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B4と言ってわかるとも限らない

会社の食堂で「年上の後輩でこれから就職活動するってやつがいて――」という話題が出てきた。

そこで「その人ってB4? M2?」って聞いたら、他の人に「B4とかM2ってなんだそりゃ」とツッコミが入った。

大学を出てても、この言い方を知らない人はいるのか。


このBlogでも当たり前のように書いているけど、

B4というのは学部4年、M2というのは大学院修士(博士前期)課程2年の意味。D1といえば博士後期課程1年の意味になる。

それぞれ、Bachelor(学士)、Master(修士)、Doctor(博士)、各コースで得られる学位の頭文字を学年の前に付けている。

大学では最終学年として、B4、M2、D3といくつか想定されるので、こういう質問をしたわけだ。


年上の後輩の話題を出した人は、学部卒でこの会社に就職している。

その彼に言わせればB4とかM2というのは「研究室に入った途端、急に使い出す言い方」との評だった。

18歳から大学にいる人に言わせればこうなのだから、実際そうなのだろう。

すなわち、大学で単に1年、2年と言えば、それは学部1年、2年であることは明らかで、

それをあえて言い分けるようなことをするのは、大学院生がいる研究室ぐらいですよと言っているわけだ。なるほどなぁ。


逆に僕なんて大学院にしかいなかったから、学部か修士か言い分けるのは必須だった。

ただ、よく考えてみると、大学院にいて出会う学部生というのは、

基本的には研究室にいるB4、そしてTAで実験を指導していたB3ぐらいのもの。

だから、自分たちはM1,M2というけど、逆にB1,B2というのを聞くことはなかったわけである。

学部生と区別するためなんですよと言っておきながら、肝心の学部1年、2年とはそうそう出会わないのが実情だったと。


大学出てるなら知ってるやろって思って使ったけど、一般的に使える言い方ではないことは確かなことである。

そもそも大学院とはなんぞやということを知らなければ、表している意味も分からないわけだから。

さすがに食堂で一緒に話してた人はそこら辺の事情はわかる人だったのだが、

それでも「4年生? 修士?」という聞き方の方がよかったみたいね。なるほどねぇ。


Author : hidemaro
Date : 2017/02/21(Tue) 22:25
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巨大な自然史の博物館

今日は上野公園に行っていた。目的地はいつもの東京国立博物館ではなく、国立科学博物館だ。

前々から気になってたんだけど、なかなか足を運ぶこともできず、やっとこさ行ってみた。


実は3年ちょっと前まで、僕はこの国立科学博物館にタダで入れたのだ。

アクセス・入館案内 (国立科学博物館)

