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久々の水泳

今月、あと1日ぐらい休暇を取ろうかと考えたが、大した用事があるわけでもない……

というところで、思いついた。そうだ、プールに行こうと。

ついでに今日は8の付く日でハッピーデーだからイトーヨーカドーにも買い物に行こう。

というわけで、今日は午後半休を取った。(在宅勤務だと半日休暇は好都合ですね)


さて、市営の体育施設は3月から6月まで臨時休業となっていたが、そこから再開したようである。

当初は更衣室を使わないなんていう条件も付いていたようだし、屋内施設では定員制限も入った。

そんな中ですぐに再開できなかったのがトレーニング室とプールだった。

やはりスポーツジムでの集団感染のことがあったので、それなりの対策を要するという判断があったのだと思う。

しかし、これらの施設も7月には再開することとなった。でも、制限は他の施設に比べて厳しい。


そんな中でもプールは普段の来場者の多さもあって、事前予約制となっている。

(他の施設は定員制限があっても、個人利用の場合は予約できないから、人数以上いる場合は追い返されるのか)

市内在住・在勤・在学者のみ利用可能で、文化・体育施設の予約サービスでの予約をしてから来場するようにとのこと。

完全入れ替え制で、2時間ごとの時間帯に分けられている。それで各々何人と制限があると。

休日だとすぐに満員になってしまうわけだが、平日ならそこまでのことはないので、

水泳をするなら平日だということになるわけである。それで休暇を取ってプールに行こうってなったんですね。


2時間枠というのは、市営プールが普段から利用1回2時間までという料金制度だからということになるが、

2時間フルに使うことはあまりなくて、だいたい正味1時間ぐらいしか泳がない。

というわけで、仕事を終えて家を出て、道中で昼食を食べて、予約時間の30分遅れぐらいでプールに入ることに。

プールの前にテントがあって、受付の人がちょこんと座ってた。その人に予約情報を伝えると、シートを渡された。

ここに体温測定の結果(その場で非接触式の体温計で測ってくれる)と、氏名・住所を記載するのだが、

市民料金で体育施設を利用するための利用証を持っている人は、その番号を記載することで住所記載に代えられるようだ。

そして、そのシートを持って利用券を買いに行く。

普段は自動券売機で買うところだけど、窓口もあって、シート回収の都合か窓口での販売に一本化されてた。


そして、更衣室で着替えるわけだけど、驚いたのはロッカーの多くが目張りされていたこと。

更衣室の利用者が密集しないようにするために、使用できるロッカーを制限しているようだ。わざわざそこまでするかなぁ。

まぁ確かに夏休みの更衣室はけっこう密集するけど、利用者の絶対数が少ないんだし……とも思う。

ちなみに更衣室、換気扇がたくさん付いていて、感染症対策という意図があったかはさておき元から換気はよさそう。

プールは通年営業からもわかるように屋内なんだけど、これも窓が多くて、換気はよいとみられる。

その点では問題は少ない気がしますね。


利用が制限されている設備などもあった。

まず1つが採暖室、温水プールらしい設備とも言えるが、まさに密閉・密集なので。これは妥当。

水飲み場も使えないようになっていて、あんまり意味は無いと思うが、あってもなくてもという設備ではある。

ビート板の貸出も停止されていた。ただし、ビート板を持参して利用することは問題ない。

こういう共有器具の貸出停止は体育施設に共通している話で、そこに合わせたというのが理由の全てだと思うが、

ビート板に特有の事情として、常に流水で洗うような使われ方をするわけで、それは貸し出して問題ないのでは? とも思う。


泳ぎ初めて20分ほど経って「ピーッ」と笛が鳴って、えっ? と思ったら休憩時間だったようだ。

普段、このプールでは2時間おきに10分間の休憩を入れている。

てっきり2時間枠の中には休憩がないものだと思ってたら最初の50分経過で10分休憩だったらしい。これは予想外。

プールから上がって、椅子に座って休憩。ここで帰る人も少しいた。

休憩後も泳いで、正味1時間ぐらい泳いだところでプールを出た。

ちなみに利用時間の2時間には更衣の時間を含むルールなので、ギリギリまで泳がずに着替えろという放送が流れていた。


着替えて、さて髪を乾かして……と思ったら、ドライヤーに「使用禁止」という貼り紙が。

どうも、これも利用制限対象だったらしい。なんてこったい!

確かにドライヤー周辺は混雑しやすかったけど、いやいや必要でしょうよ。

そんなわけで髪が濡れたまま帰ることとなったが、自転車で走ってるうちに乾いたのだった。


体育施設全般に言えることとして、健康増進に役立つという大義名分があるが、

スポーツジムでの集団感染があったことから何らかの手は打つ必要がある。

マスクを着用するという対策は効果が見込める一方で、運動時にマスクをするのはやや厳しい面もあるし、水泳では無理である。

そうすると換気というのが対策の主になると考えられる。(この点では屋外運動施設そのものは問題ない)

運動器具が固定されているトレーニング室では、利用者同士が近接しないように器具を離すという対策は有効だろうが、

やはりそれ以外の運動では単純に換気設備の効果が十分得られることだけがポイントだと思う。


ただ、どちらかというと運動する場所よりも更衣室の方が問題が多いのではないかという気はする。

やはり利用者に比しては狭い傾向がありますからね。

6月の再開当初に更衣室の使用を中止していたというのもそういうことだと思う。

特にプールは更衣室を使わないということは事実上ない。

他の施設なら運動に適した服装で来て、それで帰ることも可能かもしれないが、プールを利用するときの服装は水着だから……


プール利用者数の制限が更衣室で制約されているのかというのは定かではないものの、

更衣室の利用者数がコントロールできれば、プール自体の利用者はもう少し多くてもよいんじゃないかという気はした。

完全入れ替え制だと更衣室の利用が集中(特に利用前の着替え)すると思われるので、

完全入れ替え制よりは時間帯を分けて来場させる方が、多くの人に利用してもらいやすいのでは? という気はする。

ただ、そうすると問題は利用終了が読みにくく、あと利用後の着替えが休憩時間に集中しがちという、そういう悩みもある。

なんかいい手はないかなぁと、休日のプールの逼迫を想像しながら考えていた。


小中学校の夏休みも終わって、平日に水泳に来るのは大人ばかり。

当面はプールに行くなら平日に休暇など取って……というところですかね。

プールはちょうど1年ぶりぐらい。通年営業とはいえ、冬になると足が遠のき、そうこう言っているうちに営業休止になり。

夏はどうせ混んでるだろうと避けていたら、ちょうど1年のブランクがあいていたようだ。

でも、下手なりには泳ぐのは楽しいですね。それだけで十分だ。


Author : Hidemaro
Date : 2020/09/28(Mon) 23:17
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電子書籍の小説を読むなら

