日記帳だ! with Tux on Libserver

二度目の大改造!! 日記帳…か?を継承し、より柔軟でパワフルなBlogに変身しました。

RSSに対応しています。リンク・コメント・トラックバックは自由にしていただいてほぼ問題ありません。
RSS購読方法、僕のリンク・コメント・トラックバックについての考えを読むことをおすすめします。

<< 過去

感染経路を断つ根拠がある

職場の食堂閉鎖が始まって、そろそろ1ヶ月になろうとしている。

食堂がお休みになるから

ところが来週以降、さらなる昼食のピンチが訪れた。どうしたもんかなと悩んでいる。

まだ答えも出ていないので、この話はまた改めて書こうと思う。そもそも昼食だけの問題でもないし。

どうにも食えない話ではないので、そこはご安心を。


それもこれもコロナウイルス騒動である。

東京都はもともと感染経路不明の感染者数の報告が比較的多かった。

北海道など他の地域では報告数が落ち着いていく中、東京都はなかなか収束しなかった。

これはずっと気がかりだったのだが、ここ3日ほどで感染経路不明の感染者の報告が増えたもので、

これはまずいと東京都は今週末の不要不急の外出を中止するよう要請するに至った。


これは3月上旬の北海道とも似ているが、北海道と東京都の違いは都県界を越えての往来が多いこと。

そこで隣接する神奈川県・埼玉県・千葉県・山梨県も連帯して県民に要請を出したのだった。

そういえば山梨県と東京都って直接に隣接してましたね。ほとんどは神奈川県(相模湖)経由での往来だけど。

県ごとに要請内容は少し違う。

神奈川県と埼玉県は東京都と同じく不要不急の外出中止の要請となっている。

もはや東京都と生活圏が同じなので、東京都の問題はまさに自分事であるという捉えた方だろう。これは正しいと思う。

千葉県と山梨県は東京方面への移動中止の要請となっている。(群馬県・栃木県・静岡県なども同様の要請を出している)

県内に限れば状況は深刻化していないという理解のようだが、千葉県はそれでいいのか?


諸外国の報告では感染者が短期間で急増するようなこともあって、今後どうなるか心配なところだが、

一方で幸いだったのは、日本各地でウイルスの感染経路を執拗に追ってきた実績が蓄積されつつあることだ。

2月下旬~3月上旬には見切り発車であれこれと要請が出たもので、科学的根拠に乏しいという非難もあった。

3月19日には専門家会議の見解が出て、これまでの実績からリスクの程度を分析できるようになってきた。

東京都の要請も概ねこれに従ったものと言えるが、より具体化したところがあって、それがここである。

それから夜間の外出についてもお控えいただきたいと存じます。

(小池知事「知事の部屋」/記者会見(令和2年3月25日)(東京都))

これだけ見るとなんのことやらと思うが、実はこの背景には飲食店が感染拡大の原因になっている可能性があるそう。

銀座や六本木、高級クラブで「夜の街クラスター」発生か (読売新聞)

すでに大人数の宴会は避けられているが、少人数であっても長時間・近接する、夜の飲食店で感染が広がっている事実があると。


とても根拠のある指摘だが、これは飲食店にとってはあまりに痛い話である。

大人数の宴会という需要が失われたところ、せめて少人数でも客を取りたいが、それが危ないと言われているのである。

かつては風評被害という一面もあったかもしれないが、だんだんと根拠を持ってきて、そうも言えなくなってきた。

それでも地域によっては許容できるリスクの可能性もあるが、もはや東京都とその隣接地域では特に避けるべきことである。


この要請を受けて南関東では映画館や百貨店などが週末だけの営業休止を発表している。

(今後の状況にもよるが)全面休業ではないのはポイントだと思う。

週末にこれらの施設に多くの人が動くと、それに付随して施設内外でのリスクが高まる。

どちらかというと施設外のリスクの方が大きいような気がしますね。飲食店もそうだけど。

それを平日に分散させることで、商売を完全に止めることなく、リスクの軽減を図ろうということだと思う。

多くの客が訪れる週末の営業休止は痛いが、状況がさらに悪化して全面休業に追い込まれるよりはマシということだろう。

映画鑑賞したければ、平日の空いてる映画館に行けということである。


ところで、今回の東京都での感染報告の増加の背景、いろいろ言われてはいるが、

1つ大きいと思うのが、検疫所の自宅待機要請が始まったことなんじゃないだろうか。

特にヨーロッパ地域からの入国者は、3月21日以降にこの要請が始まったわけだけど、

この要請を避けるために、その前に駆け込みでの入国が相次いだということが報道されたところである。

ちょうど駆け込みで入国した人たちでウイルスを抱えていた人が、そろそろ診断されている状況というのはある。

もともと駆け込みでの入国はおかしいだろうと思ってたんだけど、やっぱりなという気がする。


だからこそ、日本の特定地域で厳しい行動規制が発生することは避けなければならないと思うのだ。

東京都やその周辺地域で行動規制がかかるとなると、それを避けて脱出する人が絶対に出てくる。

そうなるとかえって悪いが、それを停止できるほど世の中はよくできていない。

中国の武漢市封鎖はあんなことよくできたなと思うけど、あまりの副作用に苦しめられたものである。

北海道の事例からすると、今ぐらいで食い下がれればなんとかなると思う。

北海道は無防備な時期に感染が広がった面もあるが、3月中旬以降だとそれなりに警戒度も上がっていたはずだし。


しばらくは気がかりな状況が続くが、必ずしも悪いニュースばかりでもないので、なんとか乗り越えたいものである。

とりあえず今週末も市内に引きこもりだな。

もはや市外に出かけるべきところがない。それが全てである。


Author : Hidemaro
Date : 2020/03/27(Fri) 23:49
社会 | Comment | trackback (0)

