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大嘗宮を見る

今日は午後に休暇を取ってお出かけしていた。

メインの目的地は皇居、大嘗宮の一般公開ですね。


皇居もいろいろ門があるけど、この一般公開では坂下門から入ることになっている。

坂下門ってどこから行くのがよいのかと地図を見たが、うちからだと東京駅だった。

桜田門駅が一番近いのかな。それに次いで二重橋前駅、どちらもうちからは行きにくいのだが。

東京駅で降りると、大嘗宮一般公開へ行く人は丸の内南口を出てと放送が流れていた。

東京駅というと、高速バス乗り場としてやってくることが多く、そうなると八重洲側なのだが、

丸の内側にやってくることもあって、それが晴海通りのバスに乗る時。東京駅ってバス乗り場だったか。


それはさておき、東京駅を出て、行幸通りを進むと、同じ方向へ向かう人がぞろぞろと。

お堀を渡ると、ここからは国民公園「皇居外苑」ということで、環境省の名前で看板が立っていた。

それで突き当たると、順路は左に曲げられる。そして、大量のカラーコーンが並べられた皇居前広場へ。

今日は全体的にはスムーズに人が流れていて、行列をなすことはあまりなかったのだが、

休日などで人が集中したときは、この広場に行列をつくって調整するのだろう。

このカラーコーンには「警視庁」のシールが貼られ、警備にあたっているのは警視庁の警察官。

すなわち、東京都の職員と設備を使って、大量の見学者の整理を行っているということ。それもお役目かね。


入口では手荷物検査と金属探知機による検査がある。

手荷物検査は普段から皇居内の庭園に入る人には課されているものだが、

水筒を見つけたら「一口飲んで」と、やや厳重。

検査が終わったところに待ち合わせポイントがあった。グループでやってきたときに再集結するポイントなのか。

そして、坂下門から皇居の敷地内に入る。


坂下門を過ぎると、さっきまで警察官が多かったのは嘘のように落ち着いた雰囲気。

警察官らしきはいるのだが、皇宮警察本部の職員、敷地外の公共区域は警視庁、皇居内は皇宮警察という役割分担なのか。

皇居というのは、江戸城跡でもある。

今回、大嘗宮が建てられたのは本丸の中、普段は皇居東御苑として一般公開されているエリアである。

江戸城にとっての中心だったが、現在の皇居にとってはあまり重要でもないところなんだよね。

それゆえに一般公開されているわけだし、大嘗宮を建てるにもちょうどよかったということなのかなと。

かつての江戸城を感じながら、見学できるのはいいことだと思いますけどね。


それで大嘗宮である。やはりこのために作っただけあってピカピカ。

今どき木造建築といえば、寺社のように長く使われることを想定した作りのものを見慣れていたが、

大嘗宮は仮設ということで、やや荒削りな印象も受ける。それがいいんでしょうけどね。

それと特徴的なのが随所で使われている皮付きの丸太、黒木造りというスタイル。

あまり建造物では見ない使い方なので戸惑うが、いいアクセントにはなってますね。

けど、皮ごと使うということは、削って形を整えられないということなので、木の選定は難しいよね。

各所に設けられた黒木灯籠、皮付きの木材の組み合わせで作られ、細い木もうまく使っているように見える。

しかし、削らずに所望の太さで、まっすぐで、皮まで美しいという条件を揃えるのは難しそう。

加工度の低さゆえの難しさってのは多そうだなと思った。


大嘗宮の正面では写真撮影する人が折り重なり詰まっていた。

僕は写真を撮るのも惜しいと、あれこれと観察していたんだけどさ。

少し左右にずれると、まだ身動きは取れるのだが、真っ正面ではゆっくり進んでと呼びかけてもなかなか。

ここがこの大嘗宮公開の最大のボトルネックでしょうね。

大嘗宮の敷地を外周から見学するのだが、正面の見学ルートは狭く、さらに真っ正面はひどく詰まる。

逆に裏側は広場からゆっくり観察できる。正面で見学しようと思わない方がいいのかもしれない。


あと、今回取り入れられたプレハブ造の建物、儀式の中核をなす建物ではないが、

儀式をしているところから見えることもあって、他の建物と同じようにむしろ張りになっている。

ということで案外調和しているのだが、そうなると気になるのが白い屋根。

板葺き屋根と調和する色だとなおよし、とは思ったがそういう選択肢はなかったのかもしれない。

もともと儀式の周辺にはテントなどが多く(それは前回もそう)、写真で見るとその白い屋根が目立っちゃうんだよね。


儀式の中核に関わる部分は見せないとはもともと言っていたが、建物だけでもいろいろ学びはあった。

そこから、出口はまったく別の方向で平川門、ここは竹橋駅が近い。

ここから電車に乗ってやってきたのは上野公園である。

半日とはいえ、せっかく休暇を取るんだからと、夜間開館日の博物館にやってきたと。

ミュージアムシアターで正倉院についてのVR作品をやっているので、それを見つつ、博物館も見て回ろうと。

ミュージアムシアターは月・火はお休みで、16時開始が最終回(夜間開館日でも)ということで、

大嘗宮を見学してから行くにはちょうどいいんじゃないかと。

正倉院内部をVRで見せるという作品で、現物を見られないものを見せるという点ではよい題材。

今までミュージアムシアターは無料券で見るばかりだったが、今回は500円払って見た。


その後、さらに中央通りを下って、秋葉原界隈へ。

ソフマップでソフマップカードの返却をして(cf. ラクウルはいかなるものか)、

中古品の売り場を見ていたら掘り出し物を見つけたので買って、それで帰ってきた。

なにかと充実した金曜の午後でしたね。


Author : Hidemaro
Date : 2019/11/29(Fri) 23:54
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同じ展示会に送り出すにしては