ちょっと前にキャンペーンで安かったのでとまとめ買いした電子書籍の小説を読んでいた。

今まで漫画だの写真集だの、画像となっている本を買うことはよくあったが、

文字データの本を買うのはこれが初めてだった。


タブレット(HUAWEI MediaPad M5)でアプリを使って読んでいる。

画面サイズがおよそ17cm×11cmなので、B6サイズと同じぐらい。

B6サイズっていうと漫画の単行本のサイズとしてはよくあるサイズだから、漫画を読むにはいいですよね。

逆に雑誌だとか写真集だとかだと、このサイズではコンパクトすぎるという見方もあるが、それはそこまで気にならないかな。

画面解像度は高いですから。あと適宜拡大はできますから。


一方で、これで小説を読もうとすると、ちょっと困ってしまった。

まず、文字のサイズは適宜変えられるので、これぐらいでいいなってところまで、かなり小さくした。

すると横が34行というのはともかく、縦が95文字ぐらい入ってしまった。

1行が長いと読みにくいというのもあるけど、そもそも1段落の長さがそんなに長くないのである。

ある種のライトノベルは、下半分を切り取るとメモ帳になるなんていう冗談もあるぐらいで、

この作品はそこまで極端ではないにしても、おそらく本でも1段落が1行あるいは2行が多く、

3行以上に及ぶところはほぼないと思われ、すなわち1行95文字も入ったところで、それこそ下半分はメモ帳である。


そこでタブレットを横向きにして読むことにした。

こうすると横が54行、縦が57文字となり、これだと行のおさまりもそんなに悪くない。

多分タブレット1枚に文庫本の3ページ分収まってしまうな、なんて思いながら読んでいた。

なお、手元にあった文庫本では横が17行、縦が42字なので、3ページ強だが、4ページも入らないという感じだと思う。

なんとなく設定したサイズなので、もう少し文字を大きくして、文庫本の2ページ程度ターゲットに調整するとよさそうな気がする。

確かにこれでは文字サイズが少し小さい気がしたので。


自分の読みたい文字のサイズに調整できるのはよいことだと思いつつも、

本来の本とはページ区切りや改行が変わるわけでちょっと印象の差は出てくるかも知れない。

1行95文字なんてまさにそういうことだと思う。これで読むのは違う気がする。

ただ、ここを厳密に合わせる仕組みはないように思われるので、文字の電子書籍はそういうものなのかもしれない。


逆に言うとスマートフォンの小さな画面でも小説ならば楽しみやすかったのかも知れない。

あんなちっちゃな画面で漫画を読むなんてあり得ないと思っていたが、小説なら話は別だね。

文庫本の縦の長さはスマートフォン(AQUOS sense3)の画面の長さより少し長いぐらい。

なので横方向はともかく、縦方向だとむしろ合うんですね。

実はそれが小説を読む場合の正解だったのでは? と今さら思った。

試しにブラウザで読んでみたけど、確かにこっちの方がしっくりくるかも。


小説を電子書籍で読むというのは、どうなのかなとずっと思っていたところではある。

やっぱり文字を読むということでは紙の方がいいんじゃないかと思ってたし、それは今もそうだと思うところはある。

ただ、やはりかさばらないというメリットは大きくて、この前の遠州旅行のときにチマチマ読んでて思ったんだけど。

これ、文庫本だとしても持って行かない気がするなぁ。


安かったというのは電子書籍で買った1つの要因ではあって、

これを買ったときはKADOKAWAライトノベルでコイン45%還元というキャンペーンがあったときのこと。

コイン45%還元というのは、本体価格の45%相当のコインを還元ということで、およそ4割引に相当する。

さらに、キャンペーン合わせで割引価格になっている本を買っていたから、

紙の本で買った場合と比べれば、正味6割引ぐらいの金額で買えている。むちゃくちゃ安い。

そこまでお得ならと、気になってた小説を買ったんだな。ちょっと読み始めるまで寝かしてしまったが。

(他にもキャンペーン合わせで買ったが読み始められてない漫画があるけど)


ここ最近はキャンペーン合わせだったり、新刊だったり、BOOK☆WALKERでいろいろ買ってますねぇ。

今月はPayPayのキャンペーンと、BOOK☆WALKERでやってた某キャンペーンの合わせ技で1万円以上買って、

それと新刊が5000円ぐらいは買ったから、来月はクイーンランク(購入額の12%のコインを還元)ですね。

今年に入ってからは毎月とも クイーン か もう1つ下のジャック に達するぐらいには買ってて……ちょっと買いすぎだね。

購入時に付与されたコインの消費分もあるので、2万円購入といっても2万円払ってるとは限らないのだが、けっこうなインパクトだよ。


Author : Hidemaro
Date : 2020/09/27(Sun) 23:50
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マイルってのが意外とない

昨日、JRAのサマースプリントシリーズ、サマーマイルシリーズの最終戦が行われた。

これは「サマーシリーズ」という夏シーズンの競走馬・騎手のチャンピオン決定戦を行っているもので、

競走馬については距離別にサマースプリント・サマー2000・サマーマイルの3つのシリーズが、

騎手についてはこれら3シリーズの全レースを対象としたサマージョッキーシリーズとして行われている。

(ゆえに昨日の2レースはサマージョッキーシリーズ最終戦でもあった)


もっともチャンピオン決定戦というけど、あくまでも夏のチャンピオンなんですよね。

というのも、これらを構成するレースのほとんどはハンデ戦か賞金別定戦のGIIIである。

なので、すでにGIで勝ち負けするような馬は負担重量が重くなるので出ないんですよね。

基本的にはそういう馬は夏休みですね。例外は定量戦の札幌記念(GII)でしょうか。サマー2000シリーズの構成レースですが。

そういう意味では微妙なチャンピオンかもしれない。


ところで、その最終戦っていうのが、スプリントはセントウルステークス(GII)、マイルは京成杯オータムハンデ(GIII)なんですけど、

「サマー」シリーズなのに、最終戦が「オータム」ってどういうこっちゃと思ったのは僕だけではないはず。

一応、JRAでは概ね6~8月の期間を夏、9~12月を秋としている。(1~5月は春だから、冬がないんだな)

一般的な季節感でも9月ごろから秋かなという気はする。もっとも9月上旬は残暑がきついので夏に近いが。

どうして、「オータム」を「サマー」シリーズに含む必要があったのかと考えてみると、競馬場のコースの都合なんじゃないか。


サマースプリントシリーズは1200m以下(アイビスサマーダッシュが1000m、それ以外は1200m)のレース6つで構成される。

最終戦のセントウルステークスがGIIで、格付けが高い分だけ付与されるポイントが高くなっている。

サマー2000シリーズは2000mのレース5つで構成される。

さっきも書いたが札幌記念(GII)を含んでいて、ここだけメンバーが豪華な分だけサマーシリーズへの寄与度は低いかも。

サマーマイルシリーズは1600mのレース4つで構成される。

このうち1つは重賞ではなく米子ステークス(リステッド)が含まれているが、それ以前は構成レースは3レースだった。

3レースだけでは優勝馬なしとか同点優勝になることが多く不都合だったため、重賞ではないが1レース増やしたとみられる。


昨年ではJRAの夏シーズンは 東京・阪神・函館 → 福島・中京・函館 → 新潟・小倉・札幌 と移っていた。

(今年は京都競馬場の工事やオリンピックとの兼ね合いで違うスケジュールだった)

ここで出てくる競馬場のコースを調べてみると、芝1600mのコースって東京・阪神・中京・新潟の4つしかないんですね。

東京競馬場で6月で芝1600mといったら安田記念か……さすがにそれはサマーシリーズには入らんだろう。

それ以外で同期間に行われる芝1600mのオープンクラスのレースって各競馬場1つずつで、

阪神→米子ステークス(L), 中京→中京記念(GIII), 新潟→関屋記念(GIII) ってわけ。

でもさすがにそれでは寂しいので、秋シーズン初週の中山競馬場で行われる 京成杯オータムハンデ(GIII)が入ってるんですね。


他の距離について考えてみると、芝2000mはJRAの10競馬場全てに存在していて、いずれも重賞レースの設定があるようだ。

そういう意味では日本各地の競馬場を渡り歩く夏シーズンにサマー2000シリーズってのはいいのかもしれない。

福島→七夕賞(GIII), 函館→函館記念(GIII), 小倉→小倉記念(GIII), 札幌→札幌記念(GII), 新潟→新潟記念(GIII)

中京競馬場は2000mのコースはあるけど、同期間にオープンクラスのレースはない。

阪神では鳴尾記念(GIII)が6月上旬にあるけど、これは対象ではないんですね。6月上旬はサマーと言うには早いってことか。


スプリントだと1200m以下の距離だが、芝1200mは東京競馬場以外の9つの競馬場にある。東京以外ってのが意外だな。

新潟競馬場でも1200mのコースはあって、普段はオープンクラスのレースはないけど1200mのレース自体は多く行われている。

中山競馬場の工事の時にスプリンターズステークス(GI)の振替をした実績もある。

函館→函館スプリントステークス(GIII), 中京→CBC賞(GIII), 新潟→アイビスサマーダッシュ(GIII), 小倉→北九州記念(GIII), 札幌→キーンランドカップ(GIII)