一般・大学生の入館料は620円、今日もこの金額払って入ったのだが、

「高校生(高等専門学校生含む)以下」は入場無料となっている。高専生ならば4・5年でも入場無料とのこと。

これだけでもなかなかのものだが、専攻科生も高専生には違いないので入場無料らしい。

だから2013年3月まで僕はここに無料で入れたのだ。

だから行きたかったんだけど、現実問題として東京に行くことすら少なかったし、あったとしても時間を取れることはなかった。


この国立科学博物館は東京国立博物館(分離当時は帝室博物館)から自然科学分野の所蔵品を引き継いで独立した経緯がある。

道路挟んで隣り合った2つの博物館はもともと1つの博物館だったのだ。

そういうコレクションを基礎にした自然科学系の博物館ってなかなかないような気がするんだよね。

ということで気になってはいた。


国立科学博物館は2つの建物でできている。日本館と地球館、日本館は表から見える古い建物で、地球館はその奥にある新しい建物。

日本館で取り上げられているのは日本の動物・植物・地質についての展示が行われている。

動物の展示では大量の剥製が並べられており、植物の展示では押し花のようにして保存されている大量の植物標本、地質の展示では大量の鉱物が、

なんというかすさまじいコレクションだなと思った。

そして思い出した。そうだ、ここって 大阪の長居公園にある大阪市立自然史博物館 と同種の博物館だ。

太古の時代から現在まで大阪を巡る

自然史という言葉もようわからん言葉だが(そもそもNatural Historyの直訳)、自然物を収集・分類・展示するタイプの博物館をこう言う。

国立科学博物館は日本各地で収集活動を行っているのか、標本のあまりの数の多さに圧倒されたが、話の組み立てとしてはそんなに違いがあるわけではない。


引き続き地球館へ。地球館の展示内容はフロアによっていろいろでなかなかわかりにくい気がした。

3階・1階・地下1階・地下2階が自然史関係、2階と地下3階が科学技術や原理の展示ということで、なんで飛び飛びなんだか。

自然史関係の展示は地球館というからには日本に限らず世界の自然史の流れ、特に恐竜の時代と人類の起こりの展示が集約されているという印象だった。

新しい展示館ということもあってなかなか凝った作りの展示物が多かったような気がした。

地下3階は主に原理の展示が並んでいるわけだが、科学者の展示も行われている。著名な科学者の送った手紙とかFAXとかそんなものもあった。

ここにあるのはほとんどレプリカだけど、現物はこの博物館のコレクションとして所蔵されているということでもある。


すごい博物館だとは思ったのだが、残念な事が2つほど。

1つは閉館時間が早いこと。16時半に「あと30分で全館閉館」と放送が流れたときにはびっくりした。

都心立地の博物館でそんなに早く閉まるかと。金曜だけ20時閉館らしいんだけど、裏返せば土日でも17時閉館ということになる。

あと1時間長いだけでも違うんだけどな。(ちなみに東博は4月~9月の土日はベタで1時間延長して18時までにしている)

昼過ぎに来て見始めたんだけど、なんとか時間内に周り切れたからよかったが。

全部みたいなら午前中か午後一番がいいかもね。特別展も見るつもりならなおさら。


もう1つ残念だったのが、展示物があるのはいいけど、説明不足に過ぎるのではいかということ。

自然史関係の展示物の見所というのは僕はよくわかってないもんで、教えてもらって「なるほどなぁ」と思うところなのだが、

所々、ろくに説明もなく展示物が置かれているだけというのがあって、どこが見所なんだかと悩んでしまった。

自然原理・科学技術の展示となると体験的な展示も多いわけだが、これも説明不足なところが多かったような気がする。

子供が「これどうやってやればいいんだ」みたいな反応をしているのを、大人も一緒に悩むみたいな光景を見て、そりゃいかんだろと。

展示が多すぎて説明が間に合ってないのかな? 真面目に説明したらこんなに展示物並べられないぞと思ったが。


ちなみに国立科学博物館は、上野公園の展示施設だけでなく、つくばの研究施設と植物園、旧白金御料地の附属自然教育園も含まれる。

研究部門の活動は展示の中でも紹介されていたが、自然史で肝心なのは収集と分類である。

というわけで土壌を収集して、その中にいる生物を集めて分類してみると、なんと未だに知られていない種というのがわらわら出てくることもあるんだと。

そういう研究活動の成果は展示に現れることもあるだろうし、自然史上の発見として世界に向けて発信されていることもあるかもしれない。

そういうところでの役割も大きい施設なのだということは知っておくべきことだと思った。


Author : hidemaro
Date : 2016/05/22(Sun) 23:20
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東京試験地は怖いが期待できた