例年行っている展示会があって、去年は当時のチームリーダーに言われて、リーダーと2人で日を分けて行っていた。

そのチームリーダーが異動になったこともあって、今回は自分から提案することに。

今のチームリーダーも課長もあれこれ言うことなくOKしてくれたのだった。


展示会に行くんですよ、という話をしていたら、隣の課の人も行こうかなと言っていた。

僕が行くのとは違う日に行くんだけどね。

それで上司に提案しに行ったら、出張するならとあれこれ言われていたようで、

事前調査として、他のメンバーに現状の課題をヒアリングしに行ったり、

チームリーダーと展示会の内容を吟味して、受講するセミナーを決めていたり。

同じ展示会に人を送り出すのにずいぶんな差である。


同じ部内でも、課ごとにいろいろ違うという話はあるんだが、

うちの課は課長もメンバーもアイデアが湧く人が多いのか、あれこれ提案しがちな傾向はある。

全てが受け入れられるとは限らないが、上司が提案を後押しする傾向というのはある。

一方で、隣の課は課長もチームリーダーも心配性の人が多いのか知らんが、

仕事内容を注意深く見る傾向はあるような気がしていて、

それが展示会の出張前にあれこれ言われたところにもつながっているのかなと。


どっちがよいかはメンバーや仕事の特徴次第ですけどね。

うちの課のメンバーについて「御しがたい」というような感想を言っていた人もいましたしね。

確かにメンバーの実力を生かせるように、仕事の割当をするのは難しいかも知れないなぁと。

隣の課は、課長もチームリーダーも、この製品での豊富な経験があって、ノウハウの伝承に力が入っているように見える。

確かにメンバーにも継承されていて、僕にとっても頼りにしている部分は多い。

端から見ると心配性な上司だなぁと思うけど、手塩に掛けてメンバーを育てている面はあるんだろう。


あとは、これまでの実績ですかね。

出張したのは部長が言ってたから

展示会やセミナーへ出張すると、そのことについて部のメンバーに展開しているのだが、

他のメンバーからの反響もわりとあって、目の付け所には評価していただいているのかなと。

そうやって評価していただけているのだとすれば、それはありがたいことだが。


Author : Hidemaro
Date : 2019/11/21(Thu) 23:56
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つまるところ宿の都合

2日公演のコンサート、内容に大きな差がないであろうときに1日目と2日目どっちにするか。

まぁ両方というのもあるが、費用面の問題と、どうせ2日公演なら多くの人が見てくれたほうがよいという考えもある。


今まで、どちらも選べる場合は、1日目を優先することが多かった。

やはり初物なのでネタバレがないのはいいですよね。

積極的にネタバレを拾いに行かずとも、いろいろ評判は聞こえてきますから。

一方で、練度の面で2日目の方がよいという人もいる。

ここは考え方次第ですかね。


ところが今回は内容とは別の理由で2日目を選んだ。

2日目を選んだ理由は宿の都合である。

THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 7thLIVE TOUR

名古屋公演はナゴヤドームで行われる。

円形ステージとのことで、野球のときは客席にならないバックスクリーンにも人が入る。(ちゃんと椅子あるんですね)

当日券も出ているようだが、あらかた埋まっているということである。

地元の人が多ければよいのだが、実際には各地から遠征の人が多いと思われている。

これにより名古屋市内の宿がほぼ埋まった状態とのことである。


実はこれは去年も経験したことである。

昨晩は名古屋で宿をとるのが難しく、いろいろ考えた結果、岡崎に宿を取った。

(会場のまわりも)

そう、去年もシンデレラガールズはナゴヤドームを使ってるんですね。

このときは2日連続での参加だったので、名古屋泊をしたかったのだが、宿が取れなかった。

そこで少し離れた岡崎に泊まったのだ。岡崎はそれはそれで風情があるところだったしよかったけどさ。


このときの経緯を踏まえて、今回は2日目に絞ったのだ。

日曜の夜ならば名古屋駅前でいつも使っている宿が取れた。そのまま翌朝バスで帰ると。

当然、前入りしては意味がなくて、午前中に新幹線で、こだま号グリーン車ですね。

土曜夜だと宿が逼迫し、日曜夜だとそこまでではないのは、いろいろ要因があると思う。

世間一般の需要を見ても、連休最終日の宿の需要は少なくなる傾向はある。

コンサート自体も、1日目に比べると2日目の方が開演が1時間早い。単純に考えれば1時間早く終わる。

この辺は出演者・スタッフの多くが東京から来ているという都合もあって、2日目終わったら、その日中に帰れるようにという配慮と言われている。

リハーサルの時間を考えると開演を早くするのは大変なのだが、2日目だけなら1時間繰り上げられるということなのだろう。

これは来場者にとってもありがたいことで、この1時間の差で後泊不要という決断ができた人も多い。


連休最終日で宿も安いし、翌平日昼間のバスも安いから1泊するぜ、という僕のようなのは少数派ということだろう。

実は往路の新幹線(EXこだまグリーン早得)は東京~名古屋で9170円している。これも新幹線にしては安いのだが。

宿代は3000円ほど、復路のバス(新東名スーパーライナー・早売3も3000円ほど、あわせて6000円強ですからね。

時間が許すなら1泊した方が圧倒的に安いというのは、ここからも明らかにわかる。

1泊することで時間的なゆとりもできますしね。


Author : Hidemaro
Date : 2019/11/10(Sun) 11:21
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夕方からの京都は土曜日だから