福島競馬場では同期間には芝1200mの重賞はない。オープンクラスは例年1レースあるけど、リステッドじゃないからね。

これら夏シーズンの5レースと、最終戦として秋初週のセントウルステークス(GII)という構成なんですね。


競馬場によって、コースの形状により設定できる距離が異なる。

中には設定はあるが出走頭数が少なくなるなどの不都合があるのであまり使われない距離もある。

ここでは芝コースのことだけ考えるけど、さっき書いたように2000mはJRAの全競馬場にあって、1200mは東京以外の9競馬場にある。

9競馬場で揃う距離は他に1800m(中京以外、新潟ではオープンクラスのレースはないが条件戦では多数使用)がある。

他はなかなか揃わないもので、1600mは「マイル」って付いたレースが多数あるような重要な距離のはずだが、

東京・中山・京都・阪神・中京・新潟 と主要な競馬場は網羅してるが、あとはちょっと寂しいんですね。

ただ、他の4競馬場を見てみると、札幌には1500m、函館・福島・小倉には1700mと、近い距離はあるんだけど、

使用頻度が高いのは札幌の芝1500mぐらいで、他はマイルっぽいレースができるように存在してるけどあまり使いたくないのが本音かも。


芝の重賞レースの数(今年は京都競馬場の工事の影響があるので去年の一覧から数えた)ということで言うと、

一番多いのは1600mで年間27レースとなっている、次いで2000mが24レース、1800mが17レース、1200mが13レースと。

重賞レースの数で見ると1600mってやっぱり多いんだなと思うんだけど、

1600m設定できる競馬場が限られることを考えれば、競馬場が偏ってるんだろうなという想像はできる。

それで競馬場と距離の組み合わせで多い組み合わせを抽出してみると、

  • 東京 芝1600m : 8レース(安田記念, ヴィクトリアマイル, NHKマイルカップ他)
  • 阪神 芝1600m : 6レース(桜花賞, 阪神ジュベナイルフィリーズ, 朝日杯フューチュリティステークス他)
  • 中山 芝2000m : 6レース(皐月賞, ホープフルステークス他)

阪神芝1600mと中山芝2000mってそれぞれ桜花賞と皐月賞と同じコースにレースが固まってるっぽいなぁ。

東京芝1600mって5~6月にかけて同じコースでGI 3連打やってるのがだいたい原因かなぁ。


さらに1600mのレースの中身を見てみると「3歳」「2歳」と年齢限定のレースが多いことに気づく。

それを差し引いて「4歳以上」「3歳以上」となっているレースだけに着目すると、

2000mが16レース、1600mが13レース、1200mが10レース、1800mが8レースと、

2000mと1600mの順位が、1200mと1800mの順位が入れ替わるんですね。

どうも1600mや1800mというのは桜花賞・皐月賞・NHKマイルカップを見据えたようなレースが集中してたらしい。

2000mも皐月賞・秋華賞があるので、それなりには年齢限定のレースもあるが、

それでも比較的残るのは、全競馬場で設定できることもあって、各競馬場の名物レースがここに固まってるからかも。


なんてわけで、競馬場を渡り歩く距離別シリーズってのも難しいもんだなと思った。

1200m以下・1600m・2000mという区切り方もよさそうだけど、1600mのコースが意外と揃わないもんだなと。

2000m超となるとレース数自体が限られるので、こういうシリーズは作れないだろうなと。

距離が長いレースほどに間隔を空けて挑まないといけないのもあるし、走る馬が限られるのもある。

実際、2200m~3600mの重賞は全23レース、1600mあるいは2000mの重賞レースの数よりも少ない。


ところで、このサマーシリーズだが、やはり一番盛り上がったのはサマーマイルシリーズでは?

第1戦の米子ステークスで スマイルカナ が優勝、その後夏休みに入り、京成杯オータムハンデに挑むということでやる気満々。

第2戦の中京記念では メイケイダイハード が18頭中18番人気からの1着で大波乱となった。

第3戦の関屋記念ではサトノアーサーが優勝だが、これはサマーマイルシリーズにはあまり関係なかったが。

そして迎えた最終戦、優勝には最低1勝と12ポイント必要で、メイケイダイハードは走りきれば12ポイントを満たすようになっていた。

スマイルカナは勝てばもちろんチャンピオンだし、他の馬次第では3着以内に入ればチャンピオンになりうる。

一方で2着2回のラセット、3着・5着・4着のミッキーブリランテ、2着1回のトロワゼトワルなど、

ここで優勝すればサマーマイルチャンピオンという馬も多数集まっていてなかなかの混戦模様。


その最終戦はレースも見応えがあって、先行したスマイルカナとトロワゼトワルが最後に競り合う形で、

結果的にはトロワゼトワルがハナ差で優勝、そしてサマーマイルチャンピオンを獲得したのだった。

トロワゼトワルは去年の同レース覇者、その時に比べると負担重量は増えたんだが、それでも勝つんだから得意なんでしょうね。

前の関屋記念でも2着だからちゃんと実力もあるんだろうし、チャンピオンにはふさわしいと言えるでしょう。

ただ、スマイルカナもすごくて、このコース、外枠が不利らしいんだけど、まさに外枠だったんだよね。

そんなことを考慮すると強かったという評判で、惜しくもチャンピオンを逃したが、今後の活躍には期待されている。

スマイルカナは3歳馬、4歳以上の馬と混ざって走った今年の3歳馬では、今のところではもっとも実績を出している。

その点でもこの秋は期待かも知れませんね。(3歳馬は成長中なので4歳以上馬と混ざるときはアドバンテージがあるので)


Author : Hidemaro
Date : 2020/09/14(Mon) 23:57
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有料配信の方法もいろいろ

今日はインターネット配信のトークイベントを楽しんでいた。

僕は以前から書いているけど、トークイベントというのはインターネットの有料配信との相性がよいと思っていて、

今日見ていたのにしても、2年前に参加したときと比べても遜色ないと思う。

興行面で言えば、会場の確保がいらないとか、会場の規模によらないとか、そういうよい面はあると思うが、

課題はやっぱりグッズ販売じゃないかね。事前に通販で売ってはいたけどね。


以前、ニコニコポイントの端数なんて話を書いた。

ニコニコポイントの端数は困りそう

これもトークイベントの代替の有料配信だったんだけど、ニコニコ生放送だったんですね。

ニコニコはラジオ番組の有料会員制度でよく使われており、もともとこういうのは得意なんですね。

以前から有料配信のトークイベントでは比較的よく使われてきたのがニコニコなので、その点では親しみのある人は多いかも。


今回のイベントはファンクラブのサービスの動画配信機能を使って行われた。

そのファンクラブと連携の取れる電子チケット販売システムがあって(ここのファンクラブで使うのは初めてのはずだが)、

これでチケットを購入すると、動画再生ページに入るためのパスワードが付与される。

(パスワードというのは購入者別に異なるもので、1つのパスワードで1つの端末で再生できるというものらしい)

そのパスワードが「整理番号」の欄に記載されてるのが面白かったが。


来週末、BanG Dream! 8th☆LIVE(cf. 5000人以下に絞ってやった)の映像のインターネット配信が行われる。

これはライブビューイング映像を所定時刻からインターネットで配信し始めるというものだそう。

リアルタイムでなくても、24時間以内ならアーカイブ視聴もできるらしい。

1日目はライブビューイング、3日目は現地で参加したが、2日目 をこれで視聴するか考え中である。

これなんだけど U-NEXT・PIA LIVE STREAM・ローチケ LIVE STREAMING(ZAIKO) の3つの商流で取扱があるよう。

U-NEXTは映画などの有料配信サービスということで、そこは元より実績のあったサービス。

あと2つはチケット販売業者の商流ということで、これはイベント中止ばかりでどうしょうもないから最近始めたようなもんだろう。

U-NEXTは額面だけ払えば視聴できそうだが、他はチケットを買うときのような手数料が徴収されそうですね。

ただ、どれも複雑な仕組みだなと思ったが。


それぞれ、そのシステムを使うことの理由はあるんだけど、やっぱりニコニコ生放送が一番わかりやすい気がしますね。

ニコニコポイントの端数なんてことも書いたけど、これは500円単位に値付けすれば何の問題もないわけだし。

動画配信のシステムとしても、もうけっこうな歴史はあって、定着しているわけだし。

無料配信としてはちょっと……と思うところはあるが、有料配信ならこれにかなうものはないと思う。


Author : Hidemaro
Date : 2020/09/12(Sat) 23:36
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競走馬は勝てば安泰なのか?