以前、応用情報技術者試験を受験するつもりで参考書を買ったという話を書いた。

分厚い本のおまけに電子データがある

今日、その受験票が届いた。受験票が届いたと言うことは試験会場がわかるということだ。


申込時に受験地をどこにするかというのは少し悩んだ。

というのも東京都には2つの受験地があって、1つが東京、もう1つが八王子である。

八王子は過去の実績からある程度、試験会場が読めるのだが、アクセスの都合はやや悪いようだ。

一方、東京は受験者が多い分、試験会場の数はとても多く、どこに割りあてられるか予想も付かない。

多摩地域から近い場所が割りあてられればよいのだが、逆に遠いところが割りあてられると悲惨である。

結局は東京を選んだわけだが、その理由は多摩地域でも小金井市あたりより東であれば東京試験地の会場になっている実績があったからだった。

東京試験地の遠い会場よりは八王子の方がよっぽどよいが、東京試験地の多摩地域または隣接地域の会場が当たるのならばそっちの方がもっとうれしい。

そういう期待を込めて東京を選んで申し込んだのだった。


結果は杉並区の会場が割りあてられた。

アクセスは良好、アタリと言ってもよいのではないだろうか。

というわけで東京を選んで申し込む作戦はうまくいったのだった。

いつもうまくいくわけではないのだろうけど。


受験者の多い試験地の受験会場が多いのはともかく、その受験会場が広域に分布するのも常である。

何の試験だったか忘れたけど、試験地を京都で申し込んだら、京田辺市の会場だったとかそんな話を聞いたことがある。

もっとも受験者も宇治市民だったかで、田辺というのは好都合だったのだが、だまされたと思う人もいるかもしれない。

こういうのはいかがなものかと思うのだが、そうでなくても会場は広域に分散するものだ。

あまり考えないと、江戸川区の受験者を練馬区の会場に割りあてて、練馬区の受験者を江戸川区の会場に割りあてるようなアホらしい話も起きかねない。

収容することが最優先なのは言うまでもないが、収容できるのならばできるだけ負担の少ない配置にしたいものである。

そういう工夫も多少はしているのだろうと思うけど、具体的な方針は示されていないのが実情である。


こういう大規模な受験地は細分化してもうちょっと受験会場を読めるようにして欲しいというのが希望である。

これまで試験を受けに行くとき、あまり大規模な試験地を選んだことがなく、ゆえに会場はある程度読めていた。

毎回同じところが会場になるとは限らないのだが、それなりに精度はよかった。

東京という大きな枠を何分かするだけでかなり安心して申し込めるようになるのではないだろうか。

隣接試験地へ回される可能性はあるし、1つの試験地のキャパシティが減る分、その可能性も高まるが、

そういうことがない限りにおいてはこのあたりと予想できるようになればありがたい。


ともあれ、試験会場へのアクセスがよいのはありがたいことなので、

受験票に貼る写真を用意して、復習をして、試験に備えたいと思う。


Author : hidemaro
Date : 2016/04/04(Mon) 23:49
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なじみのない言葉に悩まされる

週末に観光に連れてもらったと書いたが、そこでとある史跡に行った。

入場料に音声ガイドの貸出料も含まれており、音声ガイドを聞きながら巡ることになる。

その代わり、文字での説明はない。文字での説明がないのはスマートといえばスマートだが。

残念ながら日本語の音声ガイドはないので、English版を貸してもらって回っていた。


場所ごとに割りあてられた番号を押して聞きながら回っていたのだが、ようわからん。

もちろん、英語を聞くのが多少難しいのはある。けど、ある程度は聞き取れている。

でもなにを言っているのか、さっぱりわからん。

なぜならば、説明に使っている言葉にこの土地の言葉に由来するものだったり、なじみのない言葉が多かったからだ。

いくつかの頻出語は持ち帰り調べたのだが、なじみのない言葉も簡単に言い換えれば king みたいな意味だったりするのだ。

そういうのを積み重ねると、聞き取れてもさっぱり意味がわからない状態になるということである。


それってどういう状態? ということを実感出来る例をいろいろ探した。

奈良国立博物館の春日神鹿舎利厨子の説明文が日本語と英語、両方であって、

完全に対応するわけではないが、似たような内容を書いてあるので、それを例として示してみる。

日本語だとこんなの。

春日神鹿舎利厨子

 二重基壇にのる宮殿形厨子(くうでんがたずし)で、正面に観音(かんのん)開き扉を設け、内陣には木製の飛雲座に立つ神鹿(しんろく)を安置している。神鹿は背に鞍をのせており、ここに蓮華座(れんげざ)にのる火焔宝珠形舎利容器(かえんほうじゅがたしゃりようき)を奉安している。宝珠は水晶製で、三方に金銅製の火焔を付けている。この姿は武甕槌命(たけみかづちのみこと)が鹿にのって鹿島から春日に影向(ようごう)したさまを表現しており、武甕槌命の本地が釈迦如来とされたため、命の姿は舎利で表されている。  ところで、本品の扉内部側面にはかつて一枚の慳貪(けんどん)板が奥壁前に存在していたことを示す痕跡が残っている。この慳貪板がはめられた場合、神鹿を安置する十分なスペースが残されておらず、当初この厨子と神鹿は一具ではなかったことになる。神鹿舎利容器に当初どのような荘厳(しょうごん)がなされていたかはわからないが、中世における春日信仰と舎利信仰との習合を物語る作品として貴重である。

日本語でも難しいこと書いてあるけど、これの英語版がこれ。

Feretory for enshrining Buddha's relics

This palace-shaped feretory is made of black lacquered wood and is known as "Kasuga-zushi" (feretory of Kasuga). This feretory has a rather flat roof and is placed on a two-storied basement, which is decorated with stripes and kōzama openwork decorations. A gilt-bronze holy deer is placed on a cloud-shaped wooden seat within the feretory, which represents the emergence of the Shintoist deity in Kasuga. A relic-container in the shape of a flaming magic jewel is set on the back of the deer. This arrangement is based on the Buddhist-Shintoist idea, which asserts that Kashima-myōjin of the first sanctuary in Kasuga shrine was an incarnated image of Shaka (Śākyamuni or Buddha). Therefore, the relic on the deer-back in this feretory represents Shaka. Worship of Buddhist relics was popular during the Kamakura period in and around Nara, and many relic containers and feretories were made. This is one of them. It is an important object which shows the close relationship between the worship of Buddha (Buddhist relics) and the worship of Shintoist deities in Kasuga.