封じられたカンガルールート

なにかと鎖国に走る国が多いが、鎖国といっても程度はある。

自国民・居住者の入国は認める、外国人は一切入国を認めない、

陸上国境の閉鎖、航空便の乗り入れ地点の制限など。


そんな中でこの3つのニュースが重なったことは衝撃的だった。

なぜ、これが衝撃的だったかというと、シンガポール・香港・ドバイは典型的なカンガルールートの経由地だからである。


カンガルールートとは オーストラリア・ニュージーランド と ヨーロッパを結ぶ航空便の乗り継ぎルートである。

ほとんど地球の真裏でありながら、交流の深い両地域、直行化はかなり難しいとされている。

と思ってたが、実はパース~ロンドンは直行便あるんだね。オーストラリアの西端からならなんとか飛べると。

とはいえ、やはりオーストラリアの主要な地域からは何らかの乗り継ぎが必要である。

伝統的にはカンガルールートの乗り継ぎ地点はシンガポールだった。多くの路線が集まっている。

オーストラリアのカンタス航空は2012年からエミレーツ航空と提携し、ドバイ経由での乗り継ぎルートを売り込んでいる。

香港もカンガルールートの乗り継ぎ地点として人気があり、多くのオートラリア・ニュージーランド路線が設定されている。

日本からオーストラリア・ニュージーランドへ行く場合も、この恩恵にあずかって香港経由で行く人は多いだろう。


もちろん、カンガルールートの経由地は他にもいろいろ想定され、クアラルンプールやバンコクも実績が多いという。

タイについては、トランジット含めて全ての到着者に診断書を要求しているらしい。そんなもの取得できるのか。

マレーシアについては、トランジット禁止は明確でないが、そもそも全外国人の入国と、全国民の出国を禁止する鎖国状態である。

一応、外国人の出国と国民の帰国の便があるので、飛行機は一定飛んでいるのだが、先行きは不透明である。


さて、日本については、入国せずに乗り継ぐ場合は上陸拒否とかビザの効力は関係がなくて、

検疫については、感染が確認されたら隔離やむなしだが、そうでなければ乗り継ぎは可能とみられる。

各航空会社、欠航が多く出ているが、東京(成田または羽田)~世界各地の便は細々とも続く傾向にある。

というわけで、もしかするとカンガルールートの乗り継ぎ地点に日本を選ぶようなこともあるのかもしれない。

ただし、日本経由は少し遠回りである。そもそも日本~オーストラリア・ニュージーランドはそこまで便数が多くない。

どうせ今は空港もガラガラだろうから、乗り継ぎ客は大したリスクにもならないんじゃないだろうが。


ここではオーストラリア・ニュージーランドの心配をしていたつもりだったのだが、

そもそもオーストラリア自体が鎖国状態になりつつあり、4月・5月はカンタス航空は全国際線を欠航にすると言っている。

ニュージーランドも事情は同じようなところらしく、国際線の多くの便を6月末まで欠航すると言っている。

すなわち、オーストラリア・ニュージーランド自身が外国との行き来を絶つような状態となり、

もはやカンガルールートの経由地がどうこうという問題ではなくなって来ていると。

そのため、国主導での臨時便の運航など救済策が必要だというような主張もあるようである。

イギリス人旅行者、豪・NZで足止め 新型ウイルスの渡航制限で (BBC)


ちなみにオーストラリアもトランジット禁止の措置をとっているのだが、

ニュージーランドと他地域をオーストラリア経由で行き来する人のことも考慮して、

他の措置に比べれば長めの猶予期間を取ったというが、今のところは2/26までというからそんなに余裕があるわけではない。

これが封じられるとニュージーランドはほとんど身動きが取れなくなる。

オーストラリア経由はダメ、比較的近くて拠点性のあるシンガポール経由もダメとなると、本当にどうするんだって。


日本もそう状況はよくなくて、積極的な外国との往来は控えたいところだが、

かといって鎖国してしまうと、外国に取り残される、あるいは日本に取り残される人が出てくる。

そりゃ感染して日本に戻ってくるのはうれしくはないけど、外国に取り残されるのもよいことではないでしょうし。

14日間の待機要請というところで、なんとか流入を洗い出したいというところなんじゃないか。

今ぐらいの航空便の状況でのらりくらりと乗り越えたいというのは本音だろうけど、さてはて。

国際線については日本だけの事情でどうこうできる話ではないんですけど。


Author : Hidemaro
Date : 2020/03/24(Tue) 23:51
社会 | Comment | trackback (0)

移動の制限もいろいろある

今さら知ったんだけど、ビザの効力とか、ビザ免除の効力を決めるのって外務省なんですね。

出入国在留管理庁のWebサイトにはビザのことを何も書いてないからわからなかったんだけど。

もっとも日本にいてビザの心配をする必要は通常ないのだけど。

安全情報・領事関連情報:新型コロナウィルス関連 (在韓国日本大使館)

こういうのは在外公館の方が詳しいですね。


コロナウイルス対策での人の移動の制限については、概ね次の対策が行われている。

  1. 特定国で発給されたビザの効力停止、一部国籍のビザ免除の停止 (外務省)
  2. 特定地域に滞在歴のある外国人の上陸拒否 (入出国在留管理庁)
  3. 特定国と日本を往来する旅客便の成田空港・関西空港への集約 (国土交通省)
  4. 特定国からの入国者への自家用車での帰宅、自宅などでの待機要請 (厚生労働省検疫所)