今日は京都へ行っていた。

ただし、他の用事とハシゴしたので到着は15時すぎとちょっと遅め。

そんなんでいいのか。土曜日だからいいのだ。


というのも、京都国立博物館と京都国立近代美術館、いずれも夜間開館日で20時までやっているから。

まぁもっとも先にやってきた京博は今の特別展は普段でも18時までやってるから、

夜間開館日でもそうでなくてもこのぐらいの時間からなら何の問題もないが。

どちらかというと後で行った近代美術館ですよね。

こちらは普段が17時閉館であるところ、到着時点で17時過ぎてたぐらいだから。


以前もこういうことをやったことがある。

夜間開館はチャンスだった

比較的遅い時間に京都に到着するようにやってくる最大の理由は混雑対策である。

秋の連休、京都が観光客で混まないわけがない。

もし、ガッツリと京都を巡るなら平日でなければ論外だが、平日も混むだろう。

そんな中で目的地が博物館に絞られていたので、それなら人々が帰りかけるような時間にやってこればよいと。

それをやるなら夜間開館日でなければ時間がないので、そのためには金曜か土曜でなければならないと。


よいアイデアとは思ってるけど、それが京都までの電車賃に見合っているのかということである。

今回は他の用事とハシゴしたので、単純に京都往復分の電車賃がかかっているわけではないとはいえ、それなりに。

さすがに近代美術館だけでそれをやるのはちょっとなぁと思って、それならと京博にも行って見たわけだが、

これが予想外に面白くて、いろいろ勉強になったのでよかったなと。


夕方以降、帰りかけるひとが多いのはそうだが、だからといって交通機関が空くというわけでもない。

というのも帰りの人が駅へ向かったり、宿へ向かったりするからである。

特に東山通から京都駅方面は夕方以降の混雑がひどく、京都市バスではここの対策に大変手を焼いているようである。

そんなことも考慮して、この向きと逆になるように、京博→近代美術館というコース取りにした。

もっとも、東山通の南行のバスが全て混むわけではなく、京都駅に行かないバスは空いているようだったが。

ただ、五条坂あたりでもう京都駅方面のバスに押し込めなくなれば、九条通へ向かうバスに押し込んで、

大石橋で降りて地下鉄(烏丸線九条駅)に乗るか京都駅まで歩け(新幹線なら徒歩10分程度?)ということで、京都駅に行かないバスなら安泰とも言えない。

今回は逆向きでかつ、202系統という京都駅も四条通も通らないバスがすぐにやってきたので快適でしたが。


あと、帰るのが遅くなると、夕食のことも考えないといけない。

京都なら食べるところいくらでもあるでしょとはいえ、四条界隈とかまで行くと選択肢は多くても混み合ってて大変だろうし。

別に岡崎公園近くで食べるところがないというわけではないが、いろいろ考えた結果、伏見区の大手筋商店街に寄ることにした。

実はこの大手筋商店街の最寄り駅というと、京阪では伏見桃山駅、近鉄では桃山御陵前駅ということで、乗換のついでに寄れるんですね。

大手筋商店街は伏見区を代表する商店街、それなりに店は充実している。食うのに困ることはない。

京阪は丹波橋と中書島(ともに特急停車駅)に挟まれた中途半端な駅に見えてしまい、近鉄は丹波橋と少ししか離れていないのに急行停車駅、

なんか立ち位置がわかりにくいが、れっきとした伏見区の中心駅である。ただ京阪の駅が踏切に挟まれて拡張できないという制約があり、

乗換駅としての丹波橋駅と、伏見区の中心駅としての伏見桃山駅・桃山御陵前駅に分けざるを得なかったのが真相らしい。

地元の人にとっては当たり前のことだと思うんだけど、パッと見ると不思議なところはいろいろある。


そんなわけで、4時間ほどの京都滞在だったが、人混みにもほとんど困らずよかったんじゃないでしょうか。

いろいろ経験則があるんですよ。


Author : Hidemaro
Date : 2019/11/02(Sat) 23:59
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奈良で山登り

