそれはそうとしてSMSの140文字で伝えられることはどれぐらいか。

ヨーロッパの言語の代表として英語と日本語で比較してみる。

WHO says cell phone use "possibly carcinogenic" (Reuters)

携帯の電磁波に発がんリスクの疑い=WHO専門組織 (Reuters)

まぁ同じことを書いた記事ですが、頭140文字と70文字を抜き出したら、

Using a mobile phone might increase the risk of developing certain types of brain tumours and consumers should consider ways of reducing the

世界保健機関の専門組織、国際がん研究機関は31日、携帯電話の頻繁な利用によって特定の脳腫瘍が引き起こされるリスクが高まる恐れがあるとの見解を

日本語の方は英語の方にはない(WHO)と(IARC)は消して比較した。伝えられる内容は同じぐらい少ないですね。

ただこれぐらいで済む要件も多いんじゃないかな。あんまり長いメール作るの大変だし。

これが日本語140字だと、

世界保健機関の専門組織、国際がん研究機関は31日、携帯電話の頻繁な利用によって特定の脳腫瘍が引き起こされるリスクが高まる恐れがあるとの見解を示し、消費者に対し影響を最小限にとどめるための措置を講じるよう促した。14カ国の科学者31人から成るIARCのチームは、携帯電話が健康に与え

ぐらいまで入るからえらいもんだ。もうちょっと要所を絞ればいろいろ伝えられそう。


Author : Hidemaro
Date : 2011/06/01(Wed) 23:53
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