それぞれ、効果を生じる範囲と強制力に差がある。


1.については新規に日本に来ようとする外国人だけが対象である。ビザが無効な場合、飛行機への搭乗は拒否される。

日本人はもちろん、再入国許可を得て出国した外国人も対象にはならない。

(再入国許可とはいうけど、在留カード導入後は出国審査で申告すれば みなし再入国許可 なので、許可らしいことがあるわけではない)

なお、ビザの新規発給が禁止されたわけではないので、必要性が認められて感染症の懸念が小さければビザを得て渡航できる。

ビザ免除の停止中は、短期滞在でもビザを取得する必要があるが、免除されている国籍の人は手数料は無料になる。

韓国国籍の人はどこに滞在していても免除から外されたが、例えばオーストラリア在住の韓国人など、

これといった懸念もなければ、無料でビザの発給を受けて渡航できるんじゃないか。(実運用は明らかではないところもあるが)


2.については対象は外国人、日本人は明確に対象外だが、再入国許可を得た外国人も上陸拒否にはなりうる。

ただ、実際のところどうなんだろうかというのは気になるところで、対象者でも半分ほどは上陸許可が出ている。

上陸許可が出ている主な例としては、中国の特定地域で発行されたパスポートだが、明らかに滞在歴がない人とは書かれているが。

ある程度は柔軟に対応されているのかなとは思うが、外国人である以上は上陸拒否になりうるのは確か。

流行状況に応じて国より細かい単位で対象地域を指定していて、韓国にいたっては市・郡単位で区域を指定している。


3.については往来する人全員、飛行機が飛ばないんじゃどうしょうもない。

集約先の成田空港・関西空港ですら平時よりは便数がかなり細っているので、他の空港は需要がもたないというのもあろうと思う。

全滅ではないというのはポイントで、細々と往来できる状態にはなっている。

人の往来はそんなもんだが、問題は物の往来で、旅客便が飛ばないと旅客機の貨物スペースを使った貨物輸送ができなくなる。

これにより航空貨物の輸送が滞るという問題があって、臨時の貨物便の設定などで乗りきろうとしている。


4.は日本人・外国人を問わず特定国から入国する人全員への要請である。

ただし、これは強制力のある要請ではないそうである。対象者こそ多いがそんなもの。この要請を回避するために駆け込みでの入国が相次いだなんていう話もあったけど、それじゃあ本末転倒ではないかと思った。

このあたりは現在の検疫法が無症状の人に対処できないというところに課題があるとも言える。

潜伏期間と、当初の症状はかぜ同様に見えることから各国の検疫所が手を焼いているのが実情ですけどね。

どうやったら効果的な対策ができるかは今後の課題だが、現状は検疫所からの要請という形で対処しようということらしい。

しかし、自家用車での帰宅要請とか果たして従うことができるものなのか。


入出国在留管理庁では、救済措置として在留資格認定証明書の有効期間を延長する対策を取っている。

日本では長期滞在する外国人は、まず日本の受け入れ側で在留資格認定証明書を取得して、

これを入国予定の人に送って、その人の滞在している国の在外公館に提出してビザの発給を受ける。

在留資格認定証明書の取得まで完了したが、この状況で日本入国を遅らせることは想定されるし、

そうでなくてもビザの効力停止の影響を受けて、日本へ出発できなくなってしまった人もいるであろう。

その場合は発行済みの在留資格認定証明書そのままで、日本への出発前にビザを再取得するようにということである。

なお、外務省はビザの効力停止への救済措置はなくて、ビザの有効期限が切れた場合は再取得するようにとのこと。

でも、在留資格認定証明書が生きてれば、ビザ発給はスムーズに行くはずだから、まだ救いがある。


中国・韓国発給のビザ効力停止と、韓国人のビザ免除停止は今月末までの予定。

両国とも新規の感染報告は減っているので、そのまま3月末で終わるんじゃないかなと思うが。

そこにあわせて上陸拒否の範囲も見直しが入るかどうか。

中国国内でも湖北省での移動制限が解除されつつあるようなので、そろそろ滞在歴での上陸拒否は役割を終えるのではないか。

一方で、最近の懸念はヨーロッパで、ヨーロッパ全域で発給されたビザの効力停止と、ヨーロッパ各国対象のビザ免除停止がまもなく行われるよう。

こちらは4月末までの予定である。それぐらいは見ないといけないかなぁ。


各国がこぞって鎖国に乗り出す中では、日本の対応はやや緩やかな印象を受ける。

日本と中国・韓国は本来はとても往来が多い地域、重要性の低い旅行は避けてもらうにせよ、全く移動できないと大変である。

日本と韓国はお互いに入国制限や検疫強化をやっているけど、国籍問わず重要性があれば移動できる状態を保っている。

この状況も正常とは言えないが、全く移動できないと多少は移動できるのでは大違いである。

それもできるだけ早く正常化したいところだけど、こんな状況だし、緊急対応としてはやむを得ないか。


日本国内では北海道の緊急事態宣言が明日で解除、外出は避けて欲しいとはいうが正常化への道が見えてきた。

他の地域では、明らかに改善したと言えるかは微妙なところだが、急激な感染拡大は避けられてそうだ。

そろそろ、博物館とかの閉鎖も終わらないかなと期待してるんだけど、どうですかね?