今日は奈良にでかけていた。毎度11月頃の旅行はそれが主目的ですね。

やはりこの時期は奈良に来る人が多いのは間違えなくて、平日・昼間でも駅の階段が詰まるほど。


奈良国立博物館に到着すると待ち時間は10分と書いてあった。

11時頃だったのだが思ってたより空いてるなと思って入った。

当初はもう少し遅い時間にずらそうかと思ってたんだが。

列の入口に「時間限定招待券」についての案内が書いてあった。12時以降だけ入れる招待券なんだそうだ。

正倉院展に限ったことではないが、展覧会に来る人が有料で入ってるとも限らなくて、招待券の人も多い。

ひどく混雑する正倉院展、招待券をばらまくなら時間分散させろということだろう。


今年の正倉院展は取って付けたように「御即位記念」と入っているが、確かに展示内容も最近数年と少し違う気がした。

皇族が儀式に使ったものを重点的に展示していたんじゃないかなと。

ただ、身につけるものというのは劣化しやすいもの。

冠が壊れてボロボロになってしまった「礼服御冠残欠」なんていうのはその典型だろう。

それでも、その時代から残っていることが貴重なこと。

「赤漆欟木胡床」たいそうな名前だが椅子である。儀式に使ったものとみられている。

正倉院宝物で唯一の椅子で、平城宮跡への大極殿復原で高御座を作るに当たってはこれを参考にしたという。

平城宮跡に再現されているものというのは、けっこう正倉院宝物を参考にしたものが多いのだが、いやはや。


正倉院展にいくのはよいとして、それ以外にどこ行くかなと思って、若草山に登ることにした。

若草山に来るのは久しぶりで、多分10年前ぐらいに遠足で来て以来。

そのときと明らかに変わっているのは中腹に柵で囲われた部分があること。

若草山はシカが歩き回っているわけだが、実は若草山もシカの食害に悩まされている山でもある。

もともと若草山はもっとススキが多かったらしい。

そのススキはシカの食料でもあるので、ほどほどに食べるのはよいが、過度に食べられるともう生えなくなってしまう。

これではまずいということで、一部を柵で囲うことにしたようだ。(cf. もうすぐ奈良・若草山の山焼き 用意周到の舞台裏は (NIKKEI STYLE))

確かに効果はあるようで、柵の中ではススキも茂っていた。ただ、それ以外の草木も茂ってしまうので難しいらしい。

若草山は三笠山とも呼ばれ、一重目・二重目・三重目となっているが、この一重目まで登るのがいちばんきつい。

ただ、だいたいここまで登ると景色はよくて、奈良市内が一望できる。

二月堂でもなかなかだが、そこから山登りしているのだからもっとよい。


その後、平城宮跡にでも行くかとバスに乗った。

その前に少し寄り道、ということで宮跡庭園バス停で降りて、目の前にあるショッピングモール「ミ・ナーラ」へ。

実はここは2017年まではイトーヨーカドー奈良店だった。さらにその前、2000年までは奈良そごうだった。

奈良そごう建設時にここが長屋王邸だったことがわかり、十分な調査をした上で、遺跡保護のため地下階を設けない形でできたのだが、

そごうが閉店することになったときには、自殺に追い込まれた長屋王のことから「長屋王の呪い」と言う人もいた。

その後、イトーヨーカドーがやってきたものの、またしても閉店。「長屋王の呪い」を補強したと思われている。


ただ、そごう も イトーヨーカドー もダメだったことには、それなりの理由はある。

立地条件があまりよくない割に、あまりにも巨大な建物なのである。

さらに奈良市周辺にはならファミリーと3つのイオンモールがあり、大型商業施設は事足りる状況。

とはいえ、平城宮跡のすぐ近く、国道同士の交差点に面し、駅近とは言えずとも歩けないほど遠くはない。

そこで生まれたのが「ミ・ナーラ」だった。

中に入ってみると、人通りの割に通路が広すぎたり、空きスペースが目立つ状況。やっぱり持て余している。

とはいえ、スペースがあるならたくさんスペースを使うテナントに入ってもらえば良い。

それが5階のラウンドワンである。もともと近くにあった店舗の移転だが、移転後はスポッチャが出来た。

屋上も含めて広々としたスペースを生かしたようである。

あと、展望レストランはイトーヨーカドーのときはほぼ活用できてなかったが、平城宮跡を眺める簡易宿所に生まれ変わった。

と、イトーヨーカドー時代の反省は生かされているよう。といっても苦しいとは思いますけどね。


そこから平城宮跡へ。もう16時過ぎてたから大極殿は閉まってたが。

第一次大極殿エリアでは、南門の復原工事をやっていた。

平城宮跡は特別史跡であるとともに国営平城宮跡歴史公園でもある。

大極殿復原というのは国営公園事業によるものなので、発注者は国土交通省になっている。

もちろん奈良時代の姿を復原するということで、奈良文化財研究所の全面的な協力あってこそである。

史跡の保護・活用のため、歴史公園として奈良時代の歴史・文化に触れられるため、そして賑わいの創出のため。

平城宮跡もここ十年で様変わりした。史跡と考えると不思議な気もするけど、ただの原っぱじゃ足も伸びないでしょ。


そこから西大寺駅に向かって歩いて行って、ならファミリーに寄り道。

やっぱり比べてみると、ミ・ナーラのガラガラさが際立つ。やっぱりならファは強いよなぁ。

そんなことを思いながら西大寺駅から電車に乗って去ったのだった。


Author : Hidemaro
Date : 2019/11/01(Fri) 23:50
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台風でダメだから東名に

今日は東名ハイウェイバスで名古屋から東京へ。いつものやつですね。

新東名区間では工事渋滞、もともと計画されてた工事ですね。

東名区間では事故渋滞、とはいえ事故箇所を過ぎれば、そこからはスムーズだった。

全体としては20分遅れぐらい。これぐらいならどうってことはない。


ただ、東名では名古屋方面がひどい渋滞だった。

明確な原因はわかってないけど、中央道が通行止めになっているためではないか。

中央道を走り抜けていた車が東名・新東名にやってきたのはあるかもしれないが、

山梨県・長野県方面へ向かう車が迂回してきたのも重なっているんじゃないだろうか。

実際、御殿場ICから山梨県方面へ向かう東富士五湖道路はひどい渋滞だったようだ。

でも、現状ではそれが山梨県や長野県中南部への合理的ルートですからねぇ。きついけど。


先の台風、影響はいろいろで、東京都でも山間部で孤立した集落が出ているとのこと。

ただ、やはり広域交通への影響というのは、影響範囲が大きいのが気がかりである。特にこの4つ。

  • 中央自動車道 八王子JCT~大月IC (開通まで1週間程度、平行する国道20号線も通行止め)
  • 上信越自動車道 松井田妙義IC~佐久IC (対面通行での開通まで最低10日、平行する国道18号線碓氷バイパスは通行可)
  • JR中央本線 高尾駅~大月駅 (18日に再開予定だが、今月末ごろまで高尾~相模湖は単線運用)
  • 北陸新幹線 長野駅~上越妙高駅 (再開まで1~2週間、車両水没のため再開したとしても本数減)