先週末でJRAの3歳未勝利戦が終了した。

今後、未勝利馬がJRAのレースに出るとすれば、1勝クラスということになるが、

1勝クラスの馬だけでフルゲートにならない場合のみ出走できるというルールということで厳しい。

なので、1勝クラスでの勝算がよっぽど高い場合を除いては、未勝利馬はJRAを抹消されることになる。


そのまま競走馬引退というのもあるけど、地方競馬へ挑戦する馬も多いんですかね。

これもいつ地方競馬に行くかにもよるけど、比較的早いとご当地ダービーへの挑戦もできたりして……

ナンヨーオボロヅキ / 競走成績 (JBIS Search)

以前、かしわ記念に唯一出走した地方馬ということで話題にしたことがあったが、

2歳7月にJRAでデビュー、JRAで2戦して掲示板入りもなしで、3歳2月に高知競馬場に移籍、移籍初戦で勝利、

そこから勝利を重ね、5勝目は高知優駿(黒潮ダービー)だった。現在は大井競馬場に所属している。


ただ、JRAから地方競馬に移籍した馬は3歳ならば2勝、4歳以上なら3勝すれば、JRAに再転入できる制度目当ても多いと思われ、

地方競馬で相手が弱そうなところで2~3勝して、そしたらJRAに戻ろうということである。

JRAでは地方競馬で獲得した賞金は、1着賞金と、100万円以上の2着賞金を収得賞金として加算するので、

地方競馬で2~3勝すれば、JRAの収得賞金は20万円以上であるはず。(1勝で10万円は加算されるため)

1勝クラスとは収得賞金0円超 500万円以下を指すので、地方競馬での収得賞金が20万円でもここにあてはまる。

というわけで、JRAに戻れば、未勝利戦を勝って1勝クラスになった馬と全く並んで走れるわけですね。


ここでふと思ったのだが、JRAでは未勝利戦を突破すれば本当にそれで安泰なのか? と。

気になって調べたら、年齢と収得賞金によって出走手当の減額というのがあるんだそうで。

賞金のしくみ (JRA)

特別出走手当という全ての出走馬に支払われる手当が次の条件に該当する場合に減額されるとある。(平地の場合)

  • 3歳秋~年末の未勝利馬 : 半額
  • 4歳以上の未勝利馬 : 不交付
  • 5歳以上の収得賞金200万円未満の馬 : 半額
  • 6歳以上の収得賞金500万円以下の馬 : 12万円減額

未勝利戦がなくなった後に、未勝利馬が1勝クラスに出走するのも手当面では不利なのは見ての通りですね。

上位に入って賞金を取れるならそれでもいいんですけど、そういう馬は限られてるでしょうしね。


JRAで新馬・未勝利戦を勝った馬の収得賞金は400万円、なので収得賞金200万円未満というのは、地方競馬からの転入馬しか該当し得ない。

ただ、地方デビューの場合、JRA転入には2歳では収得賞金150万円超、3歳で300万円超、4歳で500万円超が必要ですからね。

どちらかというと、JRAデビューで地方競馬で2~3勝して出戻りして来た馬を想定した制度ですね。

賞金の安いレースを勝って出戻りすると、4歳まではよいが、5歳になると出走手当が半額になると。

もっとも、JRAで新馬・未勝利戦を勝った馬を含めて、1勝クラスに留まっている限りは6歳になると出走手当の減額がある。

でも3歳夏までに1勝できれば、そこから6歳になるまで猶予があるんだから、未勝利を勝てるかどうかはやっぱり大きな差だよね。


このような制度の目的というのは、新しくデビューする馬に機会を与えるため、実力の乏しい馬を退去させるため。

気になったのは、JRAの仕組みでは2勝クラス以上なら何の制限もないと読めて、2勝すればあとは安泰ってことになるんだろうか?

出走手当は満額出るけれど、レースに出られるかというところは問題かも知れない。

ただ、未勝利・1勝クラスの混雑に比べれば2勝クラス以上はまだマシという話も聞くが。

一方で、レースのレベルはクラスが上がるほどに高いわけですよね。

未勝利戦で2着に入ったときの賞金は200万円、1勝クラスで8着に入ったときの出走奨励金(6~8着の賞金みたいなもの)は44万円である。

あるクラスでは掲示板入りして賞金を稼げる馬も、勝って1つの上のクラスにいくとさっぱり賞金を稼げないというのはあると。

勝って自分の実力以上のクラスに到達すると、それはそれで抹消になりかねないわけだね。


このあたり、地方競馬では主催者によっては最近2年間の賞金だけ積算するとか、

そういう仕組みでそのときの実力相応のクラスに割りあてようとするところもあるらしい。

このような仕組みにより長く活躍する馬もいるようだし、馬にとってはよいことだな。

ただ、デビュー希望馬が多い主催者ではなかなかそうも言ってられない。厩舎がパンクするから。

JRAはまさにそうで、勝利できない馬は手当減額などで引退を迫られる仕組みだし、勝利して実力以上のクラスに到達した馬は、それはそれで引退を迫られると。

オープンクラスで上位に入れるような馬ならば、長くやっていけるんでしょうけど、そんなのは一握りだろうしね。


2018年まではJRAでも降級制度というのがあって、年齢を重ねるとクラスが下がる仕組みがあった。

段階的に縮小され続けて、2019年からは全面廃止となった。

2018年時点でのクラス分けは未勝利・500万円下・1000万円下・1600万円下と呼んでいたが、

未勝利で勝てば500万下に、500万下で勝てば1000万円下に……という考えは今と同じだったが、

未勝利・500万円下と2勝して1000万円下のクラスにいた馬が、4歳夏を迎えると降級して500万下のクラスになるとかそういうことがあった。

その後に500万円下で勝つとまた1000万円下に戻るので、同じクラスで複数回勝つことができたんですね。

これで実力以上のクラスに到達してしまった馬を救済しようとしていたが、下のクラスの馬が多くなりすぎるなどの問題もあった。

2019年以降はそういうことがなくなったので、500万円下・1000万円下・1600万円下は各々1勝クラス・2勝クラス・3勝クラスと言い換えられ、

同じクラスで2回勝つことはできなくなり、実力以上のクラスに到達してしまった馬には救いはなくなった。

一方で、実力のある馬はスムーズに勝ち上がれるようになったので、その点ではいいことではあるんですよね。


Author : Hidemaro
Date : 2020/09/08(Tue) 23:55
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24時間インターネット配信番組に切り替える

昨日から今日にかけてこんなインターネット配信番組があった。

THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS LIVE Broadcast 24magic ~シンデレラたちの24時間生放送!~