うーん、まず固有名詞じゃなくてもわからない言葉だらけだ。

まず、表題にもある relics ってなんぞやと。答えは遺骨なのだけど、遺物、遺品という意味で使われることの方が多いと思う。

feretoryもなじみのない言葉だが、英英辞典いわく「A receptacle to hold the relics of saints; a reliquary.」とのこと。

厨子は釈迦の遺骨である舎利を祀るためのものだが、feretoryは本来、聖人の遺骨を納めたreliquaryを祀るためのもの、ということで似てると思って使ったんだろう。ちょっと違う気がするが。

Shintoistはさすがにわかってる前提なんだろうが、神道というのは日本のことをよく勉強した人でないとわからないだろう。

ましてやBuddhist-Shintoist ideaという言葉は神仏習合という意味で使ってるけど、すぐに理解できるもんだろうか。

後半以降、Shakaという言葉が何回か出てきている。初出時にはŚākyamuni or Buddhaと説明してるが、それ以降はShakaばかり使われる。

Kamamura periodとかいうのも、日本の歴史をよく勉強した人であることが前提の説明である。

まだこれが文字として掲示されていれば、全体を見て類推もできるかもしれないけど、流れていくばかりの音声ガイドではそれすら厳しい。


それとは別の話で、Webでこの土地のとある文化について詳しいところを調べたのだが、

日本語の資料は情報がなさすぎてさっぱり役に立たん。

英語の資料は詳しく書いてあるが、それでも固有名詞が多すぎて、さっぱりわからん。

とりあえずすっ飛ばせば、ある程度はわかるが、その意図はその固有名詞について掘り下げないとわからなさそう。

それでもなにも調べないよりはましという程度には理解が進んだけどさ。


Author : hidemaro
Date : 2015/11/09(Mon) 22:43
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夏休みの宿題も善し悪し

今、実習している職場はやたらと女性の多いところだ。というか男が本当に少ない。

嘘か本当か判然としない理由は教えてもらったが、本当にそれだけ?とは思う。

専門性とか適性とかそういう理由ではなかったもんで。納得できる部分もなくはないのだが……

そんな中でやっているわけだが、わりと仕事は順調だと思っている。


そんな職場で最近の話題として多いのが子供の夏休みの宿題の話だ。

もう8月も終わりに近い、ということは典型的には学校の夏休みも終わりに近いということだ。

すると夏休みの宿題も終わらさないといけない。

そういうことで母親として相談を受けたり、発破をかけたりすることも多いということなんだろうな。


そんな夏休みの宿題だが、3年前までは少ないながらあったものだ。

3年前までというと高専専攻科の頃までということになる。

というのも高専の頃は前期の途中に夏休みがあったから宿題を出す余地があったのよね。

大学院生の夏休み

小中学校なら学年単位でカリキュラムが連続しているから、学期の切れ目はどうでもいいが、

大学だと半期単位の科目が基本だから、前期と後期の間にはなにもないということになる。

高専だと通年科目も多かったけど、半期の科目もあるし、専攻科だとほぼ半期単位だ。

それでも前期の途中に夏休みがあるから、前期の科目から宿題を出されることもあった。

といっても高専時代の夏休みの宿題なんて高々知れてるし、

夏休み明けに期末テストがあることに配慮して、テストの想定問題みたいなのを宿題として出してくる親切な科目もあった。


今にしても思うが、小学生の頃の夏休みの宿題はむやみに多いしめんどくさかった。

小学生だとそんなにてきぱき仕事を進められるわけでもないから余計に大変だっただろう。

問題集はともかく、作文やら書道やら絵やら、夏休みらしいことだがやることが多すぎた。

小学生ながらに戦略は考えていた覚えがあるけど、それにしても自力でなにもかもやりきるのは厳しいわな。

書道の課題は祖父と一緒にやってたが、ああやってお膳立てしてもらってなんとか。

中学生ぐらいになると宿題の量も落ち着いてきてたし、仕事の能率もよくなってるから、まだ易しいかね。


なんてかれこれ10~15年前ぐらいのことを思い出して書いてみたわけだけど、

ある程度の期間をもって取り組む課題というのはそれはそれでいいよね。

高専時代に夏休みにせっせと製図をやってたということは何度も書いてることだが。

制御盤の設計のお仕事

こういう課題を出す余地があったというのは、今にして思うとユニークな環境だったな。

問題は課題の量と内容ということで、小学生の頃はここに難があったのでは? ということだ。


Author : hidemaro
Date : 2015/08/26(Wed) 23:08
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お得に国立博物館が楽しめるぞ