ここまでの情報からすると、そうリスクが高い話ではないと思うんだけど。


Author : Hidemaro
Date : 2020/03/18(Wed) 23:42
社会 | Comment | trackback (0)

ごみカレンダーが欲しい

今日の午前中はあれこれと用事をしていたのだが、

ちょうどよかったので市役所に寄り道して来年度のごみカレンダーを取りに行った。

本来は戸別に配布されるはずなのだが、なぜか社宅全体で数枚しか置いていかなかったんだよね。

戸数に対して枚数が全然足りないわけで、それで取り損ねたのである。

ほとんどの配布物がこんなんなんだよなぁ。全戸にまじめに配布するのは選挙公報ぐらいですよ。


なぜ、ごみカレンダー が必要なのか。

それが燃やさないゴミなどの回収スケジュールが厳密に隔週だからである。

厳密に隔週だからカレンダー

それ以前は ごみカレンダー が定期的に配布されることはなかった。

当時は月2回回収で第1・第3水曜日とかいうのはあったけど、その程度である。

それがちょうど1年ほど前に収集の平準化のために、厳密に隔週での回収をするようになった。

そのため、毎年カレンダー形式で配布することにしたのである。


広報に配布場所がいくつか書いてあったのだが、市役所の総合受付にあるらしい。

総合受付の手前に ごみカレンダー が入った棚があったのだが今年度のだった。

そこで受付の人に町名を言って来年度の ごみカレンダー が欲しいというと、ガサゴソと探して出してくれた。

そうそう、このカレンダーって収集スケジュール別になっているんですよね。

だから町名を言わないと出てこないのである。


というわけで無事に ごみカレンダー が入手できた。

毎月のカレンダーに収集するゴミの種類が書かれていて、末尾には分別方法や粗大ゴミの回収のルールなどが掲載されている。

ここは今年度分と同じなのだが、裏表紙には月ごとの回収日が簡潔にまとめられた表があった。

わざわざカレンダーなんて冊子にしなくても、1枚ペラでよかったんじゃないの?

そんなことに思いながら冷蔵庫に ごみカレンダー を貼り付けたのだった。


毎週回収の 燃やすごみ・プラスチック容器包装 を捨てるのに、ごみカレンダーを見る必要は特にない。曜日も覚えてるし。

隔週回収の 燃やさないごみ とか びん・缶 で気になるけど、捨てる頻度は低いので、捨てるときに調べればよいとも言える。

市のWebサイトとかスマートフォンアプリとか確認方法はいろいろありますしね。

それでもいいかなとは思ったんだけど、やっぱり ごみカレンダー かなと。

開庁日に市役所に行くのはちょっとしたハードルではあるんだけどね。

市役所以外の配布場所もいくつか書いてあったけど、市役所ですら窓口配布なんだから、他も平日じゃないと無理なのかね。

商業施設に積んであるとかそういうものではないので。(かつて住んでた地域はそれで広報など配布してた)


余談だけど、広報に「来年度のごみカレンダーを戸別配布しました」と書いてあった近くに、

市内のターミナル付近に閉鎖型喫煙所を設置しますという案内が掲載されていた。

喫煙所の設置条件が厳しくなる中で、喫煙者が野放しにならないように、環境に配慮した喫煙所を設置するということである。

なるほど、確かにそれは必要かも知れないと思って読み進めると、問い合わせ先がごみ処理と同じ部署なんですよね。

これはちょっと意外だった。てっきり公園や公衆便所と同じ部署なのかなと思ったから。

どうも調べてみると、環境美化を担当する部署が、公共空間での禁煙を取り扱っているからこうなっているらしい。

なので、市のWebサイトを見ると「ごみ・リサイクル」の下に喫煙関係のことが並んでいるということで、すさまじい違和感。

そういうもんなんですかね?


Author : Hidemaro
Date : 2020/03/16(Mon) 21:49
社会 | Comment | trackback (0)

社主から手離れする日

新聞が自社のことを記事にすることはあるが、こんなニュース。

朝日新聞社社主・村山美知子氏が死去 99歳 (朝日新聞デジタル)

社主ってあんまり聞かないけど、一体どんな立場の人だったんだろう。


朝日新聞社 役員一覧・組織図

役職者の一覧のトップに「社主」として書かれているが、一方で取締役とか役員という肩書きはない。

組織図にも取締役会・監査役会と並列に記されていることから、

業務において社長の上位にあるとかそういうものではないらしい。


そもそも前提として、朝日新聞社は上場会社ではない。

ただし、有価証券報告書の提出はしている。

なぜ非公開会社なのに有価証券報告書を提出しているかといえば、株主が1000名以上だから。なるほどね。

その有価証券報告書を見てみると、社主の名前は大株主の状況に記載されている。

2019年3月末時点の大株主の状況は次の通りである。

朝日新聞社従業員持株会 (持株比率25.05%)

株式会社テレビ朝日ホールディングス (持株比率11.88%)

村山美知子 (持株比率11.02%)

上野聖二 (持株比率11.02%)

公益財団法人香雪美術館 (持株比率10.00%)