24時間にわたる配信だが、このうち録画番組は2番組で計2時間弱に留まり、

インターバルもあるが、24時間のうち20時間ほどは本当に生放送というなかなかの番組である。


なんでこんなことをやっていたのかというと、

アイドルマスター シンデレラガールズではこの9月にイベントの予定があった。

しかし、その詳細は発表されることなく、7月に中止の発表がされた。

その代替として考えられたもので、出演者については当時の計画を流用したものと考えられる。

それが24時間配信という形に発展するのはなかなかだけど。


こういうことができたのはある程度の準備期間があったからだろう。

配信番組だからこそとも言えるARを使った演出が取り入れられ、

「Funky Dancing Night!」というDJパートと「僕らのIDOL FAIR」というライブパートで使われていた。

そういうところからも当初予定していたイベントの単なる代替に留まらず、

それを上回ることを狙ったところもあったのかなと思う。


配信自体は無料となっていたが、アソビストアでのグッズ販売との連動を狙っていたとみられる。

そのため、通販番組のような番組がいくつかあるのも特徴的だった。

もともとアイドルマスターシリーズではイベント前の事前通販が定着しており、

その点においては自然に受け入れられる面はあったかもしれない。

なお、グッズ自体は「24magic」のために作られたものが大半ではあって、

配信番組を行うことはそれなりに早い段階で決まっていたことをうかがわせるものとなっている。


やはりこのあたりの対応は難しいものではある。

【重要】「ラブライブ!サンシャイン!! Aqours 6th LoveLive! DOME TOUR 2020」開催中止、及び代替企画に関するお知らせ (ラブライブ!サンシャイン!!)

もともと9月~翌1月で全国5箇所でのドームツアーが計画されていたのだが、

とりあえず9月予定の2公演は無観客でインターネット配信で、残りは保留と発表したのだが、

さすがにドーム球場から無観客配信というのは無理がある話で、残りも実現性に疑問があるということで、

結局は全て中止となり、代替として来月にインターネット配信で2公演行うことが決まっている。

やはりこれだけ巨大な会場を抑えることは難しく、使えるものは使った方がよいと考えたが、無理な物は無理だと。

人数を減らせばとか言っても、やっぱりもともと数万と動く想定のイベントはもうどうにもならないんですよね。


数千人程度ならやりようはあるとは思う。先月にこんなことも書いたよね。

5000人以下に絞ってやった

「BanG Dream! 8th☆LIVE 夏の野外3DAYS」について、観客数は1/3ほどには絞る必要があり、

チケット代を2割程度値上げしても収支的にはかなり厳しいが、ガイドラインの範囲内で問題なく実施できた。

ライブビューイングであったり、後日の有料配信、将来的な映像商品化なんてことも考えると、価値はあったと見られる。

同じラブライブ!プロジェクトでも Saint Snow のイベントが動いているのはそういうことでは?

もともと1万人以下の動員規模ならば減数したなりにはできるわけですよね。

マスク着用を前提とすれば、1席おきにする意味はあまりないというデータが出てるなんて話もあって、

オールスタンディングのライブハウスのような過密でなければ、絶対的な規模だけが問題になるかもしれない。


シンデレラガールズが当初9月になにをしようとしていたのかというのはほぼ不明である。

ただ、これまでのシンデレラガールズのイベントを考えても相当に大規模なものだったとみられ、

やはり人数を減らして実施などというのは現実的ではなかったんだろうという想像はできる。

それならいっそ諦めて、インターネット配信番組として作り込むということにしたんでしょうね。

これはこれで当初やりたかったことの大半は捨てたわけですけど、その代わりできることはあったと。


主にはスタート~未明を楽しんでいたので、眠くて仕方ない。

過酷な24時間配信だった。出演者・スタッフにしても交代してるのが大半ではあろうが、

一部においては夜通しという人もいたわけで、過酷だなぁと思った。

まぁ実際のイベントでもそういう人はわずかにはいるかもしれないから一緒か。


Author : Hidemaro
Date : 2020/09/06(Sun) 23:55
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九州産馬限定なので

最近は週末の娯楽が競馬ぐらいしかないという状況からは脱したが、

相変わらず、JRAでは無観客続き、地方競馬でも無観客か観客を大きく絞ってという状況。

そうこう言っているうちに秋シーズンに入り、大レースがいくつもあるわけだけど、この状況は変わりそうにないですね。


先週末、こんなことが話題となった。

【土曜小倉1R】九州産限定未勝利戦は17頭全頭連闘、新馬2着カシノアイドルは出走取消 (netkeiba.com)

連闘というのは、翌週のレースに出走するということ。

このレースに出走した馬は、全て前の土曜か日曜のレースに出走していたということである。

どうしてこんなことが起きたかというと、キーワードは「九州産馬」である。


全頭連闘は珍事だが、例年、この時期の小倉競馬場では出走馬の多くが連闘になるレースがあったという。

それが開幕2週目の「九州産馬限定」の2歳未勝利戦である。

日本の競走馬の多くは北海道生まれ、でも他にも競走馬の生産が行われている地域はあって、九州はその1つである。

そんな九州での競走馬生産を盛り立てる意味で、JRA小倉競馬場と佐賀競馬場で九州産馬限定戦が行われている。

JRAでは夏の2歳戦で九州産馬限定戦が組まれ、昨年のスケジュールでは下記の通りだった。

  • 1週目 : 2歳新馬 1レース
  • 2週目 : 2歳未勝利 1レース
  • 3週目 : 2歳未勝利 1レース
  • 5週目 : 2歳オープン「ひまわり賞」

特に ひまわり賞 は「九州産馬のダービー」との異名もあり、九州生まれの競走馬にとっては名誉あるレースだそう。


ただ、今年はオリンピック対応と酷暑対策のため、夏の小倉競馬は4週間になってしまった。

その中で九州産馬限定戦を4レース組んだ結果、こうなった。

  • 1週目 : 2歳新馬 2レース
  • 2週目 : 2歳未勝利 1レース
  • 3週目 : 2歳オープン「ひまわり賞」

その結果、2週目の2歳未勝利戦は、前週の新馬戦を走った馬ばかりになり、結果として全頭連闘になったということである。

例年も多くが連闘と書いたけど、実は連闘ではない馬というのは、大半はこれがデビュー戦の馬だったという。

できればデビュー戦は新馬戦にしたいが、例年では初週の新馬戦に収まりきらなかったという。

その場合は翌週の九州産馬限定未勝利戦でのデビューを目指すことが多く、すると前週の新馬戦に出て連闘の馬と未出走馬が混在すると。

ただ、今年は初週に新馬戦2レースで、小倉でのデビューを希望する九州産馬は全て収まったので、未出走で未勝利戦に申し込む馬はいなかったということである。


そこまで九州産馬限定戦にこだわるのは、実態として九州産馬のレベルが低いからだという。

すなわち北海道産馬とともに走っては1勝もできないかもしれない馬であっても、

九州産馬限定戦ならば、勝利のチャンスがあるということである。

ひまわり賞は名誉あるレースだと書いたけど、他の2歳オープン戦よりは賞金が低く設定されている。

ひまわり賞で勝利した馬でさえ、JRAではその後1勝も挙げられないことが大半だという。


どうしてこういうことになっているかというと、歴史的には九州での競走馬生産はアラブ系種が中心だったらしい。

ところがアラブ系の競馬が廃止になり、サラブレッドの競馬に一本化される中で、九州での競走馬生産は縮小、

サラブレッドの生産をしようにも、九州では優れた父馬も母馬もおらず、これではよい馬も生まれない。

そこを打開しようと北海道に種付けに行かせたり、九州の生産者はいろいろな努力をしたそうである。

そこに理解のあるオーナーがいたのも幸いで、その背景には九州産馬限定戦の存在はあると思われる。

その結果、九州産の活躍馬もちらほら出てくるようになったのだが、やはり北海道産馬にはなかなかかなわない。


ただ、そんな中、阪神競馬場でのデビューを選び、北海道生まれの馬と走って勝利した馬がいた。

それが ヨカヨカ である。熊本県生まれの牝馬である。

この時点でけっこうな驚きだったが、夏の小倉競馬の開幕週に設定された2歳オープン「フェニックス賞」に出走、

これもまた他は北海道生まれの馬と走り、見事に勝利した。

そして、今週土曜日、中1週で ひまわり賞 に挑戦した。

ここまで2勝したことで他の馬より2kg重くなるというハンデを背負っての出走となった。(2歳牝馬が57kgを背負うのは異例)