今日は東京国立博物館に出かけていた。

上野公園にあって、去年の夏にも訪れてますね。(法隆寺の財テクの跡)


上野公園の最寄り駅である上野駅までJRで行こうと思ったら、ニュースに山手線で運休と出ている。

もう復活してる? と思って調べてみたら、なんと長時間の運休が見込まれるとのこと。

なんだとー! 山手線に乗って行こうと思ってたのに。というわけで振替輸送を使って地下鉄に逃げることを企てた。

関東圏ではICカードのプリペイド利用は振替対象外なので紙のきっぷでないと振替輸送は受けられない。

みどりの券売機……JR東日本ではこの言い方しないか、これで上野駅までの紙のきっぷを買って、改札を通った。

駅員に確認したところ、振替輸送は大概どこでもいいらしく、東京メトロ東西線~銀座線で迂回して上野駅まで行った。

当初の計画は変わってしまったが、ともかく無事に上野公園にたどり着いた。

桜も品種によるけど、今が見頃の桜もあるようで、ええなぁと思いながら歩いて行った。


さて、東博に来たのは単純に博物館に来たかっただけだが、

かつてのようにキャンパスメンバーで好き勝手見ることもできないし、一般の入場料は学生よりは高い。

けど、お得な話もある。それが東京国立博物館のパスポートだ。

個人向け会員制度/パスポート、ベーシック (東京国立博物館)

1年間4100円で4つの国立博物館の常設展入り放題、4つの国立博物館の特別展を年間6回見られるという大変お得なものになっている。

特別展6回使うと1回あたり700円、普通に特別展見に行こうとすると1600円とかするから激安だ。

東京国立博物館のパスポートなのに、京都・奈良・九州の国立博物館も使えてしまうというのだからすさまじい。

他の国立博物館のパスポートもほぼ同様だが、京博と奈良博のパスポートは特別展6回のうち4回は京博・奈良博限定でもうちょっと安くて3100円だったりする。

けど、東博のパスポートにはさらにお得な話がある。なんと29歳以下ならこのパスポート、3000円で買えちゃうのだ。

若い人こそたくさん博物館に来て欲しいということだろう。特別展2回見ればトントン、3回見れば十分お得だもんね。こりゃ手軽だわ。


そんなわけで東博の友の会・パスポートカウンターで、本人確認書類を見せて、

代金をクレジットカードで払うと、U29と書かれたパスポートとミュージアムシアターのタダ券を渡された。

パスポートには特別展のスタンプが押す欄が設けられている。

そうそう、パスポートで年間6回の特別展を見られると書いたが、同じ特別展は2度見られないのよね。途中に展示替えがある特別展では要注意だ。

そのためにどの特別展をみたかというのを明示しないとならんのよね。なのでけっこう大きなスタンプが押せそう。

今日は特別展は見ていないからどんなスタンプか分からなかったけど。


そう、今日は特別展のために来たわけじゃないのよ。なんとなく常設展に来ただけだ。

今は常設展でも「博物館でお花見」という特集展示が行われている。桜にちなんだ文化財を集中して展示している。

特に紙や布の展示物は桜にちなんだものの割合が多かったが、これって耐久性が弱いので展示替えの頻度が高いらしい。

どうせ展示替えするなら、季節に合わせた物をという意図だわな。

これだけ桜の花や花見の様子を描いた絵があるのはすさまじい話だが。

もちろんそれ以外の漆工や陶磁器などでも桜にちなんだ展示物は多かったが。

木像になぜか「博物館でお花見」のマークが付いてて、なぜに? と説明を詳しく読むと桜の木で作ったそうで。

サクラとは堅そうだなぁ。白檀の代用品だったらしい。お花見ではないけど、ネタとしてはおもしろい。


展示替えというけど、頻繁にするものもあれば、たまにしか展示替えしないもの。

展示替えするつもりのなさそうなものもある。大きな展示物はそうそう入れ替えられないだろうしねぇ。

だから常設展に何度来ても面白いとはよう言わんけど、東博の本館の展示物はわりと頻繁に入れ替えてる気はするな。

博物館のスケジュールを見ると、本館の特集展示は1ヶ月程度のものがずらずらと並んでいる。

年間スケジュール (東京国立博物館)