なるほど。大株主だったんですね。


もう少し詳しい経緯を調べてみると、1881年に朝日新聞社は 村山龍平氏 と 上野理一氏 の2人で経営をスタートした。

この2人が初代社主であった。以後、この2人の持分は親族が相続していくことになり、相続するごとに社主も移り変わってきた。

戦後には社主の肩書きが外されたときもあったが、基本的にはこの2人の親族が社主を継承して行っていた。

ただ、上野理一氏 のひ孫にあたる 上野尚一氏 が2016年に亡くなってからは、その子孫は社主の肩書きを継承していない。

とはいえ、大株主に上野という名字の人がいることからもわかるように、持分は相続されている。


このたび亡くなったことがニュースになった 村山美知子氏 は 村山龍平氏の孫にあたるようである。

当初、村山氏と上野氏が2:1で持分を持っていたという経緯もあって、1977年に社主になった当初は筆頭株主だったようである。

ただ、2008年以降、所有株式をテレビ朝日などに売却して、香雪美術館などに寄付して、持株比率を下げていった。

いつか来る相続に向けて、資産の整理を進めていたのかも知れない。

個人株主では上野氏と並んで筆頭ということで、社主としての体裁が保てる範囲まで持株比率を減らしたのだろうか。


もともとは社主=経営者だったのだが、時代が行くにつれて、経営者としての実態は伴わなくなってきたのだろう。

現在、朝日新聞社の経営者には創業家の親族はいないように見える。

もちろん大株主ですから、株主総会での影響力はあったかもしれないが、実際のところは不明である。

役職者の一覧の筆頭には書いてあるが、もはや社主というのは名誉職でしかなかったと想像できる。

それだって、上野尚一氏の後継となる社主がいないことからも、村山美知子氏の死去をもってなくなる役職なのかもしれない。


社主という肩書きは新聞社や出版社では時々使われているものらしい。非公開会社が多いのも背景にあるのだろうか。

比較的最近まで読売新聞も社主という肩書きの人がいたようだ。

ここも朝日新聞と事情は似ていて、1924年から経営に参加した正力松太郎氏の親族が社主となっていた。

ただ、これも相続されるにつれて、社主1名での持株比率が下がっていき、社主という肩書きはなくなってしまった。

もはや経営者に正力氏の親族がいないと思われることも同じである。


上場会社では「社主」なんていうのはあり得ない肩書きだけど、非公開会社ならね。

もっとも、朝日新聞社にしても、読売新聞にしても社主の持株比率が下がっていった背景には相続というのがある。

企業価値が小さければ、相続税の負担も軽いし、遺産に占める割合も低く、親族の誰か1人が継承し続けるのはそう難しくないかもしれない。

ところが、大きな企業価値を持った会社を相続すると、まず相続税の負担が重い。

しかも遺産に占める割合が高いと、必然的にその会社の持分を親族間で分けざるを得ない。

創業者の親族から経営が手離れしてしまえば、もはや社主という肩書きは意味を持たなくなるのかもしれない。


勤務先の会社にも創業者はいて、当初は創業者やその親族が大株主だったようである。

ところが、ある時期に事業規模が急拡大し、このときに大量の増資をすることになったそうである。

その結果として創業者の親族はもはや少数株主になってしまったとのこと。

今や上場会社、大株主は信託銀行や保険会社ばかりが並び、唯一違うのは従業員持株会だけ(それも持株比率は数%である)。

オーナーが知れなくなる理由はいろいろだが、会社がひとり立ちしていくというのはそういうことなんじゃないか。

創業時とは主力事業も大きく変わっちゃったからね。

それでも創業時からのとある製品が創業時から現在までずっとトップメーカーなのは驚くべきことだが。知る人ぞ知る。


Author : Hidemaro
Date : 2020/03/03(Tue) 23:54
社会 | Comment | trackback (0)

無観客でもなんとかなる

日本において競馬というのは間違えなく国民的スポーツである。

特に馬券の売り上げはすさまじいことが知られており――って結局ギャンブルかよって。

とはいえ、普段は週末ともなれば、競馬場や場外馬券売場は大賑わいとなるところ、

感染症の懸念があるということで、当面の間、地方競馬・中央競馬ともども無観客での開催となる。

無観客での競馬は戦時中にあって以来とのことで、特に地方競馬は制度ができてから初めての無観客での開催となる。


これは競馬にとっての影響は大きいと思ったかも知れないが、案外そうでもないらしい。

JRA無観客競馬 ウインズなど場外馬券発売&払い戻し取りやめ (netkeiba.com)

中央競馬では売上の72%がインターネット・電話投票なのだという。

まして、競馬場に行けないならば、家でテレビやラジオで観戦しながら、競馬を楽しむかという人も出てくるだろう。

だから、無観客での開催でも十分な売上が確保できるので問題ないということである。


実際、すでに無観客で開催した大井競馬場では、大した減少幅ではなかったらしい。

【地方競馬】大井の無観客開催は売り上げ1億3千万円減 (Yahoo!ニュース)

無観客開催での売上が11.5億円程度で、これは普段に比べて1.3億円程度少ないかなということである。

減少幅としては1割程度に抑えられているということで、これは大したことではないと。

これはかなり驚いた。もっと影響が大きいと思ってたので。


なお、他の公営競技ではこれまでも無観客での開催実績があるものがある。

それが「ミッドナイト競輪」である。20時台からスタートして23時台で終わるという深夜帯の競輪である。

無観客である理由は競輪場周辺の環境対策のため。こんな深夜に競輪場周辺をうろつかれては困る。

一方で、この時間帯は仕事終わりでも余裕があるので、多くの人がインターネットで観戦しながら車券を買えるわけだ。

この取り組みが競輪の増収につながったようである。

競輪がまさかの「無観客レース」で復活したワケ (日経ビジネス)


無観客での開催がきちんと売上に貢献できるというのは、いまどきの公営競技特有のことかもね。

各種の興業において、こんな仕組みが確立されているものはほとんどないのでは?