そんなんで大丈夫かよと思われたが、見事に勝利して、九州産馬の中では圧倒的に強いことを示した。


これによりヨカヨカの収得賞金(クラス分けに使われる仮想的な賞金)は1500万円となり、

これだけの収得賞金があれば、例年は桜花賞への出走が可能なレベルだという。

ひまわり賞勝利は、九州産馬として名誉あることでもあるけど、賞金加算という実益もあったのである。

ここまでできれば夏の小倉競馬場でやるべきことはやったということで一休み。

ファンからは秋のレースでの活躍が期待されている。


ところで、九州産馬限定戦はあるけど、他の産地限定のレースはないの? と思った人はいるかもしれない。

そもそも、JRAでは外国産馬は (混合) または (国際) と書いたレースにしか出走できない。

なので、(混合)でも(国際)でもないレースは、内国産馬限定ということになる。

昨年実績では平地では新馬戦の4割、未勝利戦の6割、1勝クラスの5割、2勝クラスの15%が、内国産馬限定にあたる。

昔はダービーなど、外国産馬が出走できない重賞レースなんてのもあったっていうけど、

今は外国産馬が大きな不利を受けることはないが、ただ何でも自由に出走できるわけではないということである。


ただ、それ以外の産地を限定したレースは、現在はJRA・地方を見渡しても 九州産馬限定 しかない。

かつては盛岡競馬場で東北産馬限定の「銀河賞」というのがあったそうだが、今はなくなっている。

東北産馬は九州産に比べれば多いので、その点ではレースの充実度も期待できそうだが、

やはり地方競馬の1レースだけではなかなか注目度も低いというか。

裏返せば、九州産馬限定戦はJRAと佐賀競馬がそれぞれ目標となるレースを作っているからこそ成り立っているのかなと。

JRAがやってるってのは大きいと思いますけどね。それがあるから九州での競走馬生産に力を入れている人はいるだろうし。

あと、ヨカヨカ はJRA宮崎育成牧場で育てられたわけだけど、やはり九州では北海道ほど育成牧場が充実していない中で、

宮崎育成牧場は設備もスタッフも充実しているわけですから、それも助けになったんだろうなと。


一方で、最近になってJRAが東北産馬限定戦を検討している? ということが話題となった。

JRA 「東北産馬限定戦」を検討 (ぐりぐり君の個人馬主ブログ)

東北の生産牧場では高齢化などの課題があって、なかなか厳しい状況にあるようだ。

もともと東北での競走馬生産は盛んだし、歴史的には多くの活躍馬を出してきたという。

ただ、北海道への一極集中が進む中ではじり貧状態というのが今の東北の競走馬生産の実情と思われる。

その打開策として、九州産馬でやっているような、生産地を限定したレースも検討の余地があるということらしい。


当たり前ですけど、北海道産馬限定戦なんていうのはやる必要が無いんですよね。

放っといても日本競馬の大半のレースというのは全頭が北海道産馬になっているわけだから。

それでいいじゃないかという話もあるけれど、やはり地域の伝統というのもあるわけだよね。

かつて活躍馬を出したけど、今はすっかり競走馬生産は廃れましたというのも残念な話だし。

そこが意義なのかなと思いますけどね。


Author : Hidemaro
Date : 2020/08/30(Sun) 23:24
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3年がかりの3部作の第3章

今日は夕方からのそのそと映画鑑賞に出かけていた。

自転車で出かけるのに暑いだろうと思ったが、夕方になれば多少は涼しくなっていた。

まぁそれでも暑いとは思いますが。


ここ半年でこの映画館に来るのは5回目、普段のことを考えればえらく多いですね。

一時期は新作映画が枯れて、旧作でしのいでいる時期もあったが、最近は少しずつ復調している気がする。

それでも本来の期待値ほどは入ってないんだろうなぁって。座席を半分に間引いてなんとかなってるってのはそうでしょう。

そんななかで僕が観に来たのは、本来の公開時期から後ろ倒しになって今月公開になった新作映画「Fate/stay night [Heaven's Feel] Ⅲ.spring song」である。

本来は4月25日公開、まさにゴールデンウィークをめがけて公開する予定だったのだが、延期となった。

延期されたものの、こういう状況では舞台挨拶でドサ回りするわけにもいかず、

それでも初日には無観客での舞台挨拶をライブビューイングで配信するという形での舞台挨拶は行われたそうである。


この作品は3部作の第3章、ということでこれでHeaven's Feelも完結となったわけである。

Fate/stay nightのアニメ化という点でも、これで全シナリオのアニメ化が完了となったわけである。

原作のゲームなどはやってなかったから、アニメで初めて知るという形だったが、

こうして見終えて思ったのは、この作品の世界ってそういうことだったのかということ。

この世界観、僕には難解に過ぎるところはあるが、この順番にはこういう意味があったのかというのは理解できた。

(ゲームでも、Heaven's Feelは他のシナリオを読了した後にプレイできるものだったという)

一連のストーリーの完結編にふさわしいものではあったと思う。後味がよいかはともかく。


3部作の第3章とは言いますが、第1章が公開されたのは2017年10月、そこからほぼ3年がかりである。

全3章の映画の第1章

延期がなかったとすれば、各々1年3ヶ月ぐらいの間隔で公開されていたという計算である。

これが本当に惜しいなと思うところで、これだけ間が開くといろいろ忘れてるんだよなぁ。

もちろん、これだけの間隔が開くことにはそれだけの理由があって、それだけ制作に時間を要しているから。

おそらくこの作品の制作に取りかかれるようになったのは、[Unlimited Blade Works]のTVアニメが放送完了した2015年6月以降、

そこから全部完成して公開されたのは5年間、全部完成してからだと5年も待たせたかもしれない。

それを3部作にして段階的に公開することで、2年強、1年強、1年強という間隔で出すことが出来た。

そこはよかったんだけど……


やはりそうすると第1章から見直したいところだけどね。

これだけ間隔が開くと、Blu-rayは次作公開までに発売されるわけで、これで見返してから新作を映画館に観に来てねと。

そういう理屈はあったんですよね。その点でも巧妙でしたね。

とはいえ、これほどの人気作、なんかの機会で一挙上映とかそういうこともあるかもしれない。

体験価値としては映画館で見ることにかなうものはないわけだし。

実現性はさておき、期待したいところではある。


ちなみに、この作品の興業は好調で、今週には興行収入10億円を突破したとの報が入っている。

2020年8月15日(土)より全国156館にて公開中の劇場版「Fate/stay night [Heaven’s Feel]」Ⅲ.spring song。
動員は62万人を超え興行収入は10億円を突破する大ヒットとなりました。
興収10億円突破のタイミングについては第一章時より7日早く、第二章時よりもさらに1日早い記録となり、引き続き前作を超える勢いで推移しております。

(興行収入10億円を突破! (劇場版 Fate/stay night[Heaven's Feel]))

映画館すら忌避されるのでは? という不安もあったかもしれないが、この作品のファンにはそんなことはなかったようだ。

やはり、観るべき作品があれば映画館には足を運んでくれるということである。

第1章のときの実績もあって、この手の作品にしては上映館は多くて、むやみに遠出せずとも観られるのもよかったかもしれない。

苦しいながらに踏ん張れるのが映画だということで、勇気づけられた関係者も多かったかもね。


Author : Hidemaro
Date : 2020/08/29(Sat) 23:44
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5000人以下に絞ってやった