展示物の耐久性の問題が大きいのだとは思うが、結果として毎月のように新しくなっているのは学芸員の努力のたまものだろう。

パスポートがあるのだから気が向いたときに来たら、ちょっとは新しい発見があるだろうと思っている。


常設展ちょこちょこ見たら出ようと思ってたのだが、せっかくミュージアムシアターのタダ券もあることだし、見に行こうと思った。

昼ご飯を食べるために一旦外に出て、またパスポートを見せて入った。これも普通はできんな。

それで何を見たのかというと「国宝 檜図屛風と狩野永徳」ですね。なんとなく興味が湧いた。

このミュージアムシアターはデジタル化された文化財をVR技術を活用して表示することを通じて、文化財を紹介するものだ。

凸版印刷の技術でもって高い再現度が得られるように工夫されているらしい。

基本的に映画のようなものなのだが、説明するスタッフがいて、口頭で説明してくれる。

そう聞いたときには学芸員がプラネタリウムで解説するようなものかと思ったけど、完全台本のようだから、さほど意義は感じられなかったが。

作品の表示を拡大したり、他の作品を表示したり、作品の背景を解説したり、それなりに工夫は凝らされてたのかなと。

ただ、屏風だとシアターだからこそというのは少ないよね。今後予定されてる「よみがえる江戸城」なんかはシアターだからこそかなと思ったが。


そんな具合で、博物館でいろいろ見た後は、とことこ歩いて行くとわりとすぐに秋葉原界隈にたどりつく。

不忍池の南端から外神田五丁目まで800mぐらいしか離れてないからね。驚くほど近い。

買い物したりして、秋葉原駅から帰ろうとおもったら、まだ山手線・京浜東北線は止まってた。

秋葉原からなら山手線は関係なく帰れるので普通に帰ったが。

今日は1日災難だったなぁ。僕は往路の経路変更ぐらいで、混雑に巻き込まれたりすることもなく気楽なもんだったけど。


今後、どの特別展を見に行くかは、そのときのお楽しみということで。

東博のスケジュール見ながら、これ行きたいなと思ってるのもあるし、他の博物館でもある。

他の博物館でぜひ行きたい筆頭はここ数年訪れている正倉院展だけど、今年は時間が取れるかようわからん。

来年以降はなんとでもなるかもしれないけど、今年は研修スケジュールとの兼ね合いもあるからなんとも。行けるもんなら行きたいが。


Author : hidemaro
Date : 2015/04/12(Sun) 21:05
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謎多き学位記

今日は修了式、正式には学位記授与式というけど、まずはそのために会場へ。
会場につくと課程ごと学部・研究科ごとに席の割り当てを見ると、
修士では工学研究科がぶっちぎりで多いんだね。学部でも工学は圧倒的だけど、修士ほどではない。
博士は工学と同じぐらい多い研究科もあったけど、一応一番多いのは工学だった。
ただ、博士は出席率があまりよくなくてスカスカ。まぁ工学の博士はそれなりに出席率高かったけど、低い専攻は本当にまばらだった。
博士は研究科ごとに授与式もあるので、全体の式にはあまり興味がないのかも。
それで、学位記の授与では各学部・研究科で代表1人ずつの学位記が読み上げられるのだけど、
学部・研究科の名前と学位につく専攻名の対応っていろいろなんだなぁと思って聞いてた。
工学部・工学研究科だと 修士(工学) のように専攻名は間違いなく工学になるけど、そんなに簡単じゃない専攻もある。
学位の専攻名としては少々珍しい気はしても学部・研究科の名前をそのまま学位の専攻名に採用しているところもあれば、
よくある学位の専攻名にあわせている学部・研究科もあったり。
あと6年制の学部と4年制の学部を区別するために、学部・研究科内でも専攻名を変える場合があったり。
学士 (薬学) と 学士 (薬科学) の壁
式典での学位記の読み上げでわかることはそんなに多くはないけど、けっこう複雑だなぁと思いながら聞いていた。
そんな中で、あれと思ったのが修士の学位記の表記だ。
確か「工学研究科電気電子情報工学専攻の修士課程を修了したことを――」と書いてあった覚えがあるけど、
うちの大学で修士課程はほとんどなくて、工学研究科もそうだけどあるのは博士前期課程なんですよね。
だから、なんか不思議だなぁと思ってたんだけど、どうなんでしょ?
修士の学位を得るための課程という意味では正しいが、博士課程の前半2年というのが正式な立ち位置と思うが。
ちなみに、5年一貫の博士課程の前半2年を終えた時点で修士の学位を授与される人の学位記は、
「修士の課程に相当する」とか文言が入ってたので、ここは5年一貫ということを踏まえた書き方になってる。
その後、研究室に移動するのだが、けっこう修了式が終わるのが遅くて、この時点で13時ごろ、昼ごはん食べながら研究室に行くとけっこう遅くなった。
それからしばらくして学位記や証明書の受け渡しがあって、祝賀会があり、研究室の打ち上げがあり。
なにもかもおわって、23時ごろに解散し、研究室に戻ってきた。
早起きして寮に行かないといけないので、早いこと寝ないとならんが。なにかとあわただしい。
Author : hidemaro
Date : 2015/03/25(Wed) 23:26
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なぜ英文の証明書が欲しい?