山梨県は東京方面のメインルートがさっぱりダメ。18日に鉄道が再開するが、特急はなし、高尾~相模湖では1時間1本に絞られるとのこと。

長野県は山梨県に比べれば手はありそうだが、思ったように移動できない状態は続きそう。

あと、北陸ですよね。鉄道はしらさぎ号の増結がメインだが、他にもいくつか迂回ルートはある。

道路は関越自動車道への迂回で、所要時間は多少増えるが、昔は普通に使ってたルートなのでまぁ。


というわけで、大変苦しい状況である。

ここに挙げた4路線は1~2週間で復旧するとは言っているが、対面通行だったり、減便だったりでなかなか本調子とはいかない。

ただ、やっぱり通じるか通じないかというのはまず大きいので、まずはそこから。

鉄道では長期運休になりそうな路線もいくつか出ている。

このあたりの見通しが出てくるには今週いっぱいまではかかるのかな。大変ですね。


帰宅して、買い物に出かけたんだけど、スーパーも欠品が多いんだよね。

これは単に台風で物流が滞ってただけなんじゃないかと思っているけど、

いつも通り運べない山梨県・長野県では、こういうのも長期戦だろうと思う。

仕事もそうかもしれない。材料が入ってこない。製品が出荷できないなどなど。

とりあえず1週間ぐらいはごまかしながら乗りきるしかないかね。

住む家もなくなってしまったような人はそうも言ってられないが。


Author : Hidemaro
Date : 2019/10/15(Tue) 23:51
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明治村は建物の博物館

今朝は少し寝坊してしまって、本来は朝食付きのところを食べられずじまい。

しくじったなぁと思ったが、寝坊自体は出発時間にシビアじゃなかったからこそやってしまったことである。


昨晩は岐阜羽島駅近くに泊まったわけだが、岐阜羽島駅は構内に飲食店も入っていたり、思っていたより立派な駅だった。

岐阜羽島駅は東海道新幹線では数少ない新幹線単独駅、他には新富士駅しかないね。

岐阜県の県庁所在地、岐阜市に行くならば名古屋駅から在来線の方が早いので、微妙な立ち位置だが、

駅周辺には多くの駐車場があって、安いと24時間300円なんて値段で車を停められるのでP&Rで人気が高いんだとか。

その隣に名鉄の新羽島駅がある。こちらは質素な無人駅。

新幹線との乗換駅という側面もあるが、どちらかというと地域の足として利用されているようだ。

駅前の駐車場は新幹線乗換だけじゃなくて、周辺地域から名鉄に乗るのにも使われているのかも知れない。

これに乗って岐阜経由で犬山に向かった。


というわけで先月ぶりの犬山ですが、前回は休村日にあたってしまった明治村へのリベンジ。

犬山駅から岐阜バスに乗るのだが、乗り口にICカードリーダーがあるのでタッチするが反応しない。

岐阜バスってICカード導入してなかった気もするが……とは思ったが、一体これはなんだ?

