無料配信だけど集金策はある

今日、田所あずささんのコンサートがインターネット配信で行われていて、

それで見てたんだが、なんと驚いたのはそれが無料ということ。

AZUSA TADOKORO LIVE 2021〜Waver〜 (YouTube)

しかもアーカイブも残ってるな。


どこで収録してたんだろ? と思ったらZepp Tokyo(江東区青海)なんですね。

Zepp Tokyoというとオールスタンディングなら2000人は入る大型ライブハウスなんですよね。

それを収録目的で借りるというのは意外な気はするが。

こういう大型ライブハウスは観客数を減らしても比較的収容人数が保てる(といっても1桁近く減るだろうが)、

ということで有観客でもニーズがありそうなところだが、そこを無観客で使うんですね。

どういう使用条件かはわかりませんけどね。意外と安いのかも知れない。


ただ、ライブハウス自体の使用料よりも問題ではないかというのがインターネット配信に使うカメラである。

この規模の公演では通常では使わないだろうほどにカメラが必要である。

そうするとカメラを借りて、それを操作する人が必要ですからね。

ステージセットも映像としての見せ方を考慮して作られているようだったから、これもけっこうかかっただろう。


それって商売としてどうなの? と思うところだが、ちゃんと策はあるんですよ。

まず、クラウドファンディングで払いたい人には払うという選択肢を用意してたんですね。

一応はグッズ販売の範疇であろうとは思うが、5000円のライブサポーターセットは269人が購入したらしい。

YouTubeのスーパーチャットは知っている人もいると思うが、有料で目立つコメントができるもの。

他の人のコメントより目立つということで、YouTuberの生配信なんかでレスポンス狙いで使われることがある。

しかしながら、今回の場合はコンサートということで、こういうレスポンスは期待しがたい。

というわけでただ金が払えるだけの機能という感じだが、一方で外国からでもスーパーチャットは送れるので、

アジアの近国の通貨があれこれ流れていた。まぁなんやかんや言うても円が多いのはそうですけど。

オンライン打ち上げは有料配信ということで、本編は無料配信なのに、おまけは有料配信というところも面白いですね。

一体どのぐらいの人が来てたんだろう。(僕は見てないんだけど)


あとはこれを後日映像ソフトにするということで、ここは1つの狙いだったと思う。

まぁ映像ソフトを作ってもそれに見合うほど売れるのかというのはあるけど、それは大丈夫なんだろう。

何らかの形で公演をすることでソフトが作れるということで、そのためにもやる必要はあったんだと思う。

そのための選択肢はいろいろあったが、今回は無料配信という方法が選ばれたわけである。


これが無料配信にかけたコストに見合ってるかはなんとも言えないけど。

ただ、いろいろ作戦を考えた上でこういう策に至っているわけで、

この辺は突如として中止を迫られたり、客席数減を迫られたのとは事情が違いますよね。

用意周到だなとは思いましたけどね。


とりあえず無料で見て、打ち上げも参加せず(これは同時間帯に他の見るものがあったからという事情もある)、

というのはちょっと申し訳ないななんて思って、Makuakeで500円でデジタルコンテンツを購入した。

記念品にもなるかなって。