週末の山梨行きの主目的はコンサートのためだった。(cf. 山梨県で日曜日だと不人気 )

BanG Dream! 8th☆LIVE 夏の野外3DAYS

1日目(金曜・Roselia出演)は自宅近くの映画館でライブビューイングで鑑賞し、

そこから土曜に山梨県入り、日曜に3日目(Poppin'Party・Morfonica・Pastel*Palettes出演)に現地で参加している。


この公演はアニメ・ゲーム関係のイベントとしては、緊急事態宣言後ではもっとも大規模なものと思われる。

数百人程度までならばあったと見られるが、1000人超ともなるとなかったんじゃないか。

そんなこともあって注目されたところはあって、ブシロードでデジタルコンテンツを担当している木谷取締役がインタビューに応じている。

声優・愛美×プロレスラー棚橋弘至×ブシロード木谷会長が語る、エンターテインメントの変化と手ごたえ「急がず、信頼を勝ち取っていく」 (マイナビニュース)

ブシロードは新日本プロレスを傘下に抱えており、デジタルコンテンツ関係では音楽ライブのみならず、演劇もある。

これを読む限りではプロレスは意外となんとかなっているようで、動員数を絞っても採算はなんとかなり、

その上で、配信での収入や選手のテレビ出演料などは従来と同程度だそうで、その点ではなんとかなっていると。

一方の音楽ライブは動員数を絞ると採算が非常に悪く、今回のライブも大赤字覚悟での決行だったと見られる。


とはいえ、バンドリについて言えば、もともとライブビューイングが定着しており、

会場への動員は絞った分の代替、あるいは広域移動を避けたいファンへの代替策にはなるだろうと考えていた。

この公演を決行する意味というのは、ライブビューイング、あるいはその後の映像商品といったところにつなげることにあって、

そういう意味では現地観覧でのチケット販売、あるいは現地でのグッズ販売といったところでは大赤字であったとしても、

ライブビューイング、通販でのグッズ販売、映像商品で埋め合わせできればよいという考えはあったと思われる。

そういう意味では壮大な公開収録のような一面もあったんですね。


まず、公演前の準備の話から。決行するが観客数を絞ることが発表されたのが6月末のこと。

これに伴いチケット料金が改定され、一般席で2割の値上げとなった。

他にもいくつか条件の変更があったが、その1つがチケットがコンビニ発券だったのが、電子チケットになったこと。

状況もいろいろ変わる中で機動的に対応できるようにするためか、あるいは入場前にチェックリストを表示できるからか。

あと初めて公式でのリセールなんてのも導入されてたようで。

ただ、チケット発行開始日にシステムが不調を来したり、チケット業者の練度があまり高くないことをうかがわせる面もあった。

まぁ入場においては問題はなかったので、その点では致命的ではなかったけど。


もう1つ、事前準備ということでは、新型コロナウイルス接触確認アプリ「COCOA」をインストールすること。

これは来場者がすべきこととして挙げられていたもので、会場ではスマートフォンの電源を切らないこととあえて書かれていた。

COCOA については、僕は懐疑的ではあって、感染者が15分以上近くにいたことが判明しても、それが濃厚接触者にあたる可能性はそう高くない。

実際、このアプリで接触があったことをどうやって使うかというのはまだ確立されているとは言いがたい。

一方で、Androidであれば電池消費がことさら増えることもなく(iPhoneではやや電池消費が多いとの情報もある)、

役に立つかどうかはともかくとして、導入することによる不都合は少ないし、なにより来場者がすべきことなので導入しておいた。


当日のことは、日曜にも書いたが、密集しないように呼びかける人がいたのが印象的。(cf. 河口湖と野外ライブ)

座席の位置によって入場時刻を分散させることにはなっていたが、そこまで厳密ではなかった。あくまでも目安ですかね。

入口に COCOAをダウンロードしたか、Bluetoothは有効になっているか ということの確認を呼びかける看板があった。

その他、今回のためにいろいろ看板作ったみたいですね。概ね1m程度の間隔を空けるようにという看板はいろいろなところにあった。

入口では、まずサーモグラフィーによるスクリーニング、基本的には素通りである。気になる人は個別に呼び止めるのだろう。

その先に改札があって、手荷物のチェックはいつものこととして、非接触式の体温計での検温がある。

ちなみに検温でNGの場合はチケットは払戻になると書かれている。実際に該当した人がいるかは知らない。

そしてチケットの確認だが、ここでアプリに登録した顔写真との照合をするが、マスクを外せとは言われなかったのでザルである。

というか、そもそもこの顔写真というのもアプリに登録するにあたって、本人確認書類との整合を確認したりはしていない。

なので、本人確認としてはあまり意味を成していないと思う。

この先に消毒液が置かれていて、ここで消毒を促される。観劇するだけなら特に意味は無いと思うのだが、まぁ一応。


会場では、椅子が並べられているが、1つおきで使うようになっていた。間隔を空けて並べるよりも便利だったのだろう。

会場内ではマスクの着用と声出しを控えることが求められている。ガイドラインによるものだろうと思う。

あまりに換気のよい屋外であることを考えれば、声出しをしてもあまり問題はないような気もするのだが、一律に適用している。

マスクはともかく声出しというのは演出面にも影響があることである。

でも幸いなのはサイリウム文化圏だったということで、ペンライトを振って応援ができますから。ここは幸い。

出演者も手拍子を促したり、声出しができないなりのやり方をするということで、うまくやってたんじゃないか。

終演後の退場も密集しにくいよう普段に比べるとゆっくり出していく。人数の割には時間はかかったと言える。

会場を去る電車にしても、動員客数の総数を絞ったことで混雑緩和はできたんじゃないか。


さて、ここからは内容に関すること。

まず1日目、ライブビューイングで見たRoseliaの公演である。

なぜかD4DJのMerm4id(マーメイド)のオープニングアクトから始まっていた。

過去にもArgonavisが開演前にパフォーマンスしてたりあったので、ブシロードの常套手段ではあるんでしょうけど。

Roseliaはやっぱり安定してよく見せるなと思った。セットリストもよく考えられている。(メンバーで焼肉しながら決めるのが恒例とか)

Roseliaにとってはこの会場はちょうど1年ぶりぐらいなんですよね。その点でも練度が高いですね。


3日目、最初はここが演奏初披露になったMorfonicaから。

本来は5月のイベントでお披露目になるはずが、中止・延期になってしまい、ここまで引っ張ってしまった。

MVはあったけど、実際のパフォーマンスとしてはどうなるか未知数であったところである。

やって見せなければよさも伝わらないわけで、こういう形でお披露目できただけでも決行した価値はあったんじゃないか。

ちょっと意外なところもありつつ、初披露としてはなかなかの完成度だったんじゃないかと思う。今後にも期待が持てそうですね。

引き続き、Pastel*Palettes、ボーカルの丸山彩を演じる前島亜美さんに、バックバンドとしてRAISE A SUILEN(RAS)という、今までもおなじみの構成。

ちなみに2日目はRASの単独ライブだったが、直前に雷雨に見舞われたり、いろいろ大変だったらしい。少し遅れで無事にやりきったけど。


そして最後はPoppin'Party(ポピパ)、MorfonicaとPastel*Palettesで半分、ポピパで半分という感じでしたね。

本格的なライブは去年5月のNO GIRL NO CRY以来なので、かなり開いてしまった。

あまり飾らない感じがポピパらしいと、ここまでのRoselia、Morfonicaなどのパフォーマンスと見比べても思う。

4月まで放送していたTVアニメ 3rd Seasonでの新曲で初披露もあったが、すると印象が変わって、当初の印象よりずっといい曲だなというのも。

花火や炎といった野外らしい演出とも相性のよい曲を持ってきて、なかなかに見応えがあった。

アンコールで最後に披露したのは「夢を打ち抜く瞬間に!」だったが、これはTVアニメ 3rd Season最終話にちなんでRASとRoseliaのボーカルも呼んでの披露だった。