と思って乗務員に聞いてみると、Ayucaという自社カード用のものらしい。そんなのがあったのね。

「Ayuca用」とか書いててくれればよかったんだけど。というわけで現金払いですね。

こうして明治村にたどりついた。

入口で入村券を買うのだが、スタッフの制服が明治時代を思わせるものなのに、中には現代のOA機器が並んでいるのがミスマッチ。


明治村とは何かと言えば、端的に言えば建物の博物館ですね。

(一部を除いて)明治時代の建物を移設した博物館で、バラエティ豊かな建物が見られる。

移設元は東京が多いね。それに次いで京都、地理的に近い愛知県・三重県といったところでしょうか。

実はこの明治村については、小学校の頃から名前は知っていた。

なぜかというと市内にあった建造物が移築されたことが、小学校の授業にも出てきていたからである。

明治村の宣伝は近鉄電車にもしばしば掲出されていたので、存在を意識することは多かったが、

いかんせん犬山というのは中途半端に遠くて、なかなか行くことができないところだった。

引っ越して愛知県が明確に遠いところになったおかげで、名古屋と関連付けて行けるようになったとも言える。


そんな明治村に移設された建物だが、もちろん保存されていることに意味があるが、建物の中の使われ方はいろいろである。

単純に当時の姿を残している建物もある。自由に室内を見学できる建物もあるが、ガイドの案内で見学する建物もある。

ガイドの時間が決まっていて、1日10回ぐらい、時間帯によって20分おきで見学できるところもあるが、

1日2回だけガイドが来るようなところもあり、ここを中に入って見学できたのは運がよいなと思ったのもある。

建物にちなんだ展示が行われているところもある。

北里研究所の建物なら結核など感染症にちなんだ展示、電話交換局の建物なら電話についての展示など。

飲食店・売店・アトラクションとなっているところもある。

牛肉店の建物が牛鍋店になっているなど、建物にちなんだようなところもあるが、酒蔵が喫茶店などあまり関係ないのもある。

空き部屋をイベントスペースに使ったり、せっかくの建物、保存に差し支えがなければいろいろ活用している。

変わったところでは教会の建物を結婚式場に使うこともあるとか。


明治村に移設された建物の説明を見て思うのは、それ今も残ってるというのが多いこと。

「日本赤十字社中央病院病棟」だと移設元は東京・広尾とあるわけだが、

広尾といえば、現在も赤十字医療センターがあるところ。まさにそのものが今も医療の最前線にいる。

明治村にやってきた建物もいろいろだが、廃業したりで完全に役目を終えた建物も少なくない。

ただ、老朽化や時代の変化で実態に合わなくなって、建替を決意したのが多いんじゃないだろうか。


当初の目的のまま、古い建物を使い続けているところもあるが、なかなか大変である。

東京・奈良・京都の国立博物館はいずれも明治時代に建てられた展示館を持っている。

これも博物館所蔵の文化財なので、大切に保存・活用していきたいところだが、

明治時代に想定した展示方法と、今の展示方法はなにかと違って、実態に合わない部分が多く大変である。

奈良国立博物館の旧本館は、なら仏像館として仏像の常設展示に使われているが、

重要文化財なので手を入れるにも限度があるし、かといって手を入れないと観覧環境が悪いと、いろいろ苦労したことが入口に書いてある。

博物館だから苦労しながら頑張っているが、民間企業にしても役所にしても普通は耐えきれないものである。

そこで、役目を変えて、博物館や観光案内所や喫茶店として転用して残すという選択肢が出てくる。

各地にそんな施設はたくさんある。機能面で問題が無くて、土地利用などに問題がなければそれでよい。

あるいはこうして、明治村に移設されてきた建物もあるということである。


ところで明治村の中には汽車・路面電車・バスが走っている。

乗り物券付きの入村券を買うか、それぞれの乗り物ごとに決められた料金を払えば利用できる。

明治村は敷地が広いので、単純に移動手段としても有用である。

どうせ歩くからいらんでしょと思って買わなかったし、実際使わなかったけど、

端から端まで往復するだけでもけっこうあるので、足に自信がないなら使った方がよい。

一番便利なのはバスかな? レトロなバスが村内各所を結んでいる。料金も1日乗り放題で500円だし。


それなりに賑わっていたが、スタンプラリーの類で遊んでいる人が多かったのかな。

建物を巡って、時には建物内の空き部屋でのイベントを挟みながら、そんな感じのようだった。

あと、写真撮影のために明治村に来ている人も多そうだった。

立派なカメラを置いて、スマートフォンで操作しながら自撮りする人なんてのもいたし、

なんかのコスプレをして、連れ立って歩いている人もいくらか見た。

もちろん、純粋に建物の博物館として楽しんでいる人もいたし、いろいろですね。

文化財に親しむ場としては、それなりにうまくやっているのだと思った。


そんなわけで、ほとんど1日明治村で楽しんだのだった。

9月に明治村が休村日だったのは惜しかったけど、これだと犬山の他のところには足が伸びなかったので、

そう考えると、あれでよかったのかもしれない。

犬山市街から明治村って離れているので、あまり連続性はないわけだし。


明日は名古屋からバスで帰宅。東名だから大丈夫なはずだけど……

台風でボコボコにやられた関東に帰るわけだが、さてはて。

家のあたりは比較的影響は少なかったはずだが。


Author : Hidemaro
Date : 2019/10/14(Mon) 23:00
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伊勢神宮と養老線

東海地方も台風の影響がどの程度あるか読めない中で、

今日の旅程も気がかりだったのだが、とりあえずは問題なし。

そんなわけで時間を見計らって近鉄の駅に行き、伊勢行きの急行に乗り込んだ。


というわけで、伊勢神宮ですね。

そんなにおもしろい目的地ではないが、大阪~愛知間で1日使うにはちょうどいいかなと。

確認してみると2017年2月にもお参りしてたみたいだから、2年半ぶりか。

伊勢市駅を降りて外宮まで歩く間は人が少ないのかなと思ったが、

境内にたどりつくと人が多くなってきたので、やはり参拝者は多いようだ。


当たり前のように外宮から内宮へのバスも臨時便が出てたが、

運賃箱を地上に置いて観光バスも入ってたのはちょっと驚いた。

おはらい町通りを歩いて行くかと思い、定期バスを待って、猿田彦神社前で降りたんだけど。

けっこう同じ考えの人もいるもんだね。利用者全体からすればそんなに多くはないが。

帰りは通らないかもしれなかったし。(結果的に言えば、五十鈴川駅からの電車の時間の都合で歩いたんだが)