昨日、会社から入社式の案内が届いて、集合時刻とか場所とか1日のスケジュールとか書いてあったんだけど、

持参物のリストを見ていると、以前指示されたものと比べると多少増えている。

なんかパスポートのコピーなんてのもあるんですけど、今なかったらどうするんだろ。僕は偶然発行手続き中だけど。

それで1つ、あれ? と思ったのが修了証明書と成績証明書、これは以前より入社式の持参物として知らされていたのだが、

修了証明書について「和文・英文1通ずつ」と書かれている。

そんなの初耳だぞ。というか日本人学生は特に申告しなければ、英文証明書は発行されないので言いに行かないと。


高専のときもそうだったけど、特に申告しておかなくても、修了のときに修了証明書と成績証明書を1部ずつ渡してくれる。

たいていの場合、これさえあればその後の手続きに足りるので、なにもしなくてよいのだけど、

それ以上の証明書が必要な場合は、ここでは2つの選択肢がある。

1つはあらかじめ申告して追加の証明書も一緒にもらうという方法。これが正攻法だよね。

もう1つは、修了式の翌日以降に証明書発行機で取得する方法。

そうなんですね。修了しても3月末までは学生証を使って証明書を発行することが出来るんですね。

これなら申告するのを忘れてても大丈夫だが、僕は修了式の翌日にはもう入寮しなければならないので、どうしても修了式の日に証明書を受け取らないといけない。


「しかし、追加の証明書の申告も締め切りあったよなぁ。いつだったっけ?」と思って掲示板を見に行くと今週金曜日までとある。

ギリギリだな。これは危なかった。

というわけで教務課の窓口で追加の証明書が欲しいというと、ここに書いてくれと言われ、学籍番号・専攻・名前・追加で必要な証明書を記入した。

これでちゃんと用意してくれるはず。


それにしてもなぜ英文の証明書が必要なんでしょうね?

考えられるとすれば学位の英語表記ですかね。

「修士(工学)」 はどう考えても "Master of Engineering" にしかならないと思うのだが、

変わった専攻名だと困っちゃうかもしれないしねぇ。そういう意味では英文の修了証明書は確実だ。

博士の学位の英語表記はなかなか一定しないらしいね。これこそ証明書を見ないとさっぱりわからん。

確かにそれならわかるけど、そこに注目するのは珍しい気がする。多分ね。


Author : hidemaro
Date : 2015/03/05(Thu) 23:37
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今から就職を想定しても遅くはない

今日は帰り道にイオンによってサンキューパスポートを行使して、いろいろなものを買い込んできた。

文具、ズボン、水筒などしめて1万円ほど、全部10%引きになったから1000円ぐらい浮いた計算になる。

そういう雑多なものを買うのにはこのクーポンはいいよね。


うちの研究室に早期配属でやってきたB3の学生がいる。

たびたび研究室に来てはいるが、特に研究をしているわけでもない。

その学生がM1が専攻の就職説明会に行かないとならんなぁと話しているのを聞いて、

「果たして大学院に進学する意味ってなんだろうか」と問うてきた。なるほど。


1つの答えは学部から大学院の修士までの6年間の学校だから進学するのが当然であるという考え。

学部の4年間は完成ではなく、修士まで行って完成となるわけだから、進学しない理由がない。

実際、学部の4年間ではなかなか身につけた技術を実践する機会も少ないだろうし、

うちの大学院が体系的なカリキュラムを持ってるのかと言われると疑問ではあるけど、それなりに得るものはあるだろうと。


ただ、これは思考放棄かもしれんね。真面目に必要なのか考えるとどうだろう?