5月の西武ドームでの公演で予定していたものだったようだが、こういう形で実現できたと述べていてよかったねと。


最後に今回の公演の客入りについて。

6月末の時点では8月にはイベントの集客上限は撤廃されると思っていたが、実際には撤廃されず、

5000人超に売っていては無理なのでは? と思ったのだが、実際には5000人以下になるようにしていたという。

もしも撤廃されたら追加販売するつもりだったのかもしれない。

「BanG Dream! 8th☆LIVE」夏の野外3DAYS DAY3開催報告 (pdf) (ブシロード)

発表によれば18000人のキャパシティのある会場に4000~4300人程度の動員で行ったとのことである。

これに対してライブビューイングもあったわけだが、1日目(Roselia)が一番多くて国内で6000人、海外で2000人程度だったとのこと。

合計で1日目が12000人ほど、2~3日目が11000人ほどとなるので、そこそことは言えるが、

会場に当初動員する想定の人数には満たず、ライブビューイングで十分に埋め合わせできたとは言えなさそう。

満員になった上映館はあまりなかったんじゃないか。(僕が見たときには1日目だけ1~2館が完売だった程度)

映画館でも1席おきにする対応を取っていたが、一方で比較的大きなスクリーンが割り当てされていたと思われる。

映画館でさえ忌避されたのか、ライブビューイングでは代わりにならないということか。

僕がこの数字を見た感想としてはちょっと物足りない感じはあったが、主催者としての感想はどうなのだろう?


とはいえ、観客を入れて映像を撮れたことはやっぱり大きな上積みなのである。

早速、来月には有料配信で今回のライブ映像を見られるという。速報版としてライブビューイング映像を使うんじゃないか。

これでどれぐらい取り返せるかはよくわからないけど、これは来場できなかった人だけでなく、

来場できた人にとってもできるだけ早く見返したいというニーズはあると思われるので、そこでは売れると思う。

当日はあくまでも会場と映画館で、その後に遅れて配信というのは理にかなった話だと思う。

これもどれぐらい取り返せるかはわからないけどね。


バンドリの今後の計画だが、まず10月にMorfonicaとポピパの単独ライブが予定されている。ポピパは2日間ですね。

連日にわたって東京ガーデンシアターの会場を抑え、この後にはD4DJのライブまで組まれているという。

ここについては屋内で、座席数の半分ならば5000人は超過しないので、座席数の半分で計画しているんじゃないか。

ただ、そもそもの問題として平日なので、ここが動員にとっては厳しそうである。

ライブビューイングも実施予定とのこと。これも平日だってのがネックですね。

次に12月にRoseliaとRASの合同オンラインライブが予定されている。

これは来年初頭に計画されている合同ライブ「Rausch und/and Craziness Ⅱ」の前哨戦という位置づけ。

もともと来年初頭のライブは予告されていたが、このタイミングでオンラインライブを差し込んだことの真意はわからない。


現地・ライブビューイング・インターネット配信を組み合わせて、当初計画をうまく生かす形でできたからこそできたんであって、

そういう手は取りようもないとか、当初の興業規模が巨大すぎて減量できないとか、そういうのもあろうと思う。

今回の規模感は絶妙だったと思いますね。ライブビューイングの準備があったことも幸いだった。

ただ、秋になっていくにつれて、動員規模が制限される想定で組み直した興業は増えてくるんじゃないかな。

現状でもトークイベントは身軽なこともあって、インターネット配信を主として開催される傾向にある。

動員規模の制限が不要だという形になればいいんだけど、やはり難しいかなと思う面はあって、

1つは会場の中の問題ではなく、会場の周辺で人が多くなることや、広域の移動が増えることの懸念。

もう1つはオールスタンディングのライブハウスみたいな、過度な密集を前提とした施設は論外だということ。

とはいえ、今のガイドラインは厳しすぎる面があろうと思うので、そこは見直しに期待したいところ。


Author : Hidemaro
Date : 2020/08/25(Tue) 23:50
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新しい昇段規定でスピード昇段

2年前にこんなことを書いている。

藤井さんはこの昇段規定を巧みに使ってスピード昇段を果たした。といっても本人が意識していたかは分からないけど。

まず、2月の五段への昇段理由は、順位戦 C級1組 への昇級のため。

次に同月の六段への昇段理由は、朝日杯将棋オープンでの優勝、羽生さんとの直接対決で勝ったことも話題になった。

そして、七段への昇段理由は、竜王戦の2回連続昇級(2017年に6組→5組に昇級を決めた上で今回4組への昇級を決めた)のため。

(略)

というか、他の要件での昇段が早くても3年後と言われる中で、今年でなくても竜王戦での昇段というのは想定しなければならない。

(将棋界は小説より奇なり?)

ここで話題にしたのはプロ棋士 藤井聡太さんのこと。

本日、王位のタイトルを獲得し、先月獲得した棋聖のタイトルと合わせて、タイトル2期で八段に昇段になったのだが、

2018年5月時点の規定では、ここでは昇段できなかったのである。


七段→八段の昇段規定が厳しいことには、こんなエピソードを紹介している。

実際、タイトル3期獲得しても、八段の条件を満たせないがために七段に留まった棋士もいて、そんな棋士の1人が羽生さんだ。

当時は竜王を取っても八段にはならなかったので、竜王を含むタイトルを3期取ってるのに七段だった。

その後、順位戦A級への昇級をもって七段から九段への昇段が決まったよう。(ただし、当時は1年に2回の昇段はできなかったので、1年間は八段だった)

この当時の規定なら、藤井さんも順位戦での昇級待ちになっていたはずである。

ただ、後に竜王のタイトルを獲得すれば、これで八段に昇段できるので、そこはチャンスがあった。


でも、実際はこの2年の間に七段→八段の昇段規定が見直されて、タイトル2期で昇段できるようになった。

これは、タイトル1期獲得で七段、3期で九段となっている中で、バランスが悪いという考えもあったのかもしれない。

調べてみると、2018年6月にこのルールができていたようである。

昇段規定改定のお知らせ (八段昇段の改定) (日本将棋連盟)

というわけで、スムーズに八段に昇段できたわけですね。

よかったと思うし、旧規定のままなら、八段飛ばして九段になってた可能性が高かったわけですからね。


八段への昇段も加藤一二三さんが持っていた最年少記録を更新するものだったが、

この方は順位戦だけでの昇段ではあって、記録が更新されても伝説なんだよね。

昇段規定がうまくはまってスピード昇段を果たすのも、新時代の棋士らしいことである。


もっともタイトル獲得をもって八段に昇段したので、「藤井八段」と呼ばれることはとりあえずはない。

名人・竜王以外のタイトルを複数持っているときの表記は○冠となるので「藤井二冠」ですね。

今後タイトルを失えば八段と呼ばれるわけだが、タイトルを失わないうちにもう1つタイトルを取ると九段に昇段する。

なので八段という表記をお目にかかることはできない可能性の方が高い。

例え、九段に昇段しても九段という表記もすぐにはお目にかかれない可能性は高いものの、

九段以上に昇段の可能性がないことを考えれば十分に可能性があって「羽生九段」がまさにそうである。

羽生さんは27年にわたり何らかのタイトルを持っていたが、2018年に全てのタイトルを失っている。

タイトルを持たない現役棋士は段位で呼ばれるのが通常なので「羽生九段」と呼ばれることになったということ。

段位で呼ばれるのもそれはそれで名誉あることだと思いますので、何も悪いことはないでしょう。


Author : Hidemaro
Date : 2020/08/20(Thu) 23:27
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