やはり内宮は外宮の比ではないぐらい参拝者が多い。

初詣かなんかかと思ってしまうけど、初詣はもっとだよね。

手水舎に「五十鈴川が増水しているので、必ずここで手を清めてください」と看板が立っていた。

確かに五十鈴川の河原はロープで閉鎖されて、まだ水かさも多いし、土砂の流入などで汚れていたので掃除をしていた。

というか、ここの河原って神宮の認識としても手水舎と同じ扱いなのね。

宇治橋の手前の流木よけにも木がひっかかってたし、参拝への影響はないがいろいろあるよね。


乗るべき電車まで1時間ぐらい時間があるので、五十鈴川駅まで歩いた。

五十鈴川駅までの距離を書いた看板に「月読宮」も併記してあった。

これ、内宮の別宮で、地図で見ると五十鈴川駅の本当に近くにある。知らなかった。

時間もあるので、寄り道して参拝しに行くことに。

境内に入ったときは、普通の神社っぽいような気がしたが、異様だと思ったのがほとんど同じ形の社殿が4つ並んでいたこと。

敷地は離れているが、正宮と同じ敷地内にある別宮と基本的には同じ作りのようだ。

4つびっちり詰まってるとどうやって式年遷宮のときに建て替えたんだろうと思ったけど、

航空写真で見ると奥に同じ形の敷地があって、これを切り替えながら使ってるらしい。


そんなわけで伊勢を去って、やってきたのは桑名、ここから養老線に乗り換える。

近鉄から分社化された経緯もあるが、雰囲気は完全に近鉄だね。

新車(といっても東急のお下がりなんだけど)の導入も始まったが、すれ違う車両も含めて従来型だった。

なんで岐阜県に入る養老線が近鉄の路線なんだろうと思ったが、

調べてみると、現在の名古屋線の桑名~江戸橋のルーツとなった伊勢電気鉄道に養老線もあったかららしい。

こういう現在の幹線につながる会社を買収して支線を抱えるのはありがちな話なんだろうか。


大垣が今日の最終目的地というわけではなく、ここから岐阜羽島駅行きのバスに乗る。

大垣のバス会社といえば名阪近鉄バス、ルーツの1つは養老線のバス部門である。

実は岐阜羽島駅近くのホテルが安くて、どうやって行ったもんかなぁと思ったら、

大垣からバスで行けるということなので、愛知県方面に行くのに、一風変わったルートを使ったのだ。

新幹線駅への連絡バスでもあるが、鉄道のない安八町への足という面もある。

30分ほどで岐阜羽島駅に到着、巨大な新幹線駅にホテル・レンタカー・駐車場ぐらいしかない。

孤立した新幹線駅と思っている人も多いかも知れないが、実は名鉄の接続もある。明日はこれに乗る。

というわけで、これで一安心。

実は計画段階では台風通過日の神戸よりも、今日の方が心配だったのだ。実際は昨日の方が問題だったが。


Author : Hidemaro
Date : 2019/10/13(Sun) 22:19
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強風のHAT神戸

昨晩は、新横浜駅で65分遅れだったが、さらに名古屋駅で列車が詰まって90分遅れになって、

それはそのまま新神戸駅まで引きずられた。

列車は岡山行きだったが、新大阪から先は各停(西明石・相生臨時停車)ということだから、さらに遅れが増えるということ。

乗客も大変だけど、乗務員も大変だよ。

宿は新神戸駅から歩いてもそんなに遠くないのが救いだった。(一般的には三宮が最寄り駅だけど)


到着も遅れたが、一方で早起きして徳島行きのバスに乗るわけでもないから、少しのんびりしてスタート。

神戸は風は強いが、雨はさほどでもない。まぁさすがにこんな日なので人通りは少ないが。

三宮の市バスターミナルから、バスに乗って到着したのはHAT神戸。

海沿いの再開発地区で、ここに兵庫県立美術館がある。

王子公園にあった兵庫県立近代美術館(現在は原田の森ギャラリーに転用)が2002年に移転したものだが、

この兵庫県立近代美術館は、国立国際美術館の友の会会員に届く美術館ニュースでたびたび名前が出てきていて気になっていた。

過去に変な展覧会をやってたってことなんですけどね。


美術館も人は少ないが、いないわけではない。

ただ、特別展目当ての人がほとんどで、コレクション展を他に見ている人は1人しか見なかった。

実は特別展のチケットにはコレクション展のチケットは基本的に付いてなくて、オプション扱いなんですね。

だから、興味のない人は、コレクション展に入る理由が全くないのだ。

ちょっと惜しいなと思った。


コレクション展の展示室はかなり広くて、神戸・阪神地域ゆかりの作家の作品が多かった。

この地で創作活動に打ち込んだ人の作品が多くあるっていうのはいいですよね。

神戸も実は芸術の都なのかなと思ったが、さすがに京都ほどではあるまい。

あと、これは展示室の構成の都合もあるんだけど、彫刻ばっかり並べた展示室があって、

入ったときに「あっ」と驚いてしまった。ここまでほとんど平面物でしたからね。


せっかくHAT神戸に来たのならと、2軒となりの「人と防災未来センター」に行って見た。

シンプルに言えば阪神・淡路大震災の博物館だが、防災・減災の研究機関であり、啓蒙施設である。

しかし、近づくとすさまじい風。

HAT神戸は海沿いで強風が吹き荒れていたのだが、さらにツインタワーの間にビル風で増幅されるんだよね。

これは怖いなぁと思ったが、なんとか建物にはいることができた。

入場券を買うときに、県立美術館の観覧券を出すと、団体料金になった。やったね。


阪神・淡路大震災の再現映像から展示は始まる。(激しい映像なので、希望によりスキップすることもできる)