普通に考えれば、来場者から得る入場料というのは大切な収入源である。

ただ、公営競技というのは入場料はわずか(100~200円)、なんなら無料の場合もある。

指定席など、それなりの金額のものもあるが、それだって投票券の売り上げを考えれば無視できるほど少ないだろう。


ファンにとってみれば、お家に引きこもりながらも競馬を楽しめるのは幸いですよね。

本当は競馬場で臨場感を感じたかったとか、そういう思いを持っている人もいるだろうけど、

それでも競馬が開催されることが幸いであると。それは違いないんじゃないかな。

なお、中央競馬の全レース中継を手がけているグリーンチャンネルでは、この週末は無料放送となるようである。

グリーンチャンネルの無料放送って、外国開催のレースをJRAで発売するときもやっていて、

馬券を売る以上は観戦機会を保証する責務があるということなのかね。いい心がけだと思いますけど。


Author : Hidemaro
Date : 2020/02/28(Fri) 22:51
社会 | Comment | trackback (0)

1日2回は検温しなさい

勤務先で新型コロナウイルスについて、より具体的な指示がでた。

これまでも中国から日本にやってきた人は、2週間程度在宅勤務などで様子見することという指示があったが、

日本国内でも散発的に感染が見られることから、全員を対象とした指示が出ている。


この指示内容がだいたいこんなことである。

  1. 手洗いを励行すること、特に出勤後と食事前には必ず手洗いをする
  2. 1日2回(出勤前・退勤後)の検温を行うこと
  3. 体温が37.5℃以上があったり、咳やくしゃみのあるときは、体調に応じて休暇を取るか在宅勤務にして2~3日程度は様子を見ること
  4. 家族が発熱などあるときも同様に休暇を取るか(看病を想定?)、在宅勤務にすること

より厳格な風邪の蔓延対策みたいな感じですね。

体温を測定して、微熱以上あるときは少なくとも2~3日は様子を見るというところは特にそうかなと。

風邪っぽいなら、よくなるまで2~3日ぐらいは療養しようというのはもっともな話である。

家族に発熱があれば、というのはやや厳しいと思ったが、一般にリスクは高いと言ってよいでしょう。


ここで想定している感染症としては、一般的な風邪、インフルエンザ、新型コロナウイルス というところがあろうと思う。

「発熱があっても新型コロナウイルスが原因である可能性はそう高くありません」という注意書きも書かれていた。

一般的な風邪の場合は、微熱程度で2~3日程度で軽快するはずである。

インフルエンザの場合、高熱や節々の痛みなど、特有の症状を伴って、2~5日程度で軽快するだろうと。

新型コロナウイルスの場合、一般的なかぜと類似した症状が1週間程度続いて重症化していくような報告がある。

いずれのパターンであっても、検温などで検出して、まずは会社に出勤しないという対応が取れる。

そのまま、一般的な風邪のように回復すれば2~3日程度で出勤してよいが、

インフルエンザや新型コロナウイルスに特有な症状を検出したら、それぞれ適切な対応をするようにとなる。


もっとも、これで新型コロナウイルスの感染を完全に防げるとは言っていない。

ただ、飛沫感染については、咳やくしゃみといった症状がなければ、大きく広がることは考えづらい。(というのをどこかで見た覚えがある)

排泄物を介した感染もあるかもしれないが、衛生的なトイレが備えられていることを考えれば、そんなにリスクは高くないだろう。

一般的な風邪のように回復した場合は2~3日程度で出勤することもありうるが、

インフルエンザや新型コロナウイルスの症状が軽度な場合、ここで見落とす可能性はありうる。

でも、そこを切り分けるのはどうやっても難しい。(インフルエンザの迅速診断も検出できないケースは少なくないそう)

ただ、軽快して、咳やくしゃみで大きく広がる懸念がなければ、そこの切り分けは重要ではないんじゃないと。


37.5℃以上の熱が4日以上続くような場合は……ということが発表されたときに、

そうなると発熱している人を一律に入場禁止するのが相当な対策ではないかと考えていた。

勤務先がだいたいそういう発想で対策を提示してきたので、僕にとってはなかなか受け入れやすい。

毎日検温するのはめんどくさいなぁと思うけど、追加の負担はそんなもんかな?

職場で「家に体温計ないんだよなぁ」「体調不良で医者にかかるときに体温測定しても体温に表れないから手応えがない」と言っている人がいて、

「それでも体温測定は体調管理の基本ですよ」というと、「じゃあ体温計買うか」なんて言ってたが。


もちろん出勤しなければよいのだが、そうはいっても出勤しての勤務は重要である。

一応、在宅勤務というのは、勤務先ではある程度定着してはいるものの、限界も見えてきているのも事実。

出勤を避けたいときの手段の1つとして呈示することはできるが、万能ではない。

大規模な会議の延期や、会議をやるときの注意事項などもあったが、そういう特別な対策もどれぐらい功を奏するかは疑問である。

そもそも職場で多くの人と顔を突き合わせて仕事をしているのだから。

というわけで、まずは風邪の症状に対して早期に気づいて、出勤を取りやめるようにというのが、もっとも有効な対策でしょう。


この対策をいつまで続けるのかという話はあるけど、検温をして、発熱などあるときは2~3日程度は休むというのは、

一般的に感染症予防として効果的なので、ずっと続けても悪いことはないかなと思う。

今回のコロナウイルス騒動に限らず、インフルエンザ対策とかいう名目で毎冬やるとか、それでもいいとは思いますけどね。

持続可能な対策を根付かせることが、もっとも有効なんじゃないかなと思う。

その点で、この取り組みはバランスが取れていてよいと考えている。


Author : Hidemaro
Date : 2020/02/20(Thu) 22:54
社会 | Comment | trackback (0)