まず、学部の4年間では足りないのか? と考えてみると、確かに卒業研究が慌ただしくなってしまう学生もいるけれど、

なにが悪いって大学院の入学試験が終わるまでさしてなにもやらないからなのだから、丸一年使えばそれなりに実りある事ができそう。

早期配属を活用すればスタートアップを早められそうだし、卒業研究は4年間のまとめとして十分な意義を持つことができるんじゃないだろうか。

ちなみに彼が大学院に進学する場合は、推薦入試を受けることができるらしいので、その場合ペーパーテストはない、ということで十分なゆとりがある。

就職する場合はそうもいかないかもしれないけど、それだってなんともならんわけではないだろう。


一方で大学院で得られるものはなにかという話である。

研究室での活動に大きな時間を割くことができることは大きなメリットだろう。

研究室任せではあるのだけど、そこはちゃんと指導してくれる先生がいるのでよいとしよう。

授業は残念ながらあまりよくない。となると研究室で得られるものはなにかということに尽きるが。


結局のところ、肝心なのは自信をもって仕事できるだけのものが身についてるかというところなんだと思うのよ。

そんなことを言ったら「大学院出ても自信なんてあるもんか」と言う人もいたけど。

あとここまで全く無視してきたけど学歴だよね。修士の学位があることで有利ならばそれはそれで意味があると。

学士と修士ならどっちでも適性に応じて活躍できる可能性は十分あると思うんだけど、職場によりけりかな。

かくいう自分も専攻科でそれなりのことをやってきたのに学士というのが気に食わずに修士の学位欲しさに大学院に来たのだから、それも理由かも知れんね。


いずれにしても将来的には技術者として仕事をすることになるのだろうし、

そのことを考えるのに遅いなんてことはない。とりあえず就職希望である旨申し出て、情報収集してはどうだろうか? と勧めた。

確かに本来は大学へはもっと早くに申し出ておくべきだったのだが、

幸い、採用についての情報発信が始まるのは3月から、今なら遅いなんてことは無い。

それで情報収集してから決めればいいさ。

一方で卒業研究に3月から着手できれば、4年間で完成としても十分な自信を持って仕事が出来るだろうし、大学院に行くにしても意味はあるだろう。

そういうことだと思いますよ。


Author : hidemaro
Date : 2015/02/24(Tue) 22:57
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ドクター生存率1/40

今日は遠方の大学に進学していた元クラスメイトが帰ってくるというので、会いに行っていた。

遠いからあまり帰ってこれないと聞いていただけに、こうして会えるのはありがたいことだなと思った。

先生たちに会うことも兼ねて高専で会おうということになって、出かけていたのだ。


それでいろいろと近況を聞いていたわけだけど、

「実は就職活動のときにしょっちゅう実家に帰っていてね。」というから、そりゃ大変だなというと、

「車の走行距離がえげつないことになっている」と、かなりの長距離ドライブで車を酷使しているとのこと。

そうか自家用車か。確かに鉄道だとめんどくさいしなぁ。バスという手もあるが「腰に悪い」とのこと。


他にも元クラスメイトが来ていて、それぞれいろいろ近況を報告し合っていたわけだけど、

その来ていた1人が大学院で博士後期課程に進学するとのことで、ちょっと驚いた。

この前の同窓会の話を聞いた限りでは、全員就職っぽいなと思い込んでたもんでね。(cf. 3回目の同窓会)

もっとも、それを聞いた教員の1人の反応は「40人でドクター残るの1人か、少ないな」とのことだったが。

 


彼がドクターに進学した明確な理由はあまりないのかもしれない。ドクターに進学する学生が多い研究室らしいので。

だからか、みんな意外だなぁという反応だったが。

元々、ドクターまでいくんだと言っていた人なんていなかったから、誰だろうが意外だなと言われてたのかもしれないけど。


ぜひとも、ドクターコースで身につけた実力でもって、大きなイノベーションを実現していただければなと、かつてのクラスメイトとしては応援したいですね。

修了後はどうするのか知らんけど。なんとなく、会社で活躍してそうな気はしたけど。


Author : hidemaro
Date : 2014/09/13(Sat) 23:56
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