地震の時、各地でどんなことが起きたのかを再現した映像である。

激しい揺れで建物やその他構造物が壊されていく様子を示したものだが、

もちろん、実際の映像ではないけど、想像を絶するものだった。

当時は耐震性の低い建物が多かったとはいえ「こんな壊れる?」と思うほどである。

この映像の次にはまた別の映像になるのだが、こちらは震災から復興までを追ったもの。

かくして人々は日常を取り戻したか。そんな映像である。


この映像でも思ったし、後の展示でも思ったけど、震災後に復興が進む中でコミュニティの再建に力を入れたのは、今にしても先進的な取り組みだったなと。

地震をきっかけとして引っ越す人は多い。地域を去る人もいれば、復興住宅などにやってくる人もいる。

阪神・淡路大震災というと、今の水準で言えば、地震に対する備えが足りず大きな被害を出したというネガティブな印象があるが、

復興という点では、実はけっこううまくいったところもあるのかなと思った。

失敗体験と成功体験を後に伝え、いざというときに備える。それがこの施設の使命なんだなと思った。


HAT神戸はすさまじい風だったが、少し内陸に入ると落ち着いてきた。

阪神電車は強風のため一部運休になっていたが、阪急電車は減便・減速しながらの運行をしていた。

想定よりも兵庫県内の強風の影響は大きかったのは確からしい。

大阪にやってくると風はそこまででもない。

大阪はさすがに外国からの観光客などが多かった。

台風で留められた人も少なからずいるんだろうか。


びしょびしょになりながら宿に入って、洗濯機・乾燥機を回したのだった。

もともと洗濯せずに済むかと思ってたが、こんなびしょびしょの衣類は持ち歩けない。

でも、これでだいたい立て直せたかな。

明日は東に進むが、様子を見つつ調整しながらだな。

今のところ大丈夫そうだが。


Author : Hidemaro
Date : 2019/10/12(Sat) 23:58
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台風で大混雑で遅れ

案の定というべきか、東海道新幹線の名古屋~東京は明日は終日運休とのこと。

そりゃそうだよね。東海地方から関東地方にかけてなめるように台風が通る見込みで、

長距離列車だと部分的に粘ってもあんまり意味は無いし。

まさか岡山~新大阪まで運休の時間帯があるとは思わなかったが、

とりあえずは明日の阪神間の在来線はJRが新快速など削る程度で考えているようだ。

もちろん状況に応じて変わるだろうけど、長距離列車ほど先手を打つという傾向は明らかかな。


そんなわけで、今日の東海道新幹線は大変だろうなと思った。

運休を見越しての金曜夜移動ではなかったが、結果的にはそうでなければ関東を去れない状況。

当然、自由席で突撃という人も多いわけですから。

そんなわけで東京駅に行った。乗り換え改札は混んでそうなので、

JRハイウエイバス乗り場に近いこともあっていつもおなじみ八重洲南口改札から出て、

その横の新幹線改札から入ろうとすると、乗客を改札外に誘導している人がいる。

どうも人が詰まりすぎて、比較的詰まってない他の改札口へ誘導してるらしい。


そそんなわけで、その誘導先の改札から入って、乗り場はと確認すると、乗ろうとする列車が出ていない。

おかしいぞ、と思ったら30分以上前の列車が並んでいる。

どうも東京駅の混雑というのは、時間にあわせて駅にやってきたら、

乗るべき列車がどこに来るのかわからず改札の先に詰まってしまっているのも理由の1つのようだ。

結局のところ、駅に来てから列車が出るまで1時間以上の待ち、55分遅れでの東京駅出発だった。

当たり前の事ながら自由席は満席で立ち客も多く、「普通車指定席のデッキ・客室内に乗車してもよい」と指示が出ていた。


なぜ、列車がこれほど遅れているのか。

理由は品川駅・新横浜駅の名古屋方面の列車の乗車が遅れているから。

けっこう新幹線って短時間で乗降する前提で組まれてるんだよね。

それがデッキが詰まっている状態ではそりゃ時間がかかる。

東京駅で55分遅れの電車は、新横浜駅で65分遅れに。こりゃひどい。

列車の出発が遅れると、東京駅に到着の列車も入れない。到着列車もそうして遅れている。


一応、明日が運休になることに対応して、臨時増発もしているのだが、

いろいろなリソースの問題もありますから、そんなに増発できないし、

この状況だと本数を多少増やしたところで、さらに詰まるだけというオチのような気がする。

もともと本数の多い東海道新幹線ならではの問題かな。

繰り上げ乗車できればと思うけど、基本的に指定席は満席ですから、繰り上げて空席に座るなんてとてもとても。


このあたりは、事前に運休を決めたことの影響だとは思うんだが、

運休なら旅行自体取りやめようという決断をした人も多くいたはずである。

それでもなお移動するんだという人をできる範囲で運ぶというのは、公共交通の使命なのかな。

こんなに遅れては乗務員・駅員らにとっても大変だろうが。


僕は風水害が予想されるときに、広域で計画的に運休するというのは、JR四国が発祥だと思っているけど、

JR西日本が近畿圏エリアで試行錯誤を繰り返して、大都市圏での運休対応が確立されてきた。

大量の通勤客がいる大都市圏ですから、曜日や時間帯によってどういう対応をするかは簡単ではない。

判断を誤ってしくじったこともあったが、最近はバランス感の取れた対応ができているような気がする。

(今回も和歌山県内と土砂災害や強風に弱い一部路線は明日終日か長時間の運休を決断している)

それに次いで、東海道新幹線が広域交通での運休対応を確立しつつあるような気がしている。

移動せずに済むのなら取りやめてもらう、どうしても移動するなら安全なときにずらしてもらう、

というのは利用者にも受け止められつつあるのかなと感じている。

その結果、新幹線が1時間遅れだとか、それはそれで問題だけど、立ち往生よりはずっとよい。


Author : Hidemaro
Date : 2019/10/11(Fri) 22:47
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