冬は観光シーズンではないということもない

今日は奈良と京都に出かけていた。

京都行きはあまり考えていなかったのだが、結局お花見していた気がする。

花って言うのは梅、二条城と北野天満宮に行ったんで、どちらでも梅を見たという話。

ちょっと早いのはそうだけど、気温が高めで推移していることもあって、早咲きの梅だともう見頃。

まぁいろいろ品種がある中で、一部しか咲いていないのでちょっと寂しいのもそうだが。


国内外の観光客で賑わう奈良と京都、でも冬は観光客が減るというのが定説だった。

そんな冬の観光客誘致のための取り組みの1つがマラソンで、ちょうどこの週末が京都マラソンなんですね。

岡崎公園に行ったら、みやこめっせ のランナー登録所の案内がそこかしこにあった。

本番は日曜だが、もう今日から受付はやっているそうで。


ただ、ここ最近は冬の観光客も増えていたという。

というのも、冬は春節の休みがあるので、中国を中心とした地域からの観光客が多い時期なのだという。

冬の京都に異変 春秋との観光客数の差縮まる (産経新聞)

なるほど、確かに日本人はあえて寒い時期に出かけたがらないけど、

中国ではこの時期がもっとも大きな連休、というわけでこぞってでかけるというわけである。

日本全体としてこういう傾向はあると思うが、特に観光客が多い京都では話題となりやすい話である。


ただ、この冬は中国の国内の移動にも苦労するような状況で、日本旅行なんてとてもとても。

そんなわけで例年に比べると、人は少ないんだという。

もともと京都はヨーロッパ系の旅行客が多い印象で、その辺の顔ぶれはあまり変わっていないような印象。

ただ、普段ならもっと中国人いるよなぁと。そういう違和感はあった。

そうはいっても平日ということもあって、奈良も京都も外国人観光客が目立つことに変わりは無かったが。

これが大阪だとどうなのかなというのはちょっと気になるところ。中国人の割合はかなり高かった印象なので。


冬が過ぎて立て直せればいいんですけどね。もともと冬は落ち込む時期だったしと開き直れば。

ただ、春になれば元通りかというと、そういう状況はなかなか見通しにくいですね。

というわけで、なかなか長期戦を強いられそうである。

大阪は中国との交流が特に深い地域ですから、影響は大きいだろうなとは思ったけど、思ったより長引きそうで心配だ。


Author : Hidemaro
Date : 2020/02/14(Fri) 23:38
社会 | Comment | trackback (0)

国境を越える日を間違えていた

うちの職場に今週から出張に出かけている人がいるのだが、

予定していた日に出発できず、出発が1日遅れてしまったのだという。

飛行機の欠航・遅延? と思ったかも知れないが、実はそういうわけではない。

実はビザの不備だったのだ。


目的地は日本からの直行便がない都市、どこかで乗換が必要になる。

乗り継ぎルートもいろいろあると思うが、同国の主要空港での乗り継ぎにすることにしたようだ。

乗り継ぎ含めると24時間近くかかるって言ってたかな。目的地には翌日着ですね。

ところが、最初に搭乗する便は日をまたがないのである。

次が国内線なので、この時点で入国するので、目的地に到着する日の前日に入国することになる。

にも関わらず、ビザの入国予定日が目的地への到着日になっていたため、航空会社に搭乗拒否されたわけである。


旅行代理店が入ってやっていたはずなのに、どうしてこんなことが起きたんだか。

ビザ取得のためには先方から滞在日程を記した招聘状を受け取る必要があるが、

これは現地での滞在期間を想定して書かれているわけで、乗り継ぎまでは考慮されていなかった可能性はある。

陥りがちなミスなのかもしれないが、そこは旅行代理店が気づいて欲しかったところである。


国境を通過する日付が重要であるというのは、なんか見た覚えがあったなと思ったらこれだ。

ベラルーシから出国できなかった話 (note)

ベラルーシの通過ビザ(2日間有効)で入国して、入国日の翌日夜に出る国際バスに乗車しようとしたら拒否されたと。

原因はこのバスが国境を通過するのは日をまたいでからだったから。すなわち2日有効のビザだとオーバーステイになると。

といっても結局はリカバーできなかったので、翌日に出頭して、罰金の支払いと滞在許可の延長をして、飛行機で出国したとのこと。


航空会社がビザの要件を満たさない人を搭乗拒否するのは、

もしも航空会社が運んだ乗客が入国拒否されたら、航空会社の責任で送還しないといけないからというのもあるだろう。

なので入国拒否される可能性が高い人は通常、搭乗拒否されるわけである。

航空会社がチェックできるのはビザの有効期間や免除条件など形式的なことだけだけど、せめてそれぐらいはチェックすると。

最近はビザ免除だったのが電子ビザになった国も多いですから、なおさらこういう形式的なチェックが重要になっている。


なかなか難しいもんだなと思う。

何をもって妥当な入国とするかという話ではあって、結局は入国審査官の裁量ですよということになる。

形式的にNGでも事情を鑑みて許可することもできるし、形式的にOKでも何らかの要因に当てはまれば拒否できる。

現在、日本では最近2週間以内に中国・湖北省に滞在した外国人、あるいは湖北省発行の中国パスポート所持者の上陸を原則拒否している。

ただ、実情としては、9日までに入国審査を受けた対象となる外国人が103人いたうち、55人は上陸許可されているのである。

新型肺炎のクルーズ船感染者、検疫官含め新たに40人-重症者4人 (Bloomberg)

少なくとも特別永住者は外国人ではあるけど、このような理由で上陸拒否になることはないだろうと思っていた。

それ以外の外国人はどうかなと思っていたら、案外、上陸許可が出ているなという印象である。

おそらくは生活基盤が日本にあるなどのケースでは、上陸許可を出しているんじゃないだろうかと思う。

形式的に湖北省発行のパスポートだから飛行機乗れませんよという対応では、こうはならないわけである。

航空会社としてはリスク回避したいところではあるが、全て拒否するのは人道的にどうなんだという話もある。

ここらへん、どうやって折りあいを付けてるんでしょうね。上陸許可された55人が航空会社の見逃しとは思えないですし。


Author : Hidemaro
Date : 2020/02/12(Wed) 23:40
社会 | Comment | trackback (0)

遊園地は城跡で公園予定地だった

「としまえん」は練馬区にあるのに、なぜ「としま」と付いているのだろうと思っていた。

このあたり一体は歴史的には豊島郡(明治の町村制施行時に南北に分けられ、以後は北豊島郡)に属していたので、

そこかなと思ったのだが、それも少し違って、でもルーツは同じであることを先日知った。

としまえん閉園へ 23年にも「ハリポタ」の新パーク (朝日新聞デジタル)


実は としまえん のある一帯は都市計画では「練馬城址公園」という都市公園の計画があるそうだ。

周辺は住宅密集地で災害時の避難地に乏しいという事情もあるらしく、東京都としては早期に整備したいとのこと。

としまえん の土地を保有するのは西武鉄道、これまでも買収交渉をしてきたが、なかなか進捗はなかったらしい。

ピーク時より客入りが減ったとはいえ、年112万人が訪れるテーマパークである。

この流れが変わるきっかけとなったのが、大阪・USJで「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」が評判だったこと。

これに気を良くしたワーナーブラザーズが、東京でのテーマパーク整備を考えたのだろうか。

西武は としまえん を閉園、その跡地を新しいテーマパーク と 東京都が整備する練馬城址公園の敷地に転用するという計画を立てたそうだ。


最初に書いた としまえん の「としま」の由来だが、練馬城を居城としていた豊島氏に由来するものだそうだ。

その豊島氏の支配地に由来して豊島郡という行政区域の名前ができたという。

豊島郡が新宿区あたりまで広がっているのは知っていたが、歴史的には中央区や港区あたりまで広がっていたんだそうだ。

ただ、江戸幕府が定めた江戸の区域に含まれた部分は、行政上は豊島郡から抜けてしまったので、

現在の東京都心がかつて豊島郡であったことが省みられることはない。


現状の としまえん は「練馬城址公園」の未整備区域に立地しているという状態である。

このように都市計画上は公園だが、実際には公園として整備されていないということはしばしばあるようである。

都市計画上の公園区域の一部だけが公園として整備され、残りは公園として整備する気がまるでないということもある。

実は「上野恩賜公園」がそうなのである。

上野恩賜公園マネジメントプラン(pdf) (東京都建設局)

この資料を見てみると、都市計画上の「上野恩賜公園」のうち、東京国立博物館、東京文化財研究所、東京文化会館、弁天堂、清水堂、東照宮と上野動物園内のごく一部が開園区域から除外されている。

これらの区域は上野公園の一部として認識されているが、東京都は公園として管理していないということである。


一方で、上野公園の区域でも、無料で自由に立ち入れない区域がある。

まず思いつくのが上野動物園、これは都立公園条例で公園の有料施設に位置づけられている。

上野動物園って有料の庭園と同じ扱いなんですね。多摩動物公園も同じらしい。

国立西洋美術館・国立科学博物館・東京都美術館・上野の森美術館 も公園区域に含まれている。

これは都立公園の有料施設ではなく、公園の土地を借りているという位置づけらしい。

公園施設設置許可について(梅小路公園・(仮称)京都鉄道博物館)(京都市)

公園の土地に自由に建物を建てられるわけではない。ただ、法令で認められた施設なら公園管理者以外が建てることもできる。

これは京都市が管理する梅小路公園にJR西日本が 京都鉄道博物館 を建設する許可を受けたものである。

使用する面積相応の使用料を管理者に納める必要があり、JR西日本が支払う使用料も許可条件に書かれている。

上野公園のこれらの博物館も東京都の許可を受けて公園内に立地しているということである。おそらく使用料は減免されてるんだろうが。


経緯は不明なところもあるが、少なくとも東京国立博物館については、東京都が公園として整備する必要性はあまりない。

国立文化財機構が公園との調和を考えて整備していて、実態としては公園の集客施設の1つとして機能している。

弁天堂、清水堂、東照宮はいずれも宗教施設ということで、普通に考えれば公園施設として整備することは認めにくい。

一方で、上野公園の敷地は寛永寺旧境内(あらかた燃えたのを公園として整備した)ということで、寛永寺に由来する施設が残るのもやむを得ず、

都市計画上は公園にしておきながらも、未整備のまま残すということにせざるを得なかったのかなと。


としまえん の行く末としては区域によりいろいろ考えられる。

もっともシンプルなのは、遊園地を閉園して、東京都が購入して、更地にして公園にするというもの。

遊園地の施設をそのまま公園の有料施設として残すというのも考えられる。

プールなんかは公園の有料施設としてはよくある印象である。(国営昭和記念公園など)

一方、ワーナーが整備すると言っているテーマパークはどういう扱いになるのかということである。

東京都が公園整備のために購入した土地に、東京都から許可を受けて公園施設として整備するのかと思ったけど、

ワーナーが西武から土地を借りるという記載からすると、都市公園としては未整備状態のまま転用するのかもしれない。


練馬城址公園に求められる役割もいろいろあると思うが、やはり集客施設としての役割も期待されてるんじゃないかなと。

西武鉄道や練馬区もそういう期待はしてるんじゃないだろうか。

西武は公園へのアクセス路線の運営者ですからね。鉄道事業としても興味があるところだろう。

ただ、やっぱり公園として使える敷地は限られていて、しかも一部はワーナーが転用予定と。

公園として整備するからには緑地への期待もあるでしょうしね。どうなることやら。

段階的に整備されていくのだとは思いますけどね。


Author : Hidemaro
Date : 2020/02/06(Thu) 22:59
社会 | Comment | trackback (0